今日の地球と宇宙の画像 惑星テラ見聞録

ほぼ毎日、NASA、ESA、ハッブルなどの素晴らしい画像を紹介しています。画像未表示の時には、再読込みで・・・

最新の火星ローバー・オポチュニティーのカラー画像

2008年09月04日 17時45分43秒 | 太陽系の画像




『火星巨大クレーター登り切る=活動4年7カ月、老体探査車-NASA
9月4日6時22分配信 時事通信

 【ワシントン3日時事】米航空宇宙局(NASA)は3日までに、火星で4年7カ月余りにわたり活動を続けている無人探査車「オポチュニティー」が巨大なクレーターの斜面を無事登り切った写真を公表した。2004年1月に火星に着陸したオポチュニティーの当初の活動予定期間は90日間。記録的な「長寿」となっている。
 オポチュニティーは昨年9月に直径800メートルの「ビクトリア・クレーター」の斜面を下り、内部の調査活動を続けていた。今年8月に調査が終了し、下りと同じコースを慎重に上って同月28日にクレーターの外に出た。 』


というような記事が徘徊しました。ところが掲載画像が白黒だったので、当方で生写真データでカラー合成してみました。

轍のカラー画像は、NASAの白黒画像で左中央付近です。赤(R)データが緑(G)と青(B)よりもやや傾斜して右側が途切れ左側が広いものであったので、合成したカラー画像でにじみが出ています。

それでも、オポチュニティーのクレーター脱出後を確認できるでしょう。なお、時事通信が直径800メートルの火星クレーターを巨大と表現しましたが、それはローバー視点からの比較であり、無数にある火星クレーターとの比較では極小の部類です。

この轍のカラー合成画像は、赤(R)が750nmの近赤外線フィルター、緑(G)が530nmのCCDグリーン集積フィルター、青(B)430nmの紫外線フィルターの生データを50ポイント暗くしてカラー合成画像で映像が明るく飛ぶのを回避しています。また、赤と青のデータをRGB3原色に近づけるため色づけで当日のオポチュニティーのカラーチャートを参考に補正しています。NASAのデータ公開日は、2008年9月3日です。


その他のかなり鮮明な白黒画像では、9月3日現在、カラー合成用の生データが公開されていません。





もう一つのカラー合成画像は、クレーターの底から這い上がった『湾』の一角です。この生データは、RGB3原色そのものでした。カラー合成で明るく映像が飛ぶのを避けるために、生データを色づけする前に50ポイント暗くしています。NASAのデータ公開日は、2008年8月30日です。


それでは皆様も、このような『天然』カラー合成画像を茶系統色で覆って、NASA指定のカラー画像造りにチャレンジしてみましょう。検討を私祈ってます。



こうして、NASAの火星画像の産地偽装が剥がされる

2008年08月06日 20時13分49秒 | 太陽系の画像




 今日の宇宙画像は、久しぶりにNASAの火星画像の偽装について取り上げました。
 ローバーの生データは、偏った色調だけと言えますが、多少妥協することでその偏った色調データであっても火星を天然色彩で見ることができます。
 生データを合成したカラー画像が、火星の天然色彩を表していると言える根拠は、毎日公開されているカラーチャートがあるからです。
 地球のように天候に大きく左右されませんが、それでも自然、ローバーの老化に合わせて合成画像を補正することで、NASAのローバーカラー画像に隠れている自然を見ることができます。
 ほとんどのパソコンに標準添付されているソフトでも合成は可能のようですが、デジタルカメラに添付されている画像処理ソフトを用いるのが理想的かもしれません。
 NASAの偽装カラー画像のように上手く仕上げるには、ハッブル画像の合成ソフトに近いものが必要のようです。
 商売をするわけでもないので、身近なデジカメで火星を撮ったつもりで、ローバーの生データをカラー合成して鑑賞しませんか?
 いろいろと噛み付きたいのですが、暑い夏でもあることだし、さわやかに笑顔で見送ることにしました。


 今日の宇宙画像では、火星ローバー・オポチュニティーが、火星到着第3日目と第4日目に撮った着陸地周辺のパノラマを分解しました。

 NASAは、この画像が火星の本当の色のカラー画像だと断言していますけれども、公開されている生データの合成では、素直に組み合わせるならば、どう転んでも逆立ちしてもこの画像のようにはなりません。

 ほとんどが、参考2枚目の画像に近いか、もう少し明るいカラー画像になります。

 NASAのカラー画像では、火星大気が地球よりも濃くてまるで土星の衛星タイタンの大気のようです。仮にNASAの画像の通りだとするならば、火星では生命が溢れています。水にも恵まれ気温もかなり地球の平均気温に近いはずです。当然、緑も豊富でしよう。

 しかし、現実は、衛星やローバーデータから見る限り、不毛の惑星です。こんなに大気が濃くはありません。

 百歩譲って、火星地表で砂嵐が巻き起こっているとするならば、データに砂粒の飛んでいる様子が記録されるはずです。こんなに赤く見えるのですから、一粒二粒の砂だけで嵐になっているとは、超科学的に考えても非科学的な画像になりませんか?


