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サンシャイン通信

サンシャイン・ステート(フロリダ州)発のニュースレター

バレエの課題で思い出したこと

2023-11-17 07:38:00 | アラカン大学生活
大学の課題に追われる日々を送っています。今週の課題はバレエについてのペーパー書き。
テキストのバレエのチャプターを読み、教授が指定したビデオを見て(←これがかなりの量だったりする)
クラシックバレエにおけるジェンダーロール、ステレオタイプ、バレエ界に革新をもたらした
ニジンスキーストラヴィンスキーバランシンに対する評価と歴史的背景の関係等についてペーパーを書くという課題。
先週の木曜日から取りかかり、昨日、無事に提出しました。

それで教授が指定したバレエのビデオの中に、ミハイル・バリシニコフの「ジゼル」が。


バリシニコフは昔から大好きなバレエダンサーのひとり。(画像はお借りしました)


数々の映画やドラマに出演しましたが、私にとって思い出深いのが1985年公開の映画「ホワイトナイツ

旧ソ連からアメリカに亡命したダンサーのお話。
バリシニコフ自身の人生を彷彿とさせるストーリーで見応えがありました。
共演のグレゴリー・ハインズとのダンスシーンも良かった!鳥肌が立ちました。
(グレゴリー・ハインズも敬愛するダンサーのひとり。2003年に訃報を聞いた時は泣きました。
そして忘れられないのが11回のピルエットシーン。

11回のピルエットも朝飯前。すごっ!
それで当時、バレエ仲間と彼をバリちゃんと呼んでいたことを思い出しました。
そしてこのピルエットシーンに感化された私達、少しでもバリちゃんに近づこうと(もちろん11回は無理だけど)
ピルエットの練習に励んだのでした。懐かしい!
当時、このシーンがきっかけでピルエットの練習に励んだバレエファンはたくさんいたはず!
そんな昔のことを思い出して、思わずYouTubeでホワイトナイツの映像に見入ったり、
昔、録画した映画「愛と喝采の日々」(1977年公開)のダンスシーンに見入ったりと
かなりの脱線をしてしまったので、今週の課題は仕上げるのに時間がかかってしまいました。
ちなみに安定のピルエットは永遠の課題。今でも練習に励んでおります。

さて、来週の木曜日は感謝祭。大学の授業は月・火曜日だけで水曜日から週末までお休み。
だからオンラインのクラスも課題の量が少なくなると思ったのですが見事に期待外れ。
来週のテーマはモダンダンス。チャプターを読んで1時間のドキュメンタリーを見て
ショートエッセイを書いて、それをオンラインプラットフォームにアップ。
クラスメートのエッセイを読んでレスを付けなければならないし、テストもあります。
テキストにはマーサ・グラハム、アルビン・エイリー、トワイラ・サープ等、
敬愛してやまないモダンダンサーがたくさん取り上げられている!
またまたYouTubeで映像を検索、見入って課題がそっちのけになってしまいそう・・・
いや、誘惑に負けずに水曜日までに全ての課題&テストを片付けることをここに誓います!
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アラカン大学生健在です!

2023-11-09 04:00:18 | アラカン大学生活
久しくアラカン大学生ネタでブログをアップしていませんでしたが、アラカン大学生健在ですよ~!
春学期はダンスカンパニーのオーディション&思いがけない結果に思い悩み
苦渋の決断をしたわけですが・・・・

苦渋の決断に至った経緯 - サンシャイン通信

オーディションの結果、特別ダンスプログラムへの入団が許されましたが迷った末に辞退することにしました。予想外のオーディション結果と苦渋の決断-サンシャイン通信前回の...

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このブログ記事でも触れましたが結局、スケジュール調整がうまくいかず、
秋学期は休学して年明けから大学生に復帰することにしました。
その分、時間に余裕が出来たので10月に日本に帰ろうかなと計画していたのですが
よんどころない事情で流れてしまいました。それが9月下旬。
何気に大学のクラスのスケジュールをチェックしていたら、10月下旬から7週間のセッションで
ダンスの歴史、文化や宗教との関わり等を学ぶ人文学のオンラインコースがあることが判明!
春学期が終了した5月上旬から教科書、論文、アカデミックな文献を読んだり、
リサーチペーパーを書いたり、テストを受けたり、課題に追われたりという
アカデミックな環境から遠ざかっている私。
半年以上もブランクがあったら、年明けの復学がハードになるのは目に見えている。
ボケ防止も兼ねて(笑)この人文学のクラスを受講することにしました!
なんと教えているのは私が入団を許されたダンスプログラムの教授。
もしプログラムに入っていたら、今頃この教授の下で毎日レッスンを受けていたわけです。

使用しているテキスト


本来なら4ヶ月で履修するコースを7週間でやるのでかなりの勉強量です。
課題に追われる日々で大変ですが、そんな勉強を頑張っている私、大好きです (なんじゃそりゃ?)

