日々楼(にちにちろう)

古今東西・森羅万象の幾何(いくばく)かを、苫屋の住人が勝手御免で綴ろうとする思考の粉骨砕身記です。

共に生きよう

2012年12月30日 | 日記

1.今日、12月29日(土曜日)の産経新聞が、6面の “from Editor” という小欄で「切腹した大学生」という記事を載せています。
内容は、昨年の12月8日、金沢大学の学生であるSさんが、金沢市の石川護国神社の清水澄博士顕彰碑の前で、割腹の後、頸動脈を切って自決されたというものです。
Sさんは、黒のスーツにワイシャツ姿の正装で正座をされ、傍らにはナイフとその日は雨であったため、雨に濡らさないためビニールにくるまれた日の丸があったそうです。

2.死なないでください。

3.日本人は、割腹自決という行為に対して、男子の振る舞いとしての美意識を持っています。しかし、ちょっと待ってください。それほどの覚悟を持ち、決してそれを自らに行えるほどの人ならば、這(は)いつくばってでも生き抜いて、世のために尽(つく)してほしいのです。日本と世界の歴史を語り、日の丸を語り、自分の美意識を語り、生業(なりわい)を立て、生き抜いてください。そして、自分が生きるということが、世のために尽くすということであり、歴史を作るという自覚を持ってほしいのです。

4.君はすでに亡くなってしまわれましたのでそれはかないませんが、もし君が、日本の尖閣諸島を中国が侵略する様子を目の当りにされたとしたら、君は勇躍武者奮(むしゃぶる)いをして、中国との戦いに一身を奉(ささ)げようと決意されたことと思います。

5.Sさんと同世代の若い諸君! 
すでに戦いは始まっています。共に生き抜いて戦いに勝利しましょう。

6.中国は、御承知のように毛沢東氏の持久戦の国です。

7.持久戦の真髄は、1.「敵を持久的に消耗させ、孤立させる」、2.「敵をもって敵に当らせる」、3.「大衆をもって敵に当らせる」ことにあります。

8.それぞれに的確に対応して行かねばなりません。その戦略と戦術を知りましょう。

9-1.「大衆をもって敵に当たらせる」とは、a.沖縄の反基地、2.日本国内の反原発、b.韓国の従軍慰安婦、c.米国内や国際社会で韓国や中国が行う反日キャンペーンのように、草の根レベルの人々を動員・組織して、人々の間に反日感情を蔓延させ、その行動を取らせることを言います。Sさんはこの犠牲者だったのかも知れません。例えば、Sさんに対して、反日組織の誰かが「お前に切腹などできないだろう」と面罵し、Sさんは日本男子たることを証されたとします。私達は、こういう挑発に乗ってはいけません。
また、彼らの戦術は、Sさんのような人を孤立させ消耗させるために、集団で繰り返し一人の人間に対し心理的嫌(いや)がらせを繰り返し与え続けます。今、学校で問題になっている「いじめ」もこの構造に似ているかも知れません。学校で「いじめ」を苦にした生徒の自殺者が出ると、学校の先生たちは、必ず「いじめがあったとは認識できなかった」と言います。そこが彼らの思うツボなのです。

9-2.最近では、首相官邸前に動員されたデモ隊に対して、菅氏、鳩山氏と言った民主党の首相経験者が、率先してデモ隊の先頭に立ち、野田首相にデモ隊のメンバーを面会させる労を取ると言った行動もこれに当ります。

9-3.中国持久戦の日本国内での特徴は、中国自身は反日団体を作らないことにあります。全て善隣友好に基づく友好団体です。反日は北朝鮮・韓国の反日団体が担います。北朝鮮の在日反日組織は、指令ひとつで軍事組織となります。これを書く根拠は、私がもしそういう組織を作る責任者だったらそうするだろうという所にあります。

9-4.そして日本は深く彼らが侵食する国となりました。菅政権の誕生はそのひとつの象徴です。

9-5.これらへの対応は、それぞれの問題には誠意を示して日本の立場を説明し、無視しないことと、中国や韓国が行う反日広告には、必ず反論広告を出さねばなりません。

10.「敵をもって敵に当らせる」は、文字通り読んで字の如しです。日米、日韓への離反工作にはアメリカと韓国、国連でのしっかりとロビー活動を行い、日米、日韓双方は、必ずWIN-WIN
の関係の状態を作り出し、国際的に孤立しないことです。

11.「敵を持久的に消耗させ、孤立させる」は、中国に毛沢東氏の「持久戦論」を信奉する人々が党と軍の中枢にいる限り、彼らはそれに従います。これを避けるには、彼らが中国政府から退き、日本と価値観を共有する、民主主義と新しい公共の旗を掲げる国に中国と中国の人々が変化する以外に道はありません。これは可能なのです。私達はその手助けをしなければなりません。

12.幸いなことに、今はインターネットが発達し、私達が発信するメッセージは彼らに届きます。ソ連邦崩壊の例を見ても政府が倒れるときは、彼らは脆(もろ)く崩れます。中国が国際社会と共に歩もうとするにせよ、毛沢東氏の時代に戻って自力更正の孤立主義の道を選択するにせよ、その時は必ず訪れます。そのために私達は常在戦場、日々是戦場の心構えで、理は私達にあることを、草の根から中国と世界の人々にを発信し続けなければなりません。

13.私は、何度か、日本に中国が敵対して登場するときは中国が滅ぶ時だと警告を発信しました。この文章を私に書かせる責も彼らにあります。

14.諸君! 共に生き、共に美しい祖国を守りぬきましょう!

15.日が替わって12月30日の投稿となります。

 

 

 

 






               

                                 冬の空



               

                                 木立



               

                                 イチョウ



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