 NASAのカラー画像をクリック1回の自動補正するだけで、上の画像のように赤というか茶色の幕を綺麗に取り払ってくれます。
 つまり、NASAの公開している火星ローバーのカラー画像は、このように元のカラー画像に赤系統で着色、つまり、産地偽装をしています。

 公正取引上、見過ごすことのできない産地偽装です。当然、アメリカ連邦捜査局が乗り出すべき事案でもあると言えるでしょう。
 けれども、どちらも隠蔽機関に属するとも言えるので、真相の解明の希望は落ちます。

 従って、公開されている生データで火星の自然なカラー画像を合成するしか有りません。それぞれの好みに味付け仕上げし、鑑賞しましょう。

 30枚近くを組み合わせたパノラマ画像を作ることができるならば、自分で自分を褒めたくなるかもしれませんよ。


今日の宇宙画像・火星探査飛行 「こうして、NASAの火星画像の産地偽装が剥がされる」


惑星テラ見聞録


NASAの産地偽装カラー画像 火星の画像 カラー画像の合成の仕方 今日の宇宙画像 惑星テラ見聞録


あなたはどれを信じますか?・・・コラージュ・火星微生物候補とブッシュ大統領の経歴

2008年08月03日 18時02分54秒 | 太陽系の画像




愛くるしい笑顔もあった赤ちゃんの頃のブッシュちゃま。
サバイバルを生き残るにはまず食事だと実演するブッシュちゃま。
どっかの市警に連行されているようなブッシュちゃま。
きらりと光る男の一筋の涙を滲ませるブッシュちゃま。
いわずとしれた世界のヒーローになったブッシュちゃま。


いろいろと思い出の詰まった8年の任期でした。

末期で意地悪するNASAと違い当サイトは、最後の最後まで親しみ続けます。


ということで、今日の静止画の更新は、NASA情報とブッシュ大統領のコラージュ素材数点です。


その1
NASAが、火星の水を確認し、フェニックス計画を延長

 NASAのフェニックス火星着陸機に搭載してある検出器は、土壌サンプルから水を確認しました。
 着陸船のロボット腕は、水曜日2008年7月30日に、サンプルの暖房によって生じる蒸気を識別する計器にサンプルを届けました。
 熱と放出ガス分析器(TEGA)の担当科学者は、「私たちには、水があります」と言いました。
 これまで、火星オデュッセイア人工衛星による観察と先月のフェニックスによる観察で消えた厚い一切れが水氷という証拠を見ました。
 しかし、火星の水に触れ味わえたのは、これが初めてでした。
 これまでの魅惑的な結果と好調な宇宙船をうけて、NASAは、さらに任務の運用資金調達が9月30日まで伸びるだろうと発表しました。
 以下静止画ページに続く。


その2
火星生命への可能性についてホワイトハウスの発表に待ったをかけたNASA

 これも長期政権の末期のなれの果てかもしれません。
 穴に潜むテロリストを爆殺したペンタゴンならば、下部機関であるNASAの態度を一蹴していたかもしれません。
 けれども、当サイトが好むブッシュちゃまのホワイトハウスは、直属の上部にならないのとお暇が近いのでお預けを食っています。

 その1で得た付加情報が、どちらかにとって都合が良いのか悪いのか、その途中経過さえ公表してはならないと釘を刺されているようです。

 しかし、釘は打ち込むことによって堅い層に隙間を生じさせます。

 情報も、隠蔽操作しようとすればするほど、漏洩しやすくなります。

 付帯情報が、惑星地球の生死を左右するわけでもないのに、いろいろと金庫の中身に関するためなのかNASAがもったいぶっています。

 この続きも静止画ページ有りますが、お暇ならば読んでみてください。



今日の宇宙画像・NASA情報 「あなたはどれを信じますか?火星微生物候補とブッシュ大統領の経歴」


惑星テラ見聞録


火星の水 火星の生物 NASA 今日の宇宙画像 惑星テラ見聞録



ホワイトハウスが火星の生命について発表する

2008年08月02日 18時29分19秒 | 太陽系の画像





 アメリカの航空産業業界紙によると、ホワイトハウスが、火星で「生命の可能性」に関して新しいフェニックス着陸機発見について、速やかに発表を行う計画であったけれども、NASAによって待機態勢を取らされた模様です。
 日本の福田政権以上にレイムダックを通り越して引退が決定しているブッシュ政権ですが、ついにNASAにまで美味しい発表の待ちぼうけを食わされました。
 情報筋は、新しいデータが、火星の現在や過去の生命の発見を示さないと言います。
 もっと正確に言えば、データが、フェニックスの北極の着陸地での居住適性に関係がある、つまり火星が生命を「支援する可能性」だと情報筋は言います。

