今日の地球と宇宙の画像 惑星テラ見聞録

ほぼ毎日、NASA、ESA、ハッブルなどの素晴らしい画像を紹介しています。画像未表示の時には、再読込みで・・・

コスモス・ビジョン 3番組一挙公開

2008年10月09日 01時08分25秒 | 宇宙論関係の画像



「火星の天然色画像合成講座-1-データの取得編」


このビデオは、火星ローバーの送信してきたデータから火星の天然色画像を合成する第1段階です。

インターネットで、http://www.jpl.nasa.gov/missions/mer/ のローバーサイトにアクセスする場面からパノラマの生データを取得するまでを納めました。

生データは、http://marsrovers.jpl.nasa.gov/gallery/all/2/p/1671/2P274707857EFFAY00P2286L4M1.JPGのように長いファイル名ですが、右から8文字のL4M1.JPG, L5M1.JPG, L6M1.JPGがRGB天然色合成データです。

L4M1.JPGが赤、Rデータになります。L5M1.JPGが緑、Gデータになります。L6M1.JPGが青、Bデータになります。

取得した生データのカラー合成の仕方は、火星の天然色画像合成講座-2-を参考にしてください。



「火星の天然色画像合成講座-2-カラー画像作成編」


このビデオは、火星の天然色画像合成講座-1-データの取得編で保存したデータを天然色画像に合成する方法について示しています。

火星ローバーの天然色画像の合成では、RGB各色の配合割合が、各色の純色になっているようです。

NASAのようにいろいろと色を偽装する必要はないので、非常に単純明快です。一枚の天然色画像を作ることができれば、後は条件反射みたいに次から次へと合成するだけです。
ですから、学習能力があるならば、類人猿もできることかもしれません。

ただ、錯覚しやすいことは、できあがった天然色画像が、そのまま火星の光景を表していると思い込みやすいことです。
私たち惑星地球人は、現在のところ、知られている範囲内では、誰も有史以来火星の地表を肉眼で見たりカラー画像で撮影してきていません。
誰も、これが火星の天然色の実際の光景だと断言できないのです。どんなに精密といわれる観測データがあるにしてもです。データは、途中で作為可能です。
したがって、再現される天然色画像の色合い濃さは、作り手の感性にゆだねられています。
強いていうならば、火星ローバーのデジタルの目で見た火星の天然色光景の一つの再現となります。

いわば、火星ローバーの生データによる天然色画像の合成は、作り手の芸術家としての腕の見せ所となるかもしれません。

最後に、天然色合成画像で、後からや途中で各色の割合を作為した場合、ヒストグラムが見事に指摘することを忘れないようにしましょう。



「NASAの火星画像偽装剥がし講座」


前回のNASA崩壊の序章では、3倍速としたために動画ソフトが美味しいところをカットしたようになっていました。

天然味付けで、自然にNASAの火星カラー画像の色彩偽装を剥がすビデオにしました。

隠し味は、BGMです。字幕をいちいち読まなくとも感覚でつかみ易くと構成したつもりです。

字幕の一部で、補正を補整と誤変換していますが、内容に変化はありませんので、訂正バージョンは作りません。



コスモス・ビジョン


惑星テラ見聞録




NASAの色彩偽装 NASAの疑惑 火星のカラー画像 コスモス・ビジョン 惑星テラ見聞録

あなたにも作れる宇宙のカラー画像

2008年09月15日 16時36分43秒 | 宇宙論関係の画像





ここで取り上げたのは、比較的に生データを合成しやすいと思われたハッブルのNGC1672渦状銀河の観測データです。

一番上の段が、ハッブルの広視野平床式カメラ2の赤、緑、青のフィルターのポジデータです。
次の段が、それらのポジデータに各フィルター色を配合した画像です。
3番目の段が、上の段の各色のポジデータをネガに反転した画像です。
4番目の段の左が、前記の3色のネガを乗算合成した画像です。
一番下の段の左が、4番目の段の左の画像を反転した光学で見る完成画像です。

普通は、この画像で一般に公開されますが、この銀河のどこで星が活発に誕生しているかを見るために、4段目の段のポジデータをピンク色のフィルターで得ます。そして、赤緑青のデータのようにポジデータにピンク色を配合し、ネガ反転します。これを、4段目の左のネガと乗算合成します。
結果が、5段目の右の画像になります。


この画像の生データは、下記の通りです。

赤データ
http://heritage.stsci.edu/2007/15/images/il.jpg

緑データ
http://heritage.stsci.edu/2007/15/images/gl.jpg

青データ
http://heritage.stsci.edu/2007/15/images/bl.jpg

星誕生域データ
http://heritage.stsci.edu/2007/15/images/hl.jpg



このようにハッブルなどの宇宙画像では、観測した生データが公開されていて、誰でも専用のソフトや汎用ソフトで宇宙のカラー画像を合成できます。

同じように、火星ローバーの生データも、パノラマ画像に関しては、カラー合成画像を作れるように公開されています。
今日のこの画像のように火星ローバーの生データを合成するならば、あなたの見たい火星がいつでも見られるのです。
決して、NASAの火星ローバーのカラー画像のように、赤茶で覆われたカラー画像にはなりません。

もし、赤茶の膜で覆われたとしたならば、それは、作った人のカラー合成の仕方が間違っているということです。あるいは、役に立たないソフトを用いたのかもしれません。
火星ローバーのカラー画像合成の全ての基本は、そのデータと共に公開されているカラーチャートのデータです。このカラーチャートのデータで、右から8文字目からL4M1,L5M1,L6M1の生データの合成で、赤、青、緑、黄の4色が再現されます。これが、私たちの普段見る光景の色彩です。そのカラーチャートの画像を把握して、L2M1,L5M1,L6M1やL2M1,L5M1,L7M1のカラー合成データの色配合を調整します。

現在のところ、私の使っているソフトでは、L2M1赤の配合を赤90と青10、もしくは、赤80と青20見当で、L7M1の場合には赤10と青90または赤10と青100の見当割合で、普通のRGB3原色合成のカラー画像に近づけられるようです。

たとえ、このような配合割合を勘案しなくとも、赤系統の強いデータのままカラー合成画像を作っても、NASAが公開している火星ローバーの赤茶の膜で覆われた画像にはなりません。

NASAの洗脳から目覚めるには、ちょっと苦悶があるかもしれませんが、自分の手で火星ローバーのカラー画像を合成するならば、それが特効薬になるでしょう。

素晴らしい火星風景が、あなたを待っています。


今日の拡大画像 1024ピクセル



こうしてハッブル画像が現れる

2008年07月22日 18時03分43秒 | 宇宙論関係の画像




 私たちは、想像できない規模とほとんど無限の美しさを秘めた宇宙に住んでいます。
 
 どのように、星、銀河、星雲からの光が、長年にわたって私たちに影響を与えた華々しい画像として作られるのでしょうか?

