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カルメン・マキ「時には母のない子のように」1969年

2019年02月25日 | 音楽
カルメン・マキ「時には母のない子のように」1969年

 カルメン・マキさんの歌った「時には母のない子のように」は
あの時代を闊歩する若者たちの心を捉えあまりにも有名になり、
エキゾチックで日本人ばなれしたマキさんはテレビで見ない日はないほど
引っ張り凧になりました。初期のフォーク・ソングのようなカルメン・マキさんの歌唱は
その後、変貌を遂げロックの女王カルメン・マキ & OZで活躍されるのですから
世の中、分からないものです。YouTubeにあった映像はモノクロで
ほとんど輪郭ぐらいしか分からないものですが、音質はほどよく
当時の空気を伝えてくれています。

作詞をした劇作家で評論家の寺山修司さんは「ご職業は?」と聞かれると
「寺山修司です」と答えたと言うから驚きです。小さい頃には吃音が
ひどかったようで「どんな天才にもコンプレックスはあるもんだなぁ」と。
私の中の寺山修司さんと言えば、今、再開発の槌音も真備しい渋谷の地で
劇団「天井桟敷」を1967年に旗揚げした文化人のようなイメージしか持っていませんでしたが、
その後、折にふれ短歌や詩作など読ませて貰い、非凡な才能をお持ちの方だったんだと思い知らされます。
同年にはテレビ主題歌「コメットさん」のテーマ・ソングを手がけていますが
作詞業に乗り出したのはさらに2年前の1965年からです。
( 詳細はウィキペディアに )寺山修司さんについては後日、詩人として改めてご紹介させて頂きます。




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3 コメント

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Unknown (aya7maki)
2019-02-25 09:27:41
こんにちは〜つゆです。
流行りましたね。
カルメン・マキという名から、ぶっきらぼうに思えた歌い方からして、衝撃的でした。
これが、今聴くと、けっこう素直で、スローテンポ!
時代の波は、こんなバアさんにも影響しているようてす。
作詞が寺山修司と聞いて、納得。
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カルメン・マキ... (kiyasume)
2019-02-26 12:52:00
カルメン・マキ&オズ、よく聴いて居ました。

「時には母のない子のように」は当時、
毎日のように、TVやラジオで流れてましたよね。

確か、紅白歌合戦に出たくなかった彼女は、
自慢の髪を丸坊主にしたそうですね、、

仕方がなくプロダクションの方でカツラをかぶせて
紅白に出したそうですね・・・

でも素足で出たとか聞きましたが。

寺山修司と言えば、「あしたのジョー」の主題歌
も作詞して居ますよね。

力石徹の葬式に弔辞を読んだとか・・・

懐かしいですね。。。
返信する
コメント有難うございます。 (くらしのそら)
2019-02-26 19:45:26
いつもコメント有難うございます。aya7makiさん、
kiyasumeさんは音楽に精通されているので
私が教えて貰いますが、カルメン・マキさんも個性的でしたが、やはり寺山修司さんの個性には圧倒されますね。
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