音楽とアートと詩と……。 いつか見た懐かしい世界へ

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心のやすらぎとなりますように……。 空野くらし

小椋 佳 「 この空の青さは 」 1971年

2020年05月17日 | 音楽
小椋 佳 「 この空の青さは 」 1971年

 何の先入観のないまま、 このアルバム「彷徨」を購入したのは
高校生に成り立ての頃だったでしょうか?
小椋 佳さんの事実上のデビュー盤と言っても良いかもしれませんが、
どれも解りやすいメロディラインと甘酸っぱい詩の内容に思春期の私の心は動かされたのが
昨日のことのようです。 中でもこのバラード 「 この空の青さは 」 は静かに歌い上げる
小椋 佳さんにしては珍しく、 精一杯の感情の起伏を表していてとても心に残ります。
東大を出てて、 立派な社会人になられても音楽好きは辞められず、 ギターもピアノも弾けない小椋 佳さんが
全てのオリジナル曲をハミングだけで創作していたなんて、 驚きと云うか奇跡に近いと思うのは
私だけでしょうか?

蛇足ですが、 後年 小椋さんは 「 日本琵琶 」 に魅せられて、 この難しい楽器を習得されています。



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