 あなたは、これらの美しいハッブル画像を見てそして、それらがどのように作られたと思いますか?
 遠くの物体からの微かな光がハッブルによって検出された後で、何がそのように生じるのでしょうか?
 宇宙で捉えられた光が、ポスターやコンピュータのスクリーン上で、どのようにして華々しい色彩映像に変換するのでしょうか?
 澄み渡った夜に天を見上げるとき、私たちは数千の星からの光を見ることができます
 私たちの目は、素晴らしい探知器ですけれども、現実としてに非常に制限されています。
 私たちの目は、宇宙の遙か遠くを熟視するのに十分に敏感ではありません。
 また、私たちは僅かな可視光を見ることができますが、ハッブルのように紫外線や赤外線の明りを見ることができません。
 本職の天文学者のみならず、私たちにとってもハッブル宇宙望遠鏡は、宇宙を徹底調査できる刺激的な存在です。

 地球より上に600kmの有利な位置にあるハッブルは、私たちの宇宙の窓です。
 遠くの物体からの光が私たちの方へ発するとき、ハッブル画像を作る旅行が始まります。
 宇宙の広大な距離を横切って旅行した後で、それらの光がハッブルの幅2.4メートルの鏡に捕らえられます。
 光は、その時、デジタルカメラに少し類似したCCDチップによって光子が電荷に変えられハッブルのいくつかのカメラの1つに送られます。
 たとえば、掃天観測用高性能カメラ(ACS)には、1600万以上の画素または『ピクセル』があります。
 光を収集するために、これらは小型の「バケツ」として作動します。
 カメラは、その時、どれくらい光がそれぞれのバケツ、ピクセルでの電荷を捕らえられているか、そして映像を出力するかを読みます。
 この情報が、アメリカとヨーロッパのアーカイブで記憶される一連の符号化した数字として地球にその時送り返されます。

 ハッブルのカメラ映像は、異なるフィルターで宇宙の姿を捉えています。
 これらは、遠い銀河と星雲の種々の部分に続くかもしれない異なる物質的なプロセスに特有な光の選ばれた特定の波長です。
 フィルターのそれぞれが、色を割り当てられた単色のグレースケール映像を結果として生じます。
 この色は、いつもはこれが必ずしも真実でないけれども、だいたいフィルターの実際の色と一致するために選ばれます。
 そして、2~6のフィルターを掛けられた映像が、最終的な色彩画像を創出するために組み合わされます。
 例えば、衝突しているアンテナ銀河の色彩眺めは、以下のようにして作られます。
 ハッブルは、銀河内で異なる構成要素を明らかにするために赤、緑、青のフィルターで、この衝突しているペアの像を造りました。
 各フィルター映像の見方としては、たとえば、青い光が、宇宙の衝突によって引き起こされる乱暴な星形成を見せている一方、赤い光は、古い星と熱烈な水素ガスから来ています。
 赤、緑、青の画像は、最終的な複合色彩画像を生み出すために組み合わせられます。

 画像を作る際の挑戦の一つは、微かな光から超明るい天体まで、その自然な明るさに莫大な範囲があり、天文画像が、私たちの目とコンピュータ・スクリーンにそれらの完全な中身を示すことができないほど情報が豊富であるということです。
 自然は、1つの写真に捕らえづらいかもしれず、私たちのほとんどは以下のような状況に遭遇しています。
 あなたが景色の映像を撮ろうとすることを想像してみましょう。
 例えば、空の明るい部分または植物のより暗い部分を捕らえることができるけれども、めったに両方を一緒に撮ることはありません。
 私たちが全ての微妙な違いを見ることができるように、画像処理スペシャリストの仕事は、一緒に明るさのこの範囲を要約することです。
 ハッブル画像の専門家は、専用のプログラムを使います。そして、私たちの目が解釈できる素晴らしい高品位の画像を生産するためにESA、ESO、NASAによって創始されました。

 ところで、私たちがハッブルを通して見ているのならば、私たちの目で見るものなのでしょうか?
 それは、本当でもあるしそうでもないとなります。
 例えば、葉巻銀河の画像は、ハッブルが可視光で見るものです。
 望遠鏡を通して見るときでも、私たちの目はこの遠くの物体からの微かな光を見つけられるほど、実際は十分に敏感ではありません。
 ハッブルの計器が、どんな遠くの微かな光でも私たちに見せることができるのは、集中した期間(時間)に渡って光を集めて合算することができるからです。
 そして、それは、私たちの目が行えないことでもあります。

 さらに、若干の望遠鏡は、私たちが目で見ることができない波長を『見る』ことができます。
 ハッブルの多色波長眺めは、私たちの目または全ての一つの望遠鏡で見ることができるより、より多くを私たちを見せます。
 葉巻銀河の画像の一部は、スピッツァー宇宙望遠鏡の赤外線光とチャンドラX線天文台のX線光で作られました。

 宇宙という自然は、私たちの突飛な想像力をものともせずに、驚きを示し続けています。



「時空の旅・ハッブル遺産編 こうしてハッブル画像が現れる」 コスモス・ビジョン


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ハッブル宇宙望遠鏡 宇宙画像の作り方 NASA コスモス・ビジョン 惑星テラ見聞録



今日のビデオ・120億年前の星の爆発誕生銀河。魔女の宅急便・風の丘

2008年07月07日 22時21分35秒 | 宇宙論関係の画像




 今日の宇宙ビデオは、時空の旅第7回の予告編のようなものです。
 宇宙は、重力レンズ作用に満ちています。
 そう、地球から遙か遠くの100億光年も離れている銀河さえ、手に取るように見せてくれるのが重力レンズ作用です。

 ハッブル宇宙望遠鏡は、120億年前の銀河、つまり宇宙がまだ二十歳未満、つまり未成年だったかもしれない時代の銀河の様子を捉えていました。
 なお、未成年時代の出産過多に関する一部の抗議は、当方の関知しない時代のことについてですので、ご了承願います。


 重厚なBGMは時空の旅で用いますので、予告編では、明るい音楽をと思い魔女の宅急便から風の丘をオーケストラの様々な楽器の組み合わせでアレンジしてみました。
 こうしてハッブル映像と組み合わせてみると、アニメソングもオーケストラアレンジすることで案外合うものだと一人合点しています。5分ものにしようと2分ものを作曲してみたのですが、聞かない方が身の為になったので3分の賞味期限内に収めました。


 星誕生のドラマは、天の川銀河で私たちの周辺においてそれ自体の全面を明らかにしています。
 けれども、星は、必ずしも私たちが今日それらを見るような道のりで生ずるとは限りませんでした。
 ユニークで期待を掻き立てる対象が、ハッブル宇宙望遠鏡やケック望遠鏡などの多くの主なX線、光学、赤外線望遠鏡で研究されました。

