「希望の党」結党会見で分かる小池百合子氏の政治スタンス
A.「希望の党」結党会見
1.2017年9月27日、「希望の党」の結党会見が行われました。小池百合子氏の
結党の挨拶を新聞社がビデオ報道していますので、それを聞いても、同時に発表された
「綱領」を読んでも、この結党に大義はありません。あるのは人を集めるための「装
(よそお)い」です。
2.これから選挙となります。私達(このブログを読んでくれている中・高校生の諸君
も含みます)は、この「装(よそお)い」に誘われて政治の本質を見誤ってはなりませ
ん。政治の本質とは目指す目標に到達し、実現することです。そのために先ずやるべき
ことは、コツコツとした努力(改革)の積み重ねなのです。
3.今度の衆院選では、自民党が過半数以上の議席を獲(と)ることが最も望ましく、
過半数割れとなれば、日本の政治は1990年代前半のような混乱に瀕(ひん)しま
す。1990年代前半といえば、自民党が分裂し新進党ができ、日本新党や「さきが
け」といった政党が乱立し、そういった中で細川護熙(もりひろ)内閣が誕生した時で
す。小池百合子氏もこの時、日本新党所属の議員となられました。氏は、今回の解散
を、それを再来させるチャンスと捉えられ、また望まれているのでしょうが、今は、当
時と異なり、北朝鮮をめぐる情勢は緊迫しており、政治の混乱は許されません。
B.希望という言葉について
1.希望という言葉は、それがエモーショナルな希望である限り、100回言っても、
100万回言っても、何も実現しません。希望を実現するには、その希望を持つ人の意
志と継続する行動と、社会にそれを実現させる場所が必要であることは言うまでもあり
ません。これは、私が希望という言葉について何年も考えて来て思うことです。
C.自民党は勝たなければならない。
1.今度の選挙は「国難突破解散」であり、「国難突破選挙」です。大義は安倍首相に
あります。候補者の御一人御一人は、従来の選挙のスタイルに加えて、アメリカのよう
に、ショー的な要素も加えられ(但し、選挙違反にならないように)、若者の心をとら
える選挙戦を行われ、この選挙に勝たれなければなりません。
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文責:前田子六(正治)
e-mail shouji_zen@ybb.ne.jp
秋雲
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