 このデータは、NASAの7月31日にフェニックスが現地で氷が水の凍ったものであったと発表したことよりも、はるかに複雑のようです。
 水氷の存在の確認は、フェニックス研究者の誰にとっても驚きではなかったのですが、国際ニュースメディアは世紀の発見のように触れ回りました。
 関係者にとって、何倍にも水増ししたマスコミの大騒ぎは、高笑いできた一服の清涼剤になったことでしょう。

 公然とまだ議論されない他のデータが、はるかに「挑発的」であるとフェニックス関係者は言っています。
 実際、ジェット推進研究所とアリゾナ大学の科学チームは、フェニックス・コントロールセンターでの7月31日の記者会見で、「生物の兆候」に関する発見を秘匿しました。

 秘匿のゴールは、NASAが発表をする前に、魑魅魍魎のマスゴミに情報が漏洩し、それらに関するどんな質問でも防ぐことになっていたと、情報筋が言いました。
 しかしながら、ブッシュ政権の大統領科学アドバイザーは、NASAが8月半ばの早い時期に、リリースすることに希望を抱くという、新しい情報について発表しました。
 付加的な分析を考慮に入れるならば、火星生命に関する発表が、9月まで起こらないことはあり得ます。

 という、公然の火星の秘密がようやく末期のブッシュちゃまの承認を得て、惑星地球中に知れ渡る日が来ました。

 当サイトが、フェニックスの水氷の確認について、無視していたのは、このような経緯を考慮していたのもひとつです。本音は、食指が動かなかったからですけれども。
 ただ、NASAがホワイトハウスに待ったを掛けたというご馳走は戴かなければと触れてみました。


 さらなる情報筋の詳細なものは、この後の更新カレンダーの改装ページと共にサイトにさりげなくアップしておきます。閲覧可能性の希望的推測時間は、新しい日を迎える頃かもしれません。



カラフルな水星画像について

2008年07月06日 21時18分20秒 | 太陽系の画像



 2008年7月3日にNASAが水星の画像を公開したけれども、あまりのカラフルさにそれが本当の水星の姿と誤解している人が少なくともいるようです。

 今日の一枚は、毎夜のように見慣れている月の一面を見せる画像です。

 先の水星の画像も、種明かしするならばこの月の画像のようなものです。
 残念なことにNASAが、そのカラフルな水星の画像の詳細について触れていないものですから、日本のマスコミも画像説明をスルーパスしていました。

 ニュースサイトのコメントを見ていて、あらまぁと思って過ごしていましたが、少しばかり触れないといけないかなぁとも考え直したので、ブログの更新を兼ねて今日の一枚を取り上げてみました。

 画像の説明で、月とあるところを水星に入れ替えることで、先の水星のカラフルな画像の大まかな説明に置き換えられると思います。


 現代のデジタル・カメラで撮られた月の映像は、実際に多くのカラー情報を含んでいます。
 そして、画像処理ソフトウェアで強化されるならば、科学者が、地球の唯一の天然衛星の化学組成と地質歴史について深い考察を可能にします。
 たとえば、この画質を向上させられた映像の画像上の中央では、月の静の海で青い色は、チタンが豊富な玄武岩の存在によります。
 左側に至るまでの月の平穏の海で黄褐色の色は、鉄分の豊富な溶岩を示します。
 画像中央左に見える暗い黄色のダイヤモンド形のアリスタルコス高原は、一種のオレンジ硝子で覆われていると思われます。
 地質学的時間尺度の中で測定された最近の衝撃噴出物は、明るいか月の海の地域より色彩でより明るく見えます。
 この画像は、スコットランドのエルギン、モレーから2007年12月24日に撮られた満月写真を基にして強化されました。


今日の拡大画像



 余談ながら、当ブログやホームページに関する感想や意見も、アーカイブから関連するものを継続して追わず自らにだけ我田引水できるところを揚げ足とって書き込む方がいるようですが、その後に継続して訪れる様子も無いその場の殴り書きと看做せるものが多くあります。いわば鬱憤晴らしの書き込みとでも言うのでしょう。そのようなものは見つけ次第消していますし消し続けます。
 本ブログとホームページに掲載したものは、その後に完全に間違いであったとわかったとしても、どこぞのブログのようにさりげなく書き換えたりしません。恥は恥としてさらします。今後の教訓のためにも・・・どこぞの国のように面子にこだわってはいませんので。
 人間だもの間違いのひとつや百、無けりゃあ人間やめています。