 北の星座山猫座内の遠くの銀河集団で発見された後ろの明るい不思議な弧が、これまでに見られる星形成領域として宇宙で最も明るくて、最も熱くて、最も大きいものであることがわかりました。

 詳細な観測で、山猫集団内に不思議な弧の範囲を見ることができました。
 携わった天文学者たちは、誰もがその対象の種類を見極めることができませんでした。
 未確認のスペクトルは、観測の天文学者にとって、本当に稀有の挑戦です。

 いわゆる山猫座の弧は、小さな望遠鏡で見られる近くの星誕生域の原型であるオリオン星雲よりも、100万倍明るいものです。
 新しく確認されたメガスター集団は、私たちの銀河での同様の星よりも2倍熱くて100万の青白い星々を含んでいます。
 それらは、宇宙時間尺度で、一瞬の僅かな時間の生涯です。
 弧は、銀河集団の遙か遠く約120億光年離れたメガ星団の伸ばされ拡大された映像です。
 これは、宇宙が20億才未満だったとき、遠い源が存在したことを意味します。
 弧は、銀河の集団によって作り出される重力望遠鏡のおかげで見えるようになりました。
 銀河集団に隠された莫大な質量は、その後ろの山猫座弧からの光を拡大し曲げます。

 これは、クェーサーや極めて不安定で捉え難い物体の新しい種類ではありませんでした。
 それは、よく知られている天の川銀河での星誕生域のオリオン星雲にむしろ似ていました。
 けれども、形容しがたいほど素敵で華々しいオリオン星雲の相似体だったのです。

 オリオン星雲には、星雲を照らしイオン化する紫外線を提供する、4つの非常に明るくて熱い星のよく知られている「不等辺四辺形」があります。
 山猫座弧は、約100万のそのような大規模で熱い星を含んでいるようです。

 地球時間尺度で短い生涯を終えようとしているハッブル宇宙望遠鏡は、未踏の宇宙について明らかにした掛け替えの無い世界遺産です。


 静止画の詳細と拡大との遭遇は、今日の宇宙画像の2005年9月18日号を参照してください。
 サイトの重力レンズを使わない辿り方としては、ホーム、更新し忘れている宇宙探査・地球外生命インデックス、ハッブル宇宙望遠鏡インデックスから該当するページへの移動になります。
 重力レンズ効果利用の場合は、http://the-cosmos.org/2005/09/2005-09-18.html をアドレス欄にコピペしてワームホール移動してください。


今日の拡大画像


「宇宙望遠鏡ビデオ 120億年前の星の爆発誕生銀河。魔女の宅急便・風の丘」 コスモス・ビジョン


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時空の旅第6回 宇宙の怪物・ブラックホール。超低音の魅力で全てを惹きつける?

2008年07月02日 17時44分39秒 | 宇宙論関係の画像




 ブラックホールは、不思議で印象的で魅力的な天体です。
 ブラックホールは、破壊的な実体であり、私たちはその本質を想像することができるだけです。
 それらを調べる唯一の方法は、周囲の環境で相互作用を見ることです。

 ハッブルは、それを見ました。

 天文学者は、それらが非常に大きな星の最終的な崩壊であり、そして、それはそれ自体への供給を保ち、そして、際限なく大規模になると思っています。
 ブラックホールの合併、一部あるいは多くの人々の好奇心を引き起こす言葉の合体では、星々を破壊します。

 ブラックホールの不思議な影響と思われる事象には、構造の引きずり、理解できないガンマ線結果、時間の伸張、光の屈み、ワームホールなどがあり、そして、たぶん、銀河の進化にとって重要な天体なのかもしれません。

 私たちの世界は、非常に強烈な天体に満ちています。ブラックホールによって供給されるクェーサー、莫大な爆風のガンマ線放出は、おそらく2つの超高密度天体の遭遇かもしれません。


 ブラックホールは、宇宙の謎の怪物です。
 それらに出くわすならば、全てのものが飲み込まれ、何も脱出できません。
 したがって、天文学者にとって、ブラックホールの中心は究極的な未知の天体です。

 どんな情報も、ブラックホールの重力拠点から漏れることができません。
 そこにあることを発見する方法が、ありません。
 光さえ、逃げることができません。
 それでは、どのように、私たちはそれらがそこにさえあるということを知ることができるのでしょうか?

 ブラックホールは、直接観察することができません。
 しかし、それらが暴飲暴食する1つ重力があるので天文学者は、ブラックホールの間接的な影響を研究することができます。
 ハッブルの高解像度は、それらの環境に関してブラックホールの劇的な歪み結果を明らかにしました。

 そして、天文学者は、材料が十分にしっかりとブラックホールの回りに詰め込まれるとき、それのベルのような鳴り響きを見つけ出しました。それは、まさに重力によるものではありませんでした。
 それは、地球から2億5000万光年の所でブラックホールによって「作曲」された実際の音色でした。
 ブラックホールを取り囲んでいる物質のディスクを通してそれは鳴り渡っていましたが、その「音楽」は惑星地球人の聴力の範囲が及ばない領域の「音」でした。
 それはBフラット、中央ハの57オクターブも下の音色でした。そう、惹きつけたら逃さない超低音の魅力の持ち主でもあったのです。

 天文学者は、宇宙でシンプルな天体ながらもブラックホールは特異性であると思っています。容量が無く拡張も無いが、無限に高密度です。
 ブラックホールは、太陽の数倍以上の大規模な星の最終崩壊を通じて生み出される可能性があります。
 大規模な星の終焉と崩壊から残される星の遺骸は、自然の力がそれが無限に少ない容量にそれ自身の重さの下でつぶれないようにすることができないほど重くありえます。
 物質が明らかに、無にぎっしり詰まって消えたけれども、それは、まだ強力な引力を用いて、星と他の物体があまりに近くなると引き込みます。

 どのようなブラックホールにも、「事象の地平線」と呼ばれる引返し限界点があります。
 何か、例えば近くの星がこの点を過ぎるならば、引き入れられ決して再びこの世に戻ることが出来ません。
 ブラックホールの事象の地平線は、いわば惑星地球人の親しい言葉に代えるならば、あの世とこの世の境目である三途の川岸です。

 事象の地平線に向けて運の尽きた星は、致命的な螺旋を描く軌道を辿り始めます。
 星がまた更にブラックホールに近づいて、穴に最も近い物質は、星の他の物質よりも大きい引きつける力に見舞われます。そして、巨大な潮の力は、穴に星を吸い込んで伸ばして、それを徹底的に貪り続けます。