毎週、指定されたテキストのチャプターを読んで、それに関するディスカッション、テストがあります。
オンラインディスカッションなんて大学院生以来なので緊張しました。
オンラインディスカッションボードに教授が提示した質問(5~6問)の答えをアップして、
クラスメート2人に返信します。
でも質問の答えを提示するだけでは採点してもらえません。
採点項目です
・Clearly defining a central idea or thesis
・Providing adequate support for the central idea or thesis
・Organizing clearly and logically
・Writing using the conventions of standard written English
・Submitting an assignment using the appropriate format as required by the professor

早い話が3-5パラグラフのショートエッセイで1つの質問に答えなければならない。
怖気づいてしまいましたが、第1週のディスカッションボード、頑張って提出しました。
傍から見たら1パラグラフ書くのに何時間かかってんのよ!
と言われそうなくらい、慎重に言葉を選び、テキストで学んだこと引用して、
何度も読み直して完成させました。
そしたら数日後、教授からこんなメールが届きました。

ディスカッションのポストがいい出来だったので、お手本として使わせてもらっていいか?とのことでした。
やったあ!苦労して書いた甲斐がありました!
もちろん「お手本として使っていただけるなんて光栄です」と返信しました。
ディスカッション、テストの他にリサーチペーパー等の課題もあります。
そろそろファイナルプロジェクトの準備を始めなくてはなりません。
しばらくは“あっぷあっぷ状態”になりますが学べる環境にいられることに感謝。
今学期もA取得目指して、アラカン大学生、頑張ります!!
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苦渋の決断に至った経緯

2023-07-29 01:35:20 | アラカン大学生活
オーディションの結果、特別ダンスプログラムへの入団が許されましたが
迷った末に辞退することにしました。

予想外のオーディション結果と苦渋の決断 - サンシャイン通信

前回の投稿から数日中に更新するつもりでいたのに、バタバタしていて今に至ります。フルタイムで仕事をしているわけじゃないのに、やらなければならないことが多々あってゆ...

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理由はいくつかありますが、1番のネックはスケジュール調整が難しいということでした。
ダンスカンパニーのメンバーは週2回のレッスン&リハーサルあります。
これは通常の大学の授業と同じ扱いなので学費を払って受講します。当然、単位も取得できます。
私はカンパニーのメンバーはこのリハーサルに出て、発表会やイベントでのパフォーマンスがある時は
必要に応じて授業時間外でリハーサルをするのだと思っていて、
私が合格したダンスプログラムもそんな感じだろうと思っていたのですが、これが大違い!
ダンスプログラムのメンバーもかなりの授業を取らなければならないことが、ディレクターからもらったメールで判明。
メールには受講しなければならないクラスリストが添付されていました。
まず絶対に受けなければならないクラスが2つ-前出のレッスン/リハーサルとバレエ
そして必修ではないが受講が望ましいクラスが2つ-昨年の秋学期に受けた様々なジャンルのダンスを学ぶクラスとダンスコンポジション

言っておきますが大学で4クラス受講はフルタイムに匹敵するワークロードです。
ダンスクラスだけでフルタイム受講となるわけで、かなりの時間をダンスに費やすことになります。
必須のリハーサルとバレエクラスのみ受講としても、週2回、午後2時から7時半までキャンパスに監禁(!?)状態です。
さらにオプショナルの2クラスを受講、定期公演やイベント出演のための授業時間外のリハーサルを考えたら
いくらパートの非常勤講師とは言え、母校での仕事との両立がかなり難しくなります。
そして現在教えているズンバクラスの曜日と時間が必須クラスの授業時間と重なっているので
こちらのスケジュール調整も必要。
それよりも何よりも体力が持つかどうか心配!趣味のランニングも続けたいしね。私って欲張り?
ダンスを学びたくてアラカンで一念発起して大学生になったわけですが、細く長く学んで行くためには、
練習時間があまりにも多過ぎるし、楽しく学ぶことが出来なくなってしまうのではという懸念もあります。

あと学費もかなりかかってしまうんですよね。
公立大学とはいえ、毎学期フルタイムの学費を払うとなるとかなりの額になります。
ディレクターのメールにはダンスカンパニーと特別プログラムの学生対象の
奨学金申し込みの手続きも記されていました。
もちろん、申し込んだ学生全員が奨学金をもらえるわけではなく、厳しい審査があります。
ダメもとで奨学金を申し込んでみようかとも思いましたが、それは違うよな・・・とやめました。
奨学金をもらえたとしても罪悪感に苛まれるのが目に見えたから。
私以外の学生は学士取得を目指して学業に励んでいるわけです。
かなりのワークロードでダンスの授業を取って、それ以外に学士取得に必要な授業も取って、
バイトもやって(私には出来ないな。つづづく思います、若いって素晴らしい!!)、
生活をやりくりしている若い学生達のための奨学金だと思うのです。
既に学士、修士号を取得したアラカン学生がもらう奨学金じゃない!