 しばらくページを更新すると予告しておきながら、放っていますが、サウンドのアレンジが楽しいものですから義務化した更新から趣味の領域に避暑しています。皆様には、ストリングスと津軽三味線尺八のトンでもはっぷんの音色で聴中毒を撒き散らしたことお詫び申し上げます。


惑星空間旅行=ジュール・ヴェルヌの「彗星の向こう側」の完訳版を目指して=

2008年06月02日 21時51分11秒 | 太陽系の画像





 今日の宇宙画像の更新計画は、「Off on a Comet、彗星の向こう側」を題材とした画像です。
 彗星の向こう側は、ジュール・ヴェルヌによる1877年のSF小説です。
 フランス語の原題名はHector Servadac、英訳本の題名がOff on a Cometで、日本語ではまだ翻訳本がありません。
 そこで、無謀な計画の実行に着手しようかどうしようか混迷しているところです。
 もし、当サイトがOff on a Cometの日本語翻訳という目的を達成するならば、日本初になるでしょう。今のところですが・・・
 しかし、、当サイトの翻訳の完成は、世紀の仕事になるかもしれません。
 時間と寛容性を有する皆様だけが、惑星空間旅行の素敵な眺めに触れることが出来ます。

 翻訳達成までに、当サイトが無くなっていたら?・・・ですか?

 やむを得ませんね、誰かが日本語訳で出版するまで待ってください。それまで待てない場合を考慮して、英語訳のページを先に作ります。
 ワンクリック翻訳で、迷語が羅列するネット翻訳をご利用ください。



「彗星の向こう側(Off on a Comet、Hector Servadac)」


 物語は、小さいけれどいくつかの衛星を持っている彗星ガリアが、その太陽系飛行中に地球に接触するところから始まります。
 いろいろな国と年齢の71人の人々が、彗星で2年間の旅行を運命づけられます。
 その人々が、大部分が凍った彗星の冷淡な環境で小さな社会を構成し、切り抜けます。
 彗星ガリアは、直径が約2300キロメートルで、実際の太陽系に存在するどの彗星や小惑星よりもはるかに大きな天体です。

 惑星地球には、これまでに多くの印象的で芸術的なSF小説が現れました。

 しかし、1877年に発表されたジュール・ヴェルヌの「彗星の向こう側(当サイトの日本語訳題名、フランス語原題名=Hector Servadac、英訳題名=Off on a Comet)」は、他を寄せ付けないSFの傑作といえるでしょう。
 今なお、確かに、ヴェルヌの著しい作品の中でさえ、「彗星の向こう側」は、上位を占め続けているといえます。
 おそらく、あまりにも有名な「80日間世界一周」そして「マイケル・ストロゴフ(日本語訳は無い)」さえ及ばず、世紀の時間を越えて語り継がれる小説でしょう。
 注 マイケル・ストロゴフは、英語題名=Michael Strogoff、フランス語原題名=Michel Strogoff、1876年作=ロシアのアレクサンダー2世の特使物語で最高のヴェルヌの本のうちの1冊と考えられています。


 ところで、このOff on a Cometが、どうして未だに日本語訳が無いのか不思議でさえあります。もっとも、当サイトもつい最近欧米のネットサーフィンで遭遇したばかりなので、棚に上げるわけにはいきませんが。
 ホームページの更新遅延を種々雑多な言い訳に苦労しながらも、流し目した限りにおいてさえ、少なくとも、ヴェルヌ以後に同じテーマで書かれた多くの本で、誰も、まだ、それに対等もしくは、それに近づきさえもできていないと言えるでしょう。

 けれども、ヴェルヌはこの小説で一面では、「彗星の向こう側」は、ヴェルヌの以前の本と著しい対照を見せます。
 それだけでなく、「月への旅行、月世界旅行、フランス語原題名=De la Terre à la Lune=1865年作」よりもさらに遠くの地域に侵入します。

 しかし、この著者は、彼のいつもの徹底的に科学的な態度を捨てます。

 ヴェルヌが果てしない宇宙の深さを通して私たちの付き添い人となるように、天文学でそこの状況と他の惑星について本当に知っているものを私たちに見せるけれども、ヴェルヌは、私たちに率直に不可能な状況を受け入れるよう頼みます。

 地球と彗星は、2回の衝突に陥り人類を外に連れ出します。その方法と結果は、私たち一般人や天文学者でさえ考えない状況を作り出しています。
 さらに、広く散らばる場所から無傷の人々が、彗星によって遠くに運ばれそして、戻りました。

 そのうえさらに、彗星は、その旅行者の生存のために、惑星地球から空気と水をひったくります。
 地球の小さい土地が持ち上げられて、言わば引っくり返り、彗星の地表上で再び右側の下に放り込まれます。
 徹底的なこの著しい宙返りでも船さえ、無傷に引き継がれます。
 これらの出来事は、率直に言って全くおとぎの国の分野のものです。