 これらの物体にも、時間の経過さえ曲げ減速させて空間と時間をねじらす、より気まぐれな面がまたあります。
 質量による全ての物体は、空間と時間のまさしくその構造を歪めますが、ブラックホールは極端なまでにその効果を発揮します。
 アインシュタインの有名な一般相対性理論によれば、ブラックホールを訪問し事象の地平線の上で飲み込まれることなく浮くことができる勇敢な旅行者は、彼が残した人々よりも若いと気づく時間に結局戻ります。

 おそらく、天文学者が仮説を設けた最も奇妙な物は、ワームホールです。
 ワームホールは、基本的に宇宙の1地点から宇宙の他地点へ時空を通り過ぎる「近道」です。
 多分、ワームホールが存在するならば、通常の空間を通過する光速旅行よりも素早く宇宙の他の地方への旅行をいつかは可能にするでしょう。


今日の拡大画像


「時空の旅第6回 宇宙の怪物・ブラックホール。超低音の魅力で全てを惹きつける?」 コスモス・ビジョン


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時空の旅 ハッブル宇宙望遠鏡 NASA 宇宙のビデオ コスモス・ビジョン 惑星テラ見聞録 天空の城ラピュタのテーマ曲

哀悼の意

 先日のヤフージャパンのニュース関連で当サイトの中途半端なページと遭遇された方にこの場で哀悼の意を申し述べます。当サイトの更新は、ブラックホールほど貪りません。
 満腹は肥満の元になるのみならず、老廃物と過剰物質の体外廃棄で水環境資源に影響を及ぼします。したがって、当サイトは、空腹を通り越した頃に少食し、地球環境保全に協力いたしております <m(__)m>


宇宙の暗黒物質足場の最初の三次元地図

2008年05月05日 13時54分31秒 | 宇宙論関係の画像


 今日の宇宙画像は、ハッブル宇宙望遠鏡観測に基づく暗黒物質についてです。
 見えない物質、つまり光を持たず光さえも反射しない物質のことです。
 狭い世間の一部には、そのような物質が存在しないという広大な意見もあります。
 人間、見えないものをあると信じろというのが無理なことです。
 それは、国民視線で国民の立場で政治をつかさどっていると福田の何とかという政権を最大に評価しろと押し付けるような無茶苦茶支離滅裂と同じことかもしれません。
 宇宙時間で考察するならば、この宇宙の暗黒物質は、日本の国民生活に大きな影響を与えています。
 政府の施政方針を宇宙の普通の物質とするならば、結果は、暗黒物質となります。
 その真意は、言うまでもありません。国民視線からは全く見えなくて、施政(光)は無く方針(反射)も無い福田の何とかという政権です。
 これを暗黒政治といわずして何か適切なたとえがあるでしょうか?
 この測定は、総選挙という望近鏡が絶大な効果を発揮することでしょう。





 ハッブルで着手されたこれまでに最大の調査になるCOSMOS調査の分析で、科学者の国際チームは宇宙論において最も重要な結果のうちの1つを組立てました。
 それは、宇宙で暗黒物質のクモの巣のような大規模な分布の最初の観察を提供する三次元地図です。
 この歴史的な達成は、正確に構造形態の標準理論を確認します。
 天文学者にとっては、宇宙の地図を作ろうとする挑戦は、街灯りを見せている夜間時間の航空スナップ写真から、都市の地図を作ることに類似していました。
 これらは興味深い少しの近辺を見つけ出せますが、都市の大部分の構造は覆い隠されたままです。
 同じように、私たちは夜空で惑星、星そして、銀河を見ます。
 しかし、これらは普通の物質から構成されていて、それは、宇宙の全体で総質量の6分の1だけを占めます。
 残りは、光を持たず反射もしない不思議な構成要素、暗黒物質です。


 カリフォルニア工科大学(Caltech)の天文学者をリーダーとする国際チームが、先例のない詳細において宇宙での暗黒物質のクモの巣のような大規模な分布の最初の観察を提供する三次元地図を作りました。
 この新しい地図は、初めて、昼間に都市とその郊外、そして、その周囲の地方道を見ることに等しいです。
 主要幹線と交差点が明かされ、異なる近所の多様性が明白になります。

 地図は、ハッブル宇宙望遠鏡の宇宙進化調査(COSMOS)で作られる宇宙の最大の調査から導き出されて、70人の天文学者による国際チームで作られました。
 COSMOS調査は、明らかにそれとわかる暗黒物質の大規模な繊維状の構造を求めて、空の十分に広い領域をカバーする満月9つ分の範囲、1.6平方度で行われました。
 3次元間隔情報を加えるために、ハッブル観察では、日本のすばる望遠鏡、カナダ-フランス-ハワイ望遠鏡、ヨーロッパ南天文台のVLT(非常に大きい望遠鏡)、そして、多色像からのスペクトルと組み合わせられました。

 地図は、今なおとても通常の物質が、主に銀河の形で暗黒物質の最も濃い集中に沿って蓄積するという最高の証拠を提供します。
 地図は、銀河団が位置する大規模な構造で交差する暗黒物質が、フィラメント(繊維状)のゆるいネットワーク(網状組織)であることを明らかにします。

 また、地図は、この暗黒物質が、宇宙の始まりに途中で背後に拡大し、それが重力の下で崩れ続けると共に、どのように最近ますます塊状になったかについて明らかにします。

 この暗黒物質の具現化の一里塚は、宇宙での影響の推論から直接の観察まで天文学者を案内します。



「今日の宇宙画像 宇宙の暗黒物質足場の最初の三次元地図」



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ハッブルが明かす暗黒物質

2008年05月02日 17時47分37秒 | 宇宙論関係の画像



 私たちが夜空で見る星や銀河は、宇宙での全体物質の6分の1だけです。
 残りは、不思議な構成要素の暗黒物質で、光を持たず反射もしません。
 従って、天文学者が宇宙の地図を作る挑戦は、まさに都市の灯りから大陸の地図を作ることに類似していました。

 天文学者たちは、初めて、この暗黒物質の宇宙での分布状態を三次元地図に作りました。
 この地図の作成では、ハッブル宇宙望遠鏡による宇宙論的進化調査(COSMOS)データを使いました。

 不可視性の暗黒物質の検出は難しくて、何十年も科学者とは無縁でした。
 けれども、カリフォルニア工科大学の天文学者のチームは、ハッブル宇宙調査の何年もの苦心の分析の後、この地図を作りました。

 地図は、宇宙で暗黒物質のクモの巣のような大規模な分布状態の最初の垣間見を提供します。
 また、銀河団が位置する大規模な濃縮において交差して、長い線条のスポンジのような構造で、ゆるい網状組織を明かします。

 調査は、満月の9倍の広さで70人の天文学者の国際的なチームによって実行されました。
 COSMOSの並みはずれた映像の深さと解像度は、暗黒物質構造が及ぶ広域をカバーして、測定とその分布の詳細を得ることを可能にしました。

