2008年7月3日にNASAが水星の画像を公開したけれども、あまりのカラフルさにそれが本当の水星の姿と誤解している人が少なくともいるようです。
今日の一枚は、毎夜のように見慣れている月の一面を見せる画像です。
先の水星の画像も、種明かしするならばこの月の画像のようなものです。
残念なことにNASAが、そのカラフルな水星の画像の詳細について触れていないものですから、日本のマスコミも画像説明をスルーパスしていました。
ニュースサイトのコメントを見ていて、あらまぁと思って過ごしていましたが、少しばかり触れないといけないかなぁとも考え直したので、ブログの更新を兼ねて今日の一枚を取り上げてみました。
画像の説明で、月とあるところを水星に入れ替えることで、先の水星のカラフルな画像の大まかな説明に置き換えられると思います。
現代のデジタル・カメラで撮られた月の映像は、実際に多くのカラー情報を含んでいます。
そして、画像処理ソフトウェアで強化されるならば、科学者が、地球の唯一の天然衛星の化学組成と地質歴史について深い考察を可能にします。
たとえば、この画質を向上させられた映像の画像上の中央では、月の静の海で青い色は、チタンが豊富な玄武岩の存在によります。
左側に至るまでの月の平穏の海で黄褐色の色は、鉄分の豊富な溶岩を示します。
画像中央左に見える暗い黄色のダイヤモンド形のアリスタルコス高原は、一種のオレンジ硝子で覆われていると思われます。
地質学的時間尺度の中で測定された最近の衝撃噴出物は、明るいか月の海の地域より色彩でより明るく見えます。
この画像は、スコットランドのエルギン、モレーから2007年12月24日に撮られた満月写真を基にして強化されました。
今日の拡大画像
余談ながら、当ブログやホームページに関する感想や意見も、アーカイブから関連するものを継続して追わず自らにだけ我田引水できるところを揚げ足とって書き込む方がいるようですが、その後に継続して訪れる様子も無いその場の殴り書きと看做せるものが多くあります。いわば鬱憤晴らしの書き込みとでも言うのでしょう。そのようなものは見つけ次第消していますし消し続けます。
本ブログとホームページに掲載したものは、その後に完全に間違いであったとわかったとしても、どこぞのブログのようにさりげなく書き換えたりしません。恥は恥としてさらします。今後の教訓のためにも・・・どこぞの国のように面子にこだわってはいませんので。
人間だもの間違いのひとつや百、無けりゃあ人間やめています。
しばらくページを更新すると予告しておきながら、放っていますが、サウンドのアレンジが楽しいものですから義務化した更新から趣味の領域に避暑しています。皆様には、ストリングスと津軽三味線尺八のトンでもはっぷんの音色で聴中毒を撒き散らしたことお詫び申し上げます。