 それでも、時代を超え、性別、年齢の境目も無く、広く読まれ続けられるSF傑作の頂点といっても過言ではないと思います。

 もちろん当サイトは、静止画や画像を主体とするホームページですから、ジュール・ヴェルヌが心に描いたであろう惑星空間旅行を再現し得る画像で、日本語訳のページを進めるつもりです。

 通常の地球と宇宙画像の更新同様の作りになりますので、ご案内も老舗に紛れ込ませて行うつもりです。

 惑星テラ見聞録とコスモス・ビジョンの「2008年からの宇宙の旅」の船にどうぞご搭乗ください。



今日の拡大画像



 なお、一部の画像と文章に老舗暖簾「船場吉兆」を見習って、題材の使い回しがあることを先にお断りいたします。
 閲覧賞味で思考に多少の影響はあるかもしれませんが、長生きの健康に害を及ぼすことは無いはずです。
 題材は、1877年産、新しいものでも1882年産になります。したがって、ネタの古さ等で苦情をお申し付けならないように切にお願い申し上げます。



フェニックスが本当の火星の姿を見せているのはどっちだ?

2008年05月27日 02時35分33秒 | 太陽系の画像






2008年5月26日、NASAの火星探査機フェニックスが火星北極圏の映像を送ってきた。

今回は、カラー画像用のフィルターが2種類であるために、当サイトが得意なRGBカラー画像を作ることができなかった。
いろいろと思考してみたが、出来上がったのがモノクロの鮮明な画像で、面白くないので見送るつもりだった。
けれども、NASAの公開した偽色彩のカラー画像をお遊びしたら、面白い景色になったので、お披露目することにした。


言うまでも無いけれど、どっちかがNASAの作り上げた火星の色で、他が当サイトで暴露し続ける火星の風景である。


NASAの偽装色彩消去にいくつか手順を要したが、出来上がりは満足の行く結果と思っている。



今日の拡大画像


第三の目が、木星に出現。そして、鮮やかなリング

2008年05月24日 22時40分22秒 | 太陽系の画像




 惑星の麻疹のように見え始めている3番目の赤い斑点が、混乱した木星大気圏で、大赤斑とそのいとこである赤斑ジュニアと並んで現われました。
 この第3の赤い斑点は、他の2つの特徴の大きさの断片で、雲の同じ緯度帯中の大赤斑の西にあります。
 新しい赤斑は、以前に白い卵形を形作った嵐でした。

 赤い色に至るまでの変化は、その渦巻く暗雲が大赤斑の雲のような高さまで上がっていることを示します。
 1つの可能な説明は、赤い嵐が非常に強力なので、それが木星の雲頂上の下の深淵からの物質をさらって、太陽の紫外線である種の化学反応が起こり、よく知られているレンガ色をもたらし、より高い高度へそれを持ち上げるということです。

 2008年5月9日と10日にハッブルの広視野平床式カメラ2で撮った可視光映像、そして5月11日にW.M.ケック望遠鏡で撮った近赤外線適応制御光学映像による詳細な分析は、3つの赤い卵形の雲頂上の相対的な高度を現しています。
 近赤外線の光で全ての3つの卵型嵐が明るいので、それらは、木星の大気圏のメタンよりも高度があるにちがいなく、太陽の赤外線光線を吸収し、従って、赤外線映像で暗く見えます。

 最新の映像で明らかにされるように、2年以上前に木星で最初に観察された乱気流と嵐は、今でもまだ猛威をふるっています。

 ハッブルとケック映像は、大赤斑をまさに1年以上前に取り囲んでいる少し温和で、不活発な帯からの変化と場所の両面で、素晴らしい乱気流のうちの1つを明らかにします。
 赤斑ジュニアは、2006年の春に現れました。
 大赤斑は、早くから望遠鏡の観察が行われており、200~350年の間持続しています。

 新しい赤斑と大赤斑が、それらのコースを継続する場合、それらは8月に互いに遭遇するでしょう。また、小さな卵型が大赤斑に吸収されるか、撃退されるでしょう。
 2つの他の斑点の間に位置し、下の緯度にある赤斑ジュニアは、6月に大赤斑を通り過ぎます。

 ハッブルとケック映像は、木星が2004年に提案された全体的な気候変化の中にあるという印象を支えるかもしれません。
 惑星の温度は、摂氏で氷点下9~氷点下6度まで変化しているかもしれません。