 現在、天文学者は、宇宙の暗黒物質の存在が引き起こす星の光を曲げる現象の重力レンズ効果技術を用いて暗黒物質を最も良く調査することができます。

 地図は、この技術を使い、50万の遠い銀河の歪んだ形を分析して作成されました。
 そのような微妙な歪曲は、ハッブルの照準線に沿って質量分布を再現するのに用いられました。

 地図は、宇宙の始まりから途中で後方に拡大し、重力の厳しい引きの中で崩れて、時間と共により不体裁になった暗黒物質フィラメントの網状組織を明らかにします。
 そして、星や銀河を含む通常の物質がどのように集まるかを示すと共に、暗黒物質の最も濃い集中の上部の塊を示します。

 三次元地図は、どのように銀河が生まれ成長したか天文学者が理解を深めることができたと共に、正確にそのような構造が生まれる方法の現在の理論を確認しました。
 そして、それはまた、まさにそのものの歴史の達成でもありました。

 ハッブルのCOSMOS調査によるこの結果は、私たちに暗黒物質の分布について未曽有の情報を与えました。
 将来の改良は、暗黒物質が実際にどのようなものであるか洞察をもたらすかもしれません。
 例えば一部の科学者が何年も前に提案した極めて不安定で捉え難い粒子にも及ぶでしょう。



 静止画の今日の宇宙画像ページで、詳細を拡大画像と共にご案内する予定です。静止画ページは、それなりに長文になりそうなので、早ければ、明日にでも、遅ければお盆前になるでしょう。気が向くように鋭意努力してみます。


http://cosmos-vision.net/index.html
 宇宙望遠鏡ビデオ 「ハッブルが明かす暗黒物質」の コスモス・ビジョン


 春眠と共に静止画ページを更新するつもりの 惑星テラ見聞録
http://the-cosmos.org/index.html


ハッブル宇宙望遠鏡 暗黒物質 NASA 今日の宇宙画像 コスモス・ビジョン 惑星テラ見聞録


某大学教授様へ。生命は地球だけじゃないってNASA系列が・・・

2008年03月11日 23時24分47秒 | 宇宙論関係の画像



 おそらくほとんど、太陽のような星は、岩石型惑星を作るかもしれません。

 太平洋という海の端にある小さな島国の密集した地域にある民間大学の馬鹿の一つ覚えの某教授が、頭から湯煙を出して猛然と反論するかもしれないのが、今日の宇宙ビデオです。

 そもそも、宇宙の恩恵の研究で教授として収入を得ているのに、宇宙に生命が、それも知的生命が存在するわけがないとガ鳴り立てているのですから、これほど非科学的立場の「科学者」も地球の産物です。

 さて、自説に窮すると馬鹿の一つ覚えを水戸の黄門よろしく振りかざす輩を相手にするのはこれくらいにして、自然な科学的お話です。

 いまさら言うまでもないことですが、ようやくNASA系列も太陽系外の地球型惑星について、本腰を入れ始めて語りだしました。

 まっ、火星を茶色で塗りたくる時世のNASA系列の出典ですから、当たり障りのないようなつくりにしました。

 しかし、このブログは、そんなの関係ねぇ~ッてなもので、権威を保つ静止画の今日の宇宙画像ページで書き殴れない本音を書きます。

 大々的に喧伝されている宇宙の歴史は、137億年です。

 そして、私たちの太陽系の歴史は、46億年です。45億年説もあるけれど、この際たかが1億年ぽっちの差なんか、ヒラリー・クリントンの副大統領候補への呼びかけみたいなものです。相手にしません。

 大まかに言って、宇宙の歴史は、私たち太陽系の3倍あります。その期間は、90億年を超えます。この間に、知的生命が誕生しなかったならば、私たちは、今、この世に生きていません。

 宇宙の暗黒物質の端くれになっています。

 歴史的にも、宇宙科学的にも、惑星地球だけに知的生命が存在するのだと決定すること自体、無茶な話し、馬鹿な脳みその考えです。

 権威を振りかざす機関は、このような事実を把握しているにもかかわらず、内部の権力争いで未発見派に隠れています。

 その未発見派の中にも、スパイというか工作員を紛れ込ませていて、太陽系の惑星の自然に触れさせないように隠蔽操作しています。

 というような、夢見心地の今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?


 突然の高画質動画サイトの閉鎖の対応に追われて、当サイトの更新を隠れて行っていました。
 しかし、今宵は、雲の陰間から堂々と更新のご案内をいたします。

 といいましても、宇宙ビデオの方で、静止画は、今夜が明るくなる明日になります。

 天文学者は、天の川銀河で近くの太陽のような星が最多ではないけれども、多くがその周辺に地球型惑を誕生させているかもしれないことを発見しました。
 これらの新しい結果は、生命に至る可能性を持っている世界が、一般的かもしれないことを示唆します。
 天文学者たちは、私たちのような惑星システムが宇宙で一般的であるか、そして、天の川銀河で珍しいかどうか決定するために、NASAのスピッツァー宇宙望遠鏡を使いました。
 その結果、少なくとも20パーセント、おそらく60パーセントぐらいが、太陽に類似した星で岩石型惑星を作る候補であるとわかりました。


 さて、天文学者は、私たちの太陽に相当する質量と年齢に基づく6組の星を見渡しました。
 しかし、スピッツァー望遠鏡では、直接惑星を見つけられません。
 その代わりに、惑星が形を成す時に衝突から残された瓦礫の塵を赤外線の波長の範囲で検出します。
 最も熱い塵は、3.6ミクロンと8ミクロンの間で、最も短い波長で検出されます。
 冷たい塵は、70ミクロンと160ミクロンの間で、最も長い波長で検出されます。
 暖かい塵は、24ミクロン波長で捜し出すことができます。
 星により近い塵は星からより遠い塵よりも熱いので、有望な「暖かな」塵は、地球と木星の間の距離に匹敵する距離で星を周回する物質の追跡になります。
 観察の結果、4組の最も若い年齢層の各々で10~20パーセントが、塵に起因する24ミクロン放出を示すとわかりました。
 しかし、3億年よりも古い星の周辺では、ほとんど暖かい塵を見ませんでした。
 それは、形成に及ぶと考えられる時間的尺度で、私たちの太陽系のダイナミックな進化に相当しました。
 理論的なモデルと隕石のデータは、地球がより小さい天体間の衝突から1000万年~5000万年の間までに形成したことを示唆します。
 別の研究でも、1000万年~から3000万年までの間に、星を周回する地球型の惑星構造から塵の証拠を見つけました。
 これらの観察は、地球型惑星の形成に至った天体は、いずれも300万年~3億年の間で多くの星の回りに起こることができたことを示唆します。

