令和の時代の始まりに当たって
Ⅰ.令和の時代
A.社会は進歩する
1.社会は進歩します。人類の歴史は、私たちの祖先であるホモ・サピエンスの登場以
来、時には長く停滞し、時には不幸な時代もありましたが、発展に発展を遂げ、現代ま
で進歩してきました。令和の時代も進歩します。
B.人々の希望で社会は満ち溢れている
1.人々の希望で社会は満ち溢れています。人は誰しも社会の中で目標と希望を持ち、
それを実現し達成しようと努力し、それを実現し達成します。そして、人々は社会の中
で、この努力に自分も加わり、支えようとします。そして、この善き循環を作り、発展
させることを、私たちの社会は、暗黙の合意として持っています。この合意が、社会を
変革し、私たちの目標をより高くします。
C.希望は善に属する
1.希望は善に属します。人を虐げる強欲や権力欲を野心・野望と言い、希望とは呼び
ません。希望は、野心に忠誠を尽くす人々と、そのヒエラルヒーとは戦います。
2.補足をしますと、人間が携(たずさわ)るあらゆる分野において、その分野の今までの
定説や通説を覆(くつがえ)す新しい発想に基づいて、新しい作品や新説、発明を生み出す
人々の仕事を、世間では「野心的作品、野心的業績」などと呼んだりしますが、これら
は、その作品や新説を生みだし、或いは、仕事をする人の「前に進もう」とする意欲が
現れたものであり、先に述べた人を虐げる強欲や権力欲から為される野心や野望には該
当しません。人間の自由と希望の範疇(はんちゅう)に属します。
人間の自由と希望に反する野心や野望とは、文化的な伝統・伝承に人々が使用するエネ
ルギーとは異なる、社会の中で人々が新しい世界を知ることを恐れ、社会の固定化に注
がれるエネルギーを言います。
Ⅱ.望み
1.私には望みがあります。「考凜館(英文:Colincan)」
というホームページを、私は持ち、その中に「美しい日本を作る会」という
ページがあります。会の素案を提出したのが2012年1月21日です。
かれこれ7年以上経ちます。今までを告知期間とし、この会の全国化と政治団
体としての体裁を整えて行こうと言うのが、それです。令和の始まりとともに、
この歩みを踏み出そうと思います。
2.先ず、そのため、「美しい日本を作る会」の政治目的と、「考凜館(英文:Col
incan)」のホームページに載せている会則(骨格素案)を掲げます。皆様の御検
討を仰ぎたく存じます。
Ⅲ.美しい日本を作る会
1.会の信条と政治目的(会三是)
①.自由主義者であること (自由主義)
②.民主主義に立脚すること(民主主義)
③.三権改革を行うこと (三権改革)
2.三権改革
三権改革とは、イ)立法府の改革-政党助成金の廃止、ロ)行政改革-行政単位の広
域化、及び、行政組織の改新 ハ)司法改革-自由心証主義裁判の見直しと改革、
死刑の廃止を言います。
3.会則(素案)
一.本会は、日本国の天皇制と国旗・日の丸を護持する。
二.会員は、日本の伝統である武士団の精神を受け継ぎ、合理的思考と行動を行う。
三.会員は、“美しい国・日本を作ろう”と自ら意志し、行動する。
四.会員の行動とは、会員が職業とする日々の仕事を言う。且つ、職業を通して美しい
国・日本の国作りに貢献する。
五.会員は、日本と世界の社会において、その行動は上位のステータスにあると認知さ
れことを目指す。
六.会員資格は、第三条の意志と行動を以って満たす。男女の別・出自は問われない。
但し、日本国籍を有すこと。
七.次の人は、日本国籍を有さずとも、特別推薦会員に推挙される。
①.美しい国・日本を作ることにおいて顕著な貢献と努力が認められる人。
②.本会精神を共に分かち合うことを理解していただける人。
八.本会は、世界の国々の美しい国作りに貢献する。
本会は、それぞれの国の人々がそれぞれ独立した“美しい国作りの会”を設置して頂
くことを推奨する。
本会は、全ての産業、及び、国家・連邦・地方・州の公務員を含む、あらゆる職
業分野の人々と連携する。
九.本会は、全ての産業・公務員を含むあらゆる職業分野の人々をもって構成される。
十.本会存続の第一の意義・目的は、日本国、及び国際社会におけるそれぞれの国家の
国民が、安全且つ快活・幸福な生活を全(まっと)うし得る国作りを、会員が、
日々の自己の天職・職業として行うことにある。
十一.本会は、日本と世界の人々の一人一人が生きる意欲と精神を発揚させて、闊達
に、自由に、活き活きと、生きて行くことを心から願う。そして、そういう人々
の心に寄り添い、共に在りたいと望み、微力たりといえども共に励ましたい
と思う。かかる願いを持つ本会は、日本と世界の人々の生きる意欲や精神を損耗
させ、死に至らしめるさまざまな日常的、宗教的、政治的暴力や加害を、集団で
繰り返し行う者たちから、人々を庇護する。
作成 2012年1月21日
改正一.2013年5月 5日
改正二.2015年8月14日
第十一条を追加
Ⅲ.本稿を公開するにあたって
1.三権の改革は、小さな改革を積み重ねによって少しずつ形を整えて行く改革となり
ます。先ずは、会を政治団体としなければなりません。次が政党組織です。テーマが大
きいだけに何年もかけて牛歩のごとくゆっくりと形にして行かなければなりません。そ
して、この道は、最初の者が倒れたら次の者が引き継がなければなりません。これは黙
契です。そしてこの道は、この国のほころびに気付いた者から踏み出して行かなければ
なりません。そして、この改革は、私たちの国が、21世紀の世界に自由主義諸国の一
員として柔軟に、そして強く対応して行くためのものです。誰かがやるだろうと思わ
ず、自分がその道に就かなければなりません。
Ⅳ.お願い
1.この記事は、投稿者の制限を設けず、どなたでも自由に投稿いただけるようにして
います。御意見をお寄せください。心を傾けてお聴き致します。
2.先ずは、政党助成金を取り上げます。政党助成金を廃止して、政治家を志す個人
が、国家に関わる政治活動を継続して、政党として行うことが可能か、御意見をたまわ
りたいと思います。
五月の空
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます