日々楼(にちにちろう)

古今東西・森羅万象の幾何(いくばく)かを、苫屋の住人が勝手御免で綴ろうとする思考の粉骨砕身記です。

習近平氏の正体 Ⅱ

2013年06月10日 | 日記

A.尖閣補足

 

1.尖閣に関して補足致します。日本の対応が何も変わらないのは、昨日書いた通りです。ただ、オバマ大統領が「アメリカは主権に関わる問題についてはいかなる立場も取らない。日・中両国

は話し合いを通して、現在の緊張をやわらげるべきだ」と発言されたことをNHKニュースが伝えています。これは、アメリカ政府が、クリントン前国務長官をはじめとして、従来、「尖閣は日米安保

発動の適用範囲だ」と述べられてきた態度とは、一線を画すものだと考えて良いと思います。

 

2.つまり、日本は独力で、中国共産党による尖閣諸島への実力による侵略を、実力をもって排除する、このことを私達は肝に銘じなければならないことです。

 

 B.習近平 氏

 

1.こういう人が現代に生きていらっしゃるとは思いもしませんでした。現代の生きた化石という表現がふさわしいと思います。スターリンは批判され、ソ連邦は崩壊しました。中共でも、文革は誤り

であったと反省され、毛沢東氏も批判された、と思っていました。しかしそうではなかったようです。「太平洋には米・中両大国を受け入れる十分な空間がある」、という言葉は、21世紀に生きる人

間が受け入れられる言葉ではありません。思い上がった独裁者の言葉でしかありません。また、この言葉が明らかにするものは、この独裁者の国家は、21世紀に生きる現代の人々の持つ価値

観を共有する国家ではなく、19世紀の独善的な価値観を未だ脱し切れていない国家であることです。これを氏は、世界の人々の前に示しました。

 

2.これは中国の人々の不幸です。

 

3.中国の人々が善き選択をされることを願ってやみません。善き選択は、近隣諸国の人々の生活も豊かなものにします。

 

 

 

 

 

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