 中略、後略

 スピッツァー・データの解釈が正しいのならば、最も大規模なディスクが最初にそれらの惑星を成形し、10~100倍長い間、弱いディスクが占めているならば、星々の最高62パーセントに、惑星が生まれたこと、または生まれているかもしれないことになります。


 明日のあなたのお友達が、太陽系外惑星の麗人かもしれませんよ。


http://cosmos-vision.net/index.html
 「地球型惑星は、宇宙で珍しいことではない」のビデオの コスモス・ビジョン


 忘れたころに静止画ページを更新する 惑星テラ見聞録
http://the-cosmos.org/index.html



宇宙人 地球型惑星 太陽系外惑星 宇宙のビデオ コスモス・ビジョン 惑星テラ見聞録


 ビデオの字幕で、終わりの頃に化石の至りをしてしまいましたが、4文字を入れ替え取替えすると本来の意味になるようです。早く更新しなければと気がせいてよく確認しなかった私が悪いのですが、どっちでも意味は通じます。たぶん・・・



火星の謎の地下トンネル?

2008年02月07日 19時10分28秒 | 宇宙論関係の画像





と、このように画像に注釈があるとして、二通りの見方が生じますね。

ひとつは、そのままの通りに「地下トンネル」の出入り口のように見えるでしょう。

注釈で付記している所在地は、火星で本当にこの画像のように見えるところです。

元画像の一部のように複雑な地形の中で見つけると、このような画像に引き込まれるかもしれません。

見方のヒントとして、80メートルと付記してあるところが丸く膨らんで見えた場合には「地下トンネルへの出入り口」として現れます。
まして、このように懇切丁寧にいろいろと参考になる注釈があれば、もうそのように見えないといけないものと思い込みがちになります。

ところが、スノーボードのハーフパイプのように中央部がへこんで見えた場合は、どこが地下トンネルになるの?という疑問を生じるでしょう。
どう見ても、地下トンネルと指摘する3箇所が突き出た岩の先端に見えるはずです。これが地下トンネルの入り口付近に鎮座している謎の物体に変身します。


これから火星の高解像度画像に頻繁にお目にかかると思いますので、そのときの見方の留意点として参考にしてください。

同じところを見る角度によって、このような状況地帯がまったく異なる見え方になります。たとえば、ビデオで見るクレータにしても鋭角の縁であるところが、見るときによって滑らかな円形物に見えたりします。黒い点が、時には影に見えたり黒い岩のようにも見えたり、鋭い三角型の風紋がかまぼこの成り損ないのように見えたりもします。

いわゆる2次元画像を擬似の3次元風に見ているからの錯覚の結果ともいえるでしょう。目が元の姿を見慣れるまでは、静止画の場合ならば、右90度回転や左90度回転、あるいは180度回転させたりしてみることで、錯覚・思い込みの見方を修正することができます。



それと同じことが、NASAのローバー画像の「本当」の色にも言えるのです。
近くがかすむほど茶系統なのに遠くの風景がそれなりに鮮明に見えるのは何故ですか?
火星の大気がわずか数十センチ先の色がかすむほど地球よりも濃いものですか?
もしそうならば、遠くの風景は10メートル先でさえ茶系統で一色になり風景の物体の識別もかなり難しいはずです。
しかし、そうではありませんよね。


上空260キロからの天然色彩データで青や白系統色などで占められている地域が、地上のローバーから見ると茶系統に変わってしまうのでしょうか?
NASAの「本当」色というローバーの画像をひとつ二つの補正クリック操作で、上空260キロからの衛星による天然色彩画像に近くなってしまうものでしょうかね?


今は、誰も実際に現地に行って見ていないのですから、答えはないかもしれません。けれども、遠くない日に誰かが言って本当の火星の色彩映像をネットで公開するでしょう。それを待ちたいと思います。

ということで、火星の色彩に関する寒波のこだわりを終えて、明日からは、火星探査主題で様々な火星の高解像度画像を見られるようにしたいと思います。とにかく、魅力にあふれた惑星です。風の芸術に感嘆しています。



「今日の拡大画像」


「今日の元画像の一部の画像」


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NASAがセカンドライフに本腰を入れて仮想空間を研究

2008年01月24日 18時54分28秒 | 宇宙論関係の画像


 今日は、NASA・JAXA情報の更新です。
 予定というか計画していた今日の地球画像は、グーグルアースツアーの映像制作で、長い川のどこかの岸の上にあるいくつもの糸滝の所在をつかめなくてこの画像を却下すべきか意地でも探し当てるべきか、というどうでもいい問題に困窮しているからです。たぶん、捨てるでしょうが・・・
 
 さて、そろそろ次期アメリカ大統領の顔が見えてくるころになりましたが、予想される中には、どうも宇宙探査にあまり興味が無いような御仁が多いようです。
 というわけでもないのでしょうが、予算をそれほど使わなくてもすむネットバーチャルにNASAは活路を見出すのかもしれません。
 私は全く興味の無いセカンドライフというネットバーチャルで多人数参加型のゲームと共に、架空宇宙体験を出来る島を作り次世代の有望な職員をリクルートする計画を開始しました。
 本来ならば無視するところでしたが、ネタを改めて探すよりもまた、説明が短くて済みそうだったので取り上げることにしました。
 なお、本ページではNASAのセカンドライフの歩き方というか見方というか参加の仕方の案内ビデオ、セカンドライフのNASAアイランドへ直行するフライト、案内ビデオに着いていたNASA・UFOの動画アドレスと拡大画像を用意しました。





 NASAアメリカ航空宇宙局は、大規模なマルチプレイヤーオンライン(MMO)ゲームを開発する可能性を探究しています。
 この仮想世界は、学生を主なターゲットにしていますが、実際のNASAエンジニアリングと科学任務をシミュレーションするでしょう。
 NASAは、プラットフォームを開発に興味をもっていた組織から「情報の要求」(equest for information、RFI)として発表しました。
 NASAは、ゲームが、その「宇宙開発についてのビジョン」を果たす必要がある科学者とエンジニアの次世代を見つけることに役立つと信じています。
 「高品質の総合的なゲーム環境は、NASAの教育的なサイバー構造の必須要素」とRFIには書いてあります。
 さらに、「MMOは、一人で紐解くよりもずっと奥が深く、そして時間の節約とプログラムのコストで専門的な探検機会を養育するでしょう」とも述べています。


 NASAは、すでに3Dバーチャル宇宙で貫禄を示しています。
 宇宙計画への興味を持つ個人とグループが会い、アイデアを共有し、実験を実施することができる所、それがNASAのセカンド・ライフでのアイランドです。
 そのCoLabは、サンフランシスコにあるNASAのエイムズ研究センター(Ames Research Center)の科学者頭脳による産物です。
 NASAは、それらの環境が、いつの日にか、一般がバーチャル任務に加わることを可能にするために使われることを望みます。
 そして、日々、NASAの仮想空間構築担当者は、多くの参加探検とその機会を生み出すように熱心に働いています。



「NASA等の情報 NASAがセカンドライフに本腰を入れて仮想空間を研究」


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アインシュタインは、宇宙のエイリアンだったのだろうか?