 巨大な惑星は、赤道の近くでより暖かで、南極の近くでより涼しくなっています。

 2006年に大きい変化が南半球で始まり、ジェット気流が不安定になって、新しい渦を生む原因になりました。



今日の拡大画像



宇宙望遠鏡ビデオ 「第三の目が、木星に出現。そして、鮮やかなリング」 コスモス・ビジョン



木星 第三の目 ハッブル宇宙望遠鏡 コスモス・ビジョン 惑星テラ見聞録



これが金星南極のESAよりも鮮明な「台風の目」画像

2008年03月14日 13時20分20秒 | 太陽系の画像




どうも日本のマスコミは、ネットを軽視しているようで画像が必要な記事に、画像を載せないで文字だけで説明しようとしていますね。
とにかく器用なことです。

不器用な今日の宇宙画像では、ESAの画像を少し鮮明にしてみました。

あらぁ~、立派な台風の立ち上がりになりましたよ。

詳しいことは、気が向いたならば、今夜にでも静止画ページとして作りますが、火星ローバーのNASAの偽装カラー画像をはがすようなほどには、食指が動きませんね。
白黒画像だからかな?

ただ、こうして鮮明加工してみると面白くなりそうなので、風見鶏がどうなるか?


注 黄色の丸は、金星南極点の位置です。これくらいの説明はしてもらわないとね、日本の報道機関の皆さん。


「今日の宇宙画像 地球型惑星は、宇宙で珍しいことではない」



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ローバーが見た「火星人」の拡大・・・しないほうが良かった?

2008年02月25日 23時03分50秒 | 太陽系の画像




NASAがお得意の茶色の幕で火星人を覆うものだから、当サイトは生データで火星人の尊影を見てみました。

直立した黒い岩かなと思ったら、岩の影でした。

画像がクリーム色しているのは、生データがNASAから宅配される途中で茶色が飛んだ跡です。

NASAの茶色で覆う高度な技巧にまだ近づけませんので、無修正のまま火星人に登場してもらいました。


赤が強いデータは、カラー合成時に赤100、緑と青10から20の好きな数値でネガ合成すると補えそうです。
ただ、出来上がったカラー合成画像は、かなり修正しないと適性生データ欠落を補えません。そうするとこの画像のRGBデータの場合、この画像のように修正できます。
出来上がったカラー合成画像をそれほど修正しなくても良いような赤が強いデータの修正方法は、当サイトの企業秘密になりますので、上記を参考にしてください。

くどいですけれども、NASAの生データをカラー合成しても本来の火星の地表を見ることはできません。敵は一筋縄ではないのです。かなり搦め手を加えています。


もう、ここまで偽装しているとなるとさらに見たくなるのが地球人の性でしょうねぇ?

茶色の幕で隠しているということは、火星で楽しい発見が待ち構えているのかもしれませんよ。
さあ、皆さんもNASAの生データでカラー合成画像作りにチャレンジしてみましょう。
生写真データは腐るほどあります。ただし、細工されているようですけれと・・・



NASA公開の茶色の幕を取り払った火星の自然な風景のパノラマ画像の超拡大ダウンロードのページ

「火星の真相画像 2008年2月25日号」


「惑星テラ見聞録 ホーム」



真茶色の幕が素晴らしいNASAオリジナルのローバー・パノラマカラー合成超拡大画像ダウンロードのアドレス
http://marsrovers.jpl.nasa.gov/gallery/press/spirit/20040112a/mspan_2X_final-A10R1.jpg


火星の真相 NASAの疑惑 ローバー 火星の画像 惑星テラ見聞録


Did NASA include the pricks of conscience?
It found a Martian true color image.


火星ローバー・スピリッツの見たパノラマ眺め・試作第2弾

2008年02月22日 20時53分48秒 | 太陽系の画像




細切れのデータをつなぎ合わせてスピリッツの見た最初のパノラマ眺めが、だんだん形を成しつつあります。
一つ一つのデータを機械的に変換しているために、つなぎ画像で色のバランスが崩れていますが、これは、カラー合成での各画像の明暗調整不足によります。

こうして、ひとつのパノラマにすることで全体の明暗加減を統一できるようです。

試作中のパノラマ画像は、惑星地球人が見た場合の明るさにしていません。どうしても試作中のパノラマ画像を似たような光景にしたい場合には、画像変換ソフトで全体の明度を50パーセントくらい落としてください。若干赤みが強くなりますが、多分それが火星に降り立って見る光景に近いといえるでしょう。
もちろん、そのような画像のようにちょっと遠くの小さなものまではっきり見ることはないと思いますが、NASAの偽りのカラー画像のように全体が茶色で覆われる眺めにはなりません。

ローバーの送ってきている生写真データが、ロボットの撮影であるにしても茶色に覆われてはいません。惑星地球人が見るよりも少し鮮明なデータになっているだけです。それは、私たちが日常のデジタルカメラの撮影で経験しています。肉眼とデジカメの色彩の差も同じく経験しています。

