日々楼(にちにちろう)

古今東西・森羅万象の幾何(いくばく)かを、苫屋の住人が勝手御免で綴ろうとする思考の粉骨砕身記です。

私は悲しい

2023年10月24日 | 日記

1.私は悲しい。そして、ハマスの指導者たちを非難します。

10月7日に行ったハマスのイスラエルに対する攻撃と殺人、及び、人質誘拐によって、10月8日、イスラエルはハマスに

宣戦布告を行い、ガザ地区への電気と水の供給を停止し、物資の搬入を止めさせ、北部の住民に対して南部に移動するよう求

めました。また、ガザ南部へは、15日から、水の供給を開始しました。

 

2.一方、ガザ南部とエジプトとの国境にあるラファ検問所から、支援物資を積んだトラックは、21日に20台、22日に

14台、23日に20台しかガザに入っていません。ガザの人々のために、このトラックは一日に100台が必要であると、

現地の人々の支援に入っていた日本のNPO法人の代表が、テレビの情報番組の中で、伝えられています。

 

3.また、同代表は、同番組の中で、ハマスがイスラエルに対して攻撃を行う前は、国連の支援物資が一日に500台のトラ

ックで入っていたと、述べられ、即時停戦と、人々の保護を願っていらっしゃいました。

 

4.上記のNPO法人代表の言葉から、ハマスは、ガザの人々のためにその政策を行う存在ではなく、ガザの人々にとって

も、イスラエルを利用して、ガザに「住民悲劇の劇場」を作る恐怖政治を行う存在であることが判明します。

 

5.このため、私はハマスを強く非難いたします。

 

6.ハマスの思惑は、ガザに「住民悲劇の劇場」を作り、国際世論をイスラエル非難に向かわせることです。

 

7.イスラエルは、このハマスの「誘い」に乗ってはいけません。ウクライナでは、プーチン大統領がウクライナ国民に対し

てジェノサイドを行っています。プーチン大統領に対しては、国際刑事裁判所が、特に子供たちに対する罪で、逮捕状を出し

ました。

 

8.イスラエル軍がガザに全面進攻すれば、ガザの人々のジェノサイドとなる可能性もあります。これは避けなければなりま

せん。

 

9.むしろ、イスラエル政府は、イスラエル国内で、ハマスが行った人質の誘拐、および、殺人と破壊に対して、国際刑事裁

判所に告発し、同時に、自国法で逮捕状を発行し、その執行行動としての軍事行動に限定すべきです。ハマスのトンネルは、

イスラエル国内にも及んでいましょうから、これは長期戦となります。しかし、イスラエル軍の損耗は軽微となります。そし

てその作戦を立てなければなりません。

 

10.イスラエルが、プーチン大統領と同じ恐怖政治を行う存在であってはなりません。

 

11.イスラエルの人々の平和とパレスチナの人々の平和を、私は、強く強く、祈っています。

 

2023年10月24日 

 

 
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