2008年01月03日 17時12分53秒 | 宇宙論関係の画像





 今日の更新は、科学情報です。
 といっても、アインシュタインの物語ですから、科学情報よりも地球画像や宇宙画像が適しているかもしれません。
 けれども、やはり、アインシュタインに関しては、科学情報で扱いたいと思いました。
 こうしてアインシュタイン物語のページを作ってはみたものの、懐に直結する数字は得意なのですが、微分積分だとか何とかカンとかの式だとかになると最強の睡眠効果を発揮してくれます。
 これに立ち向かったアインシュタインは、私から見るならばエイリアンです。
 その発想は、地球を遥かに越え、太陽系も微塵扱いになるので、宇宙のエイリアンそのものです。
 ただ、こうしてアインシュタインの歩みを走り書きしてみると、強固な意志がその才能を開花させたように思えます。
 科学の分野での論文や提言に対し逃避することで当サイトは勝利できますので、好奇心が旺盛だったアインシュタインの姿勢に近づくサイトを目指したいと思います。
 新年の決意は、定期更新という常識にとらわれるな・・・ってなりましたが、いかがでしょうか?
 詳細は、このアインシュタイン物語をお読みいただければ、合点がいくとも・・・


 100年前、アルバート・アインシュタインは物理学に革命をもたらしました。
 その時、アルバート・アインシュタインは、疲れきっていました。
 3夜連続して彼の赤ちゃんの息子ハンスが泣き続け、夜明けまで起きている状況になっていました。
 アルバートが、ようやく仮眠した時、もう、起きて仕事に行く時間でした。
 彼は、1日も、休むことができませんでした。
 彼は、若い家族を支えるために仕事をしなければなりませんでした。
 彼は、元気よく特許庁へ歩いて行って、彼「技術専門職(第三級)」として勤務した一方で、アルバートは、彼の母について心配しました。
 母は、年老いて虚弱で、また、彼女はアルバートとミレヴァとの結婚を喜んでいませんでした。
 親子、嫁姑関係は、緊張していました。
 ある日、アルバートは、通った店の窓をちらっと見ました。
 彼の髪は、乱れていましたが、再びそれを梳かすのを忘れました。
 働きました。
 家族のために。
 収入が必要でした。
 アルバートは、どんなに若い夫でも、父として全ての圧迫と責任を感じていました。

 くつろぐために、彼は、物理学に革命を起こしました。

 彼が物理学の教授の職を得る4年前の1905年に、26才でアインシュタインは、科学の歴史において最も重要な論文のうちの5つを発表しました。
 それは、彼の「余暇の時代」に全て書かれたものでした。
 彼は、原子と分子が存在するということを証明しました。
 1905年以前、科学者にとってそれに関して確かではありませんでした。
 彼は、光が微粒子(後に「光子」呼ばれた)で届くと主張して、このように量子力学の基礎を築きました。
 彼は、特殊相対性理論に関する理論について記述しました。
 空間と時間は普通の織物の中の糸で、それは曲げられたり、伸ばされたり、ねじられたりすると提案しました。

 そう、有名な式 E=mc2 の、あれです。


 アインシュタインについて、それほど知られていないこと。

 それは、一部の研究者を不快に感じさせます。
 それは、アインシュタインを陽気にしました。
 「私たちが経験することができる最も公平なものは、不思議なものです」とアインシュタインは言いました。
 「それは、本当の芸術と本当の科学の揺りかごで、基本的な感情です。」
 食卓に座って、赤ん坊と目覚めて働くために歩いて、アインシュタインが、感じたのは根本的な感情です。
 毎日、驚きが、徹底的に研究を羽ばたかせました。

 私たちとアインシュタインにある境界は、権威や常識の妄信、不思議を解く熱意や集中になるのかもしれません。
 非難をするのは容易です。非難に心を痛めるのはもっと簡単です。
 天才は、非難せず非難に心を奪われない好奇心の埋蔵量かもしれません。
 しがらみから開放される術を会得していたアインシュタインは、比類なき惑星地球人だったのかもしれません。
 その意味においては、やはり、「宇宙のエイリアン」だったのかも・・・



「科学情報 アインシュタインは、宇宙のエイリアンだったのだろうか?」



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アインシュタイン アインシュタインの写真 相対性理論 科学情報 惑星テラ見聞録



もし、月が自転していたら。もし、月が地球と同じ大きさだったら。

2007年12月27日 19時57分09秒 | 宇宙論関係の画像




年末の忙しいときに、こんな話題で申し訳ありません。
多忙でも少しは息抜きが必要です。
特に、肝臓や内臓諸氏には生存の危機になります。

思わず暴飲暴食しがちな年末年始に
頭の体操をして次の内蔵諸氏の酷使に備えませんか?


地球と月は切っても切れない仲のようで、
月の自転シミュレーションでは、チラッと地球が顔を出します。

自転しているような速度は、50000倍速です。


さて、ビデオと主題画像の地球と月がほぼ同じような大きさに見える宇宙の視点は、
それぞれどのくらいの距離になるのでしょうか?


机上の計算で判明するでしょうか?


なお、ビデオも静止画もほぼ正確精密な再現になっています。


正解は、思い出したころに提示します。



「宇宙論ビデオ・もし、月が自転していたら。もし、月が地球と同じ大きさだったら。」


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もし、月が自転していたら もし、月が地球と同じ大きさだったら 月の自転シミュレーション コスモス・ビジョン 惑星テラ見聞録


太陽系外惑星を毎月検出

2007年12月05日 13時35分10秒 | 宇宙論関係の画像


 今日の宇宙画像は、太陽系外の惑星についてです。
 本格的に検出対象になってから25年ほど経過し、現在までに264個が太陽系外惑星と認知されています。
 太陽系外惑星の多くは、非常に高温な木星型惑星が多いのですが、それでも地球のような岩石型惑星の検出も出来ています。
 ほぼ、毎月1個が、新しく太陽系外惑星に仲間入りしていることになります。
 これら太陽系外惑星の検出のひとつの方法には、地球上から月の表面にある100円硬貨の厚さを検出する精度があります。
 エイリアンの手を借りずに毎月1個の割合で遥か遠くの恒星系で惑星を探し出しているですから、相思相愛の仲になったときには、明日のあなたが生活する世界が、太陽系外惑星ということも夢物語ではないかもしれません。
 そのためにも、世代格差・地域格差・言語格差を感じさせる地球内エイリアンに鍛えられて、地球外エイリアンとの遭遇でも動じないようにしましょう。
 地球内エイリアン格差の対処には、疲れるものがありますが、ね・・・