火星の地表は、茶系統が多いけれども、ローバー・スピリッツのこのようなパノラマ眺めになるのです。

空も塵が赤く染めるほど浮遊していないので、地球よりも白っぽくやや暗めの薄い赤が混じっている程度のようです。強く思い込まない限りは、空がそんなに赤いものと見えそうもありません。

日差しの強さとNASAの偽りのカラー画像のような赤い空とは、相容れない惑星です。

パノラマ画像は、扇状に展開するために手前からつなぎ目で地表が二重になっています。遠景では、ほぼ真一文字のつなぎができるので0.3ミリくらいのつなぎ誤差になっているはずです。


観賞用のパノラマ画像としては、公開できる作品ではありませんが、データとしてならば、それなりにつかめるものがあると思いましたので、試作第2弾としてご案内いたしました。


ひょっとして、パノラマ画像の右中から下の部分のデータ変換を間違えているかもしれません。あまりにも差が際立ちすぎています。この部分は無視してください。



「今日の拡大画像」


「火星の真相画像」


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火星の真相画像・ローバーが送信してきた本当の火星風景

2008年02月21日 19時03分53秒 | 太陽系の画像



 
 先の火星の真相画像創刊号で、ようやくローバーが送ってきた火星の本当の自然色彩を見ることができたと報じました。
 しかし、あまりにも明るすぎたのと不自然さを感じていました。

 創刊号や火星パノラマ試作版画像では、まだまだ修正すべき点が多いと反省し、カラーチャートの一致という基本に戻ってみました。

 NASAが公開しているローバーの火星データでは、本当の火星の自然色彩を見られないことは明らかです。
 今回の号は、NASAの隠蔽目的を追求することではないので、NASAの偽りのカラー画像に対抗できる本物に近い火星の自然色彩画像の合成について述べることにしました。

 当サイトの全ての手の内を明かすことは敵に塩と砂糖を送ることになり、今後に公開されるローバーのデータからカラー合成画像の製作に困窮するので、かなり伏せています。
 けれども、掲載画像は本物です。

 どのようにカラー合成しているかは、素直に受け入れて、いろいろと探りたくなる頭で考えないで感覚で読み解いてください。
 カラーチャートの4色に囚われる罠に嵌まると全体を見ることを失念します。
 不要なデータは、未練を残さず捨てます。

 それほど遠くない未来、あなたは、この火星の真相画像で見る色彩に近い火星の自然を目撃するでしよう。

 今は、誰もこれが本当の火星の自然色彩だと断言できません。同じように、NASAが公開しているローバーのカラー画像が、本当の火星の自然色彩であるとも決定できません。今言えることは、NASAが火星の自然色彩を隠し通そうとしているということです。

 公開されているローバーの「生」画像データも、NASAが加減していない保障はありません。

 けれども、ほぼ毎日記録されるカラーチャートデータには、NASAが隠している色彩の手がかりが潜んでいます。何らかの作為があるならば、「生」画像データが示します。場数を踏むことで、見抜くことも可能になるのです。


 NASAの公開するローバー画像での本当の火星の自然色彩の眺めは、針先ほどの狭い門から入ることになりますが、完全に閉じられているのではなく隙間があります。化石思考に限界はあれど時空思考に限界はなく、針先の狭い門でも惑星が通れるくらい広い門へと拡張もできるのです。

 これを宗教言葉で言うならば、求めよさらば得られん。あるいは、門番が起きて怒るまで敲き続けよ、されば門は開けられんとなります。そう、安眠を妨げられた門番は、怒り心頭で面と向かって怒鳴りつけるために門を開けます。したがって、門が開かれるので簡単に入ることができます。


 NASAは、アメリカ国旗やNASAのロゴなど周知されている対象が判別できる画像では、カラーチャートに沿ったデータのL4,L5,L6でカラー合成用のデータを公開しています。けれども、火星地表に関しては、何を目的とするか不明ですが、カラーチャートに適合させるのが困難なL2,L5,L6の組み合わせやL2,L5,L7の組み合わせでのカラー合成用のデータしか公開していません。本当の火星の自然色彩には、私たちが出会えないようになっているのです。

 したがって、当サイトでは適正データによる自然なカラー合成画像に限りなく近づけるために、カラーチャートの2色と画像全体でのほぼ一致を求めました。結果、適正データL4,L5,L6によるカラー合成画像とL2,L5,L6のカラー合成画像をほぼ一致させることができました。二つの画像全体の比較とヒストグラムの一致から、カラーチャートの青と緑をほぼ補完できていると自負します。

 故に、当サイトが公開するローバーの火星のカラー合成画像こそが、本当にローバーが見て伝えている火星の自然な色彩に近い風景です。


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火星の真相 NASAの疑惑 ローバー 火星の画像 惑星テラ見聞録


