今から5年前の今日、大学生だった私は夏休みのため実家に帰ってきていた。夜テレビを見てみるとまるで映画のような光景が映し出された。
1機目の飛行機が大きなビルに突っ込んで炎上している映像だ。何か映画があっているのかと思った。
しかしこれは映画でも何でもなかった。ただ事実をレポーターは淡々と説明していた。そして2機目の飛行機が突っ込んだときアナウンサーは「あっ!!」と声を上げた。
このシーンが忘れられない。それまでほとんど現実だとは思えなかった映像がその一言で私にとってものすごくリアルになった。
そして大学が始まってからの始めての授業。先生たちは「もし休んでいていまだに連絡が取れない友達がいたら知らせてください。」とみんな言っていた。
私の大学は外大だったので休み中は海外に行ってる生徒が比較的多い。しかし幸いなことに大学の生徒の被害者はいなかった。
後日同じクラスの男が近くの席でしゃべっていた。(仲良くなかったので4年間同じクラスだったのだがほとんどしゃべったことなかった)
「俺の高校の先輩がテロの飛行機に乗ってて亡くなった」と言っていた。ユナイテッド航空93便に乗っていた他の大学の生徒らしい。
さらにリアルさが増した。これは遠くの出来事ではない。
それからアメリカのアフガニスタン侵攻、イラク戦争が始まった。たくさんの血が流れた。イラク人が亡くなった。市民が亡くなった。女性や子供が亡くなった。
ある少女はアメリカ兵に強姦されたあげく殺されその家族も口封じのため一家惨殺されたという報道。愕然とした。
アメリカ兵も多数の死者を出した。それだけではない。身体的後遺症はもちろんのこと心理的後遺症も大きな被害だ。
テレビや新聞からの情報には間違いや知らされないことも多々あるだろう。
すべての情報を鵜呑みにしてはいけないとわかっているのだが今の私には見極める能力がない。
だから真実はわからないけれでもたくさんの命が奪われたのは事実。そのことが何よりも悲しい。
とにかくもう人の命を奪うことはやめてほしい。
宗教やお金や政治やいろんなことが絡んで起こしたことだろうけど、人間の一番大切なことに目を向けて欲しい。
ただただ平和を願うばかりです。ちなみに一番上に載せたふざけた鳥は私が描いた白鳩です。とほほ…。
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宗教の力ってすごいですね。
日本にいるとなかなかそういう思想は理解できませんが。
でも彼らだけが悪いわけではないのでなんとも難しい問題です。
北朝鮮はね、また難しい問題ですね。
私の最終結論は「隣国なんだから仲良くしようよ」なんですけどね。
これまた難しいです。
mondemix06さん
ホントにその通りだと思います。
遺族のインタビューはちょろっとしか見ることはできませんものね。
大半は見識者と言われる人の意見ばかりというか。
それも大切なのかもしれませんが、一般人が真剣に考えるためには
そればかりではいけないのでは、と思います。
白鳩へのお褒めの言葉嬉しいです~
犠牲者の死を悼み、アメリカで起こったテロを思い出す機会が与えられるわけだけれど、
世界中の無力な罪の無い犠牲者それぞれにとって、
それぞれの9.11のような日があるに違いないと思う。
でもそれらは報道されない。
そして時が経つと忘れてしまうことさえある。
罪の無い人々が犠牲になるという点では、
アメリカでもレバノンでもイスラエルでも
イラクでもどこででも同じはずなのに・・・。
とか思ったりして。
白鳩、ステキです!
たしか筑紫哲也さんの番組だったかな?
映画の世界が一瞬で現実になりましたね
本当に人間の考える事とは思えない
恐ろしい仕業・・・最も邪悪な行為だと
思いました
日本も今は北朝鮮の脅威に怯えているようですね
明日はわが身・・私達が考えなければいけない
事がたくさんありますね
平和を祈って・・・