太陽系外惑星

 太陽系外惑星の検索は、天文学の中の最も刺激的な分野の1つで、おそらくある日、私たちが宇宙で一人かどうかの問題に答えます。
 エイリアン世界を捜すことは、古代に遡りますけれども、それらを見つけるために必要な技術は、1992年に発見された最初の太陽系外惑星で、最近になって開発されただけでした。
 これらは、まだ少数だけでそれらの通過を知るだけですが、私たちは、現在250以上の太陽系外の惑星を知っています。
 それらの大きさと構成を決定することができるので、これらの惑星通過は、科学者にとって非常に貴重です。
 その方法が、宇宙を基盤とする検索計画が開始されるまで常態になりますが、しかし、私たちは流動水が存在する可能性のある『住むのに適した地帯』に属する『地球』のような世界を見つけることができます。
 それは、私たちが生命が存在するかもしれないと思える世界です。


 太陽系外惑星は、それら自身が少しの光も発しないので、とても明るい親星によって完全に不明瞭にされます。
 ですから、見つけるのが非常に難しくて、通常の地上の望遠鏡観察技術を使うことができません。
 関連するパロマーとハッブルの画像は、課題を例示していて、更に宇宙に拠点を置く天文台の能力を示し、わずかに惑星より大きい星に成り損なった星の褐色矮星グリーゼ229Bを見せています。
 太陽系外惑星を見つけるために、私たちは、それらの星体系に関係する影響を検出するために、いろいろな技術を使用します。

 太陽系外の惑星を見つける最も一般的な方法としては、パルサー計時、視線速度、天文測定学、重力レンズ、光度測定などがあります。


 これまで見つかった多くの太陽系外惑星は、「熱い木星型」として知られています。
 それは、それらの親星の極めて近くを周回していて、大きさで巨大なガス惑星の木星に似ています。
 それらは、惑星では極めて大きくてまた、短い軌道期間のために見つけるのが簡単です。
 しかし、それらは生命を宿すには、不適当です。
 それは、生命の存在で最も見込みがあるのが、適温と流動水が耐えない『住むのに適した地帯』として知られている星のシステムの中で、小さい『地球のような』岩石型惑星であると思われているからです。

 残念なことに、これらの惑星は、見つけるのがとても難しいです。

 これからの10年以内に、一連の宇宙基盤の天文台が開始されるでしょう。
 それが、生命の存在が可能な『地球のような』世界に抱かれているのを発見するのに、十分に高い解像度を持つでしょう。
 一旦見つかるならば、私たちは、それらが生命を持つかどうかを決定するために、地上と宇宙に拠点を置く次世代の望遠鏡が活躍することでしょう。
 既に、コロー(CoRoT)宇宙望遠鏡は、地球軌道上にあって、地球より少し大きい少数の地球型惑星を検出することが予想されます。


今日の宇宙画像 「太陽系外惑星を毎月検出」


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アポロ11号のアームストロングが案内する新たなる宇宙探検

2007年11月26日 16時01分13秒 | 宇宙論関係の画像




ニール・アームストロングが案内するこれからの宇宙計画
私たちは、生まれた時から探検するのが天性です。
宇宙の海図を求めて、私たちは、探検しなければなりません。
新しい発見を求めて、私たちは、探検しなければなりません。


といいましても、これは、NASAのコマーシャルみたいなものです。
突っ込みどころが多くありますが、ブッシュ・ビジョンよりは分かりやすいものです。
月に関しては、あまり触れたくないのか一番短い作りですね。

前半の地球で一部字幕と音声が外れていますが、これは、長い文節の日本語になっているために読む時間を考慮して作りました。
それ以外は、ほぼ音声と字幕を一致させたつもりです。

11月24日に動画サイトにアップしていたのですが、ページの制作を忘れていました。



コスモス・ビジョン 「アポロ11号のアームストロングが案内する新たなる宇宙探検」


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天の川の光の輪になった小型銀河の壮絶な物語

2007年11月11日 19時51分48秒 | 宇宙論関係の画像

 今日の宇宙画像は、天の川を取り囲む光の輪の物語です。
 私たちが見上げる夜空には、壮絶な物語が隠されています。
 また、私たちの天の川銀河は、幾つかの光の輪に囲まれています。
 その中で最も大きいのが大犬座小型銀河(衛星銀河)です。
 この大犬座銀河は、およそ20億年前に天の川銀河に捕らえられて、潮の力で引き裂かれ現在の光の輪を作りました。
 そして、これらの衛星銀河は、30億年後のアンドロメダ銀河との衝突まで引き裂かれる日々が続きます。
 今日のページでは、2つのビデオで天の川の光の輪の物語を見られるようにもしました。





「最も近い銀河:大犬座小型銀河のイラスト」


 天の川に最も近い銀河は、何でしょうか?
 この古い質問に対する新しい答えは、大犬座小型銀河です。
 長年、天文学者は、大マゼラン雲(LMC)が最も近いと思っていましたが、その肩書きは、射手座小型銀河によって1994年に乗っ取られました。
 最近の測定は、大犬座小型銀河が、射手座小型銀河の4分の3の距離とLMCまでの4分の1の距離で、銀河中心からの42,000光年だけであることを示します。
 発見は、2MASS空調査によるデータで得られた一方で、赤外線光線は、私たちの光学的に不透明な銀河面を通って、より良い眺めを可能にします。
 この付箋を付けたイラストは、私たちの銀河系に関して新しく発見された大犬座小型銀河の場所とその関連する物質的な潮の流れを表します。
 大犬座小型銀河と他の衛星銀河は、私たちの銀河を旅行して、ゆっくり重力で引き裂かれています。


 天文学者は、天の川に最も近い銀河が、大犬座小型銀河であったとわかりました。
 この新しく発見された銀河は、天の川の中心に最も近い銀河としての記録を塗り替えると考えられています。
 それが位置する星座に因んで大犬座小型(矮小)銀河と呼ばれて、私たちの太陽系から25,000光年、天の川の中心から42,000光年離れています。
 この銀河は、1994年に発見された射手座小型銀河よりも近くて、また、天の川と衝突しています。
 また付随した発見では、天の川が小さい衛星銀河を吸収することによって、それ自身のディスクを増築していることを示します。
 現在まで、この小型銀河は、天の川の濃いディスクの後で、検知されない状態でした。
 2MASSの空調査は、望遠鏡に赤外線夜間明視装置を着けたように、私たちは、現在では以前に見えなかった天の川の一部を研究することができるようになりました。



今日の宇宙画像 天の川の光の輪になった小型銀河の壮絶な物語


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