やはり、火星は青かった。一部だけれどね。これが本当の火星の色だ。

2008年02月13日 12時33分13秒 | 太陽系の画像







NASAの公開している火星ローバーのRGB3原色データを元に、白黒データをカラーに変換したら青い火星が飛び出てきました。

しかも場所は、現在オポチュニティーちゃんが活躍しているところです。

ローバーの撮ったRGB画像データは、Rデータが赤が強く出るものでそのまま用いるとカラーチャートでいびつな色彩になります。
それで、RデータをRGB3原色にさらに分解し純粋に近いRデータをカラー合成用のRデータに変換しました。
同じように、GBそれぞれのデータもRGB分解しそれぞれの純粋に近いGBのカラー合成用に変換しました。

結果が、カラーチャートです。合成後には鮮やかさをプラスの方に調整しました。その後に明暗調整をしてこのカラーチャートに仕上げました。
その手順を基本にローバー・オポチュニティーの撮ったビクトリア・クレーターのRGB白黒画像データをカラー合成したのが今日の画像です。

見事なまでに青い火星が浮かび上がりましたね。

ただ言えることは、明るすぎるデータの場合には更なる手順を要するみたいでした。

しかし、これで求めていた火星の本当の自然の色に近い風景を見ることができます。

今後、火星の真相ページでカラー合成した原稿の入手先等を設定しますので、チャレンジしてみてください。
フリーソフトでもそれなりのカラー合成ができると思いますが、今日の画像のように仕上げるには、少し高価なソフトが必要かもしれません。

もう、これでNASA指定の火星の色彩に辛抱しなくて済みます。ただ、カラーチャートを除いてほとんどのRデータが赤の強いものですから、仕上がったカラー画像からは、見る人の思いで赤みを差し引いて鑑賞するのがベターなのかも知れません。ですから、当サイトでは、赤みを差し引かずにそのままご案内いたします。


ちょっとだけ訂正があります。
昨日のブログで当サイトが合成したオポチュニティーのカラーチャートの日付を間違えていました。正しくは、2007年4月29日でした。
そう、4年も経過しているにもかかわらず、火星の風は、ローバーちゃんたちに本当の火星の色を伝えられるように支援していたのです。
赤、青、緑、黄のカラーチャートがまだ参照できるのですから、日付の4年くらいの差など問題にしないでね。


参考までに、カラー画像で色彩を故意に加減している場合には、ヒストグラムでRGBのバランスが極端にになります。RGBの3つの山がほぼ一致しているのが自然に近いといえるかもしれません。



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オポチュニティーのホールインワン記念ショット

2008年02月08日 19時55分48秒 | 太陽系の画像





2004年1月25日、火星ローバーのオポチュニティーは、火星史上初のホールインワンを達成しました。
地球ゴルファーの垂涎の的、スイングの手本とも言うべき見事なショットでした。

狙って打てるものではないけれども、このホールインワンは、NASAギャラリーに歓喜狂乱鼓舞を提供しました。

そして、この史上初を記念し当地のゴルフコースは、イーグル・クレータ・カントリー・クラブと命名されました。


以下は、そのゴルフ運営団体からの電信文です。

『火星ゴルフ協会公認の当クラブでは、このたびオポチュニティー様のホールインワンを記念してお隣の惑星地球のゴルファ様たちにコースを開放することになりました。

プレー代金は、税込み20000火星円より各種コースの選択が可能でございます。ただし、芝の育成が未定のために全てバンカーですが、オーピーは一切ありません。コース全てがフェアウェイという火星ゴルフ協会公認の最上級コースです。

地球の皆様のお越しを従業員一同、腕と体力に自身のある地球ゴルファーのご来場を心よりお待ち申し上げます。

なお、今後の具体的な詳細に付きましては、地球のNASAの担当部門にお問い合わせください。』


この火星のイーグル・クレータ・カントリー・クラブよりの電信文につきましては、まだ火星言語学が地球で発達していないために、かなり相当大幅に翻訳が変更になることも考えられます。



スピリッツちゃんの記録ビデオを作ってオポチュニティーちゃんのを作らないことにものすごく気が引けていました。それで、思いっきりデータを集めてただいま、画像をつなぎ合わせています。

もちろん、着地点からビクトリアまでの全走行経路もスピリッツ同様に収録する予定です。前半約3キロは、平坦で歩きやすい道のようでしたが、後半4キロ以上は「その一歩が危ない」と思われるほどの地形です。轍の跡が見つけられないほど風紋の濃い地域でした。

また、これから数年留まると思われるビクトリア・クレータのほぼ全景の天然色彩画像は、25センチ/ピクセル、実寸1センチが12メートルの高解像度で400パーセント拡大に耐えうるものに仕上げました。
推奨拡大率は、200パーセントくらいです。陰になっているところは、明度を上げるとかなり詳細に見ることができるでしょう。



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