以上がプログラム入団を辞退した理由です。
正直、プログラムの学生としてもっと深くダンスを学び、スキルアップしたい気持ちはまだあります。
もしそれが許される状況になったり、フルでダンスをやりたいと思ったら、またオーディションを受けるつもりですし、
これからも大学生としてダンスの授業を受け続けていきます。
でもね、来月スタートする秋学期のクラス登録はまだ済ませていません。
春学期に受講したジャズダンスのひとつ上のレベルのクラスを取りたいと思っていたのですが、
秋学期はジャズダンスのオファーなし。
バレエ、モダンダンス等、別のクラス受講を検討したのですが、こちらも授業時間が私のズンバクラスと重なっていて
スケジュール調整が必要。
他にもスケジュール調整が必要な案件がいくつかあって、クラス登録ができない状況なのです。
もしかしたら秋学期は大学でのクラス受講を見送ることになるかも知れません。つまり休学。
でも休学することになったとしても、地元のダンススクールでクラスを取りたいと思っています。

写真はカンパニーが2月の定期公演で発表した学校での銃撃事件をテーマにしたダンス。


メッセージ性のあるパフォーマンスで鳥肌が立ちました。
ダンスのテクニックだけでなく、全身全霊で観客に訴えるものがありました。
少しでもカンパニーのレベルに近づけるようこれからも精進します。
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予想外のオーディション結果と苦渋の決断

2023-07-21 05:36:01 | アラカン大学生活
前回の投稿から数日中に更新するつもりでいたのに、バタバタしていて今に至ります。
フルタイムで仕事をしているわけじゃないのに、やらなければならないことが多々あって
ゆっくりブログを更新する時間の余裕がありません。

お待たせしました!(えっ、誰も待ってないって?)ダンスのオーディションレポの続きです。  

アラカンでダンスのオーディション!? - サンシャイン通信

前回のブログで春学期に受講したジャズダンスクラスでAを取得したとお知らせしましたが、実は良い成績を取る以上に嬉しいことがあったのです!それは3月上旬に教授からいた...

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いよいよオーディション! - サンシャイン通信

ダンスカンパニーのオーディションを受けるか否か散々迷ったあげく、娘達に背中を押されて受ける決心をしたのがオーディションの3日前。前回のブログ記事に書き忘れましたが...

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全力を尽くし清々しい気持ちで終えたオーディション。
貴重な経験&良い勉強になったので、結果はどうでもいい気持ちでした。
自分を卑下するわけではないですが、オーディションの出来を思ったらカンパニー入団はあり得ない。
なので合格発表を待つ受験者のような落ち着かない気持ちには全くなりませんでした。
オーディション結果を知らせるメールがディレクターから届いた時も、
結果は予想がついていたので、全くドキドキしませんでした。
でも、メールを開けるとそれは予想外の結果でした。
まず飛び込んできたのがCongratulations! (おめでとう!) という文字、そしてそこから紙吹雪が!




紙吹雪が舞い上がる!


そして舞い上がる!


何事??
落ち着いてメールを読んでみると・・・
特別ダンスプログラムへの入団が決定しました。おめでとう!
という内容のものでした。
つまりカンパニー入団という名目のオーディションには不合格。でも特別ダンスプログラム入団には合格。
このダンスプログラムは、ダンスのテクニックが上達すればカンパニー入団の可能性がある学生が対象。
スポーツチームの2軍みたいなものですかね。予想外の結果にビックリ!!
こちらがディレクターからのメール。


とっても嬉しかったのが
The 〇〇〇 (←プログラムの名称) program is designed for students that show great dance potential...
このプログラムは素晴らしいダンスのポテンシャルのある学生のために設立されたもの

という言葉。
こんな私でもポテンシャルがあると言ってもらったことに感謝、感激でした。
思い切ってオーディションを受けた甲斐があったと言うものです。

予想外の結果に喜んだのはいいのですが、ここでプログラムに入るか否か決断を迫られることに。
こんなチャンスは滅多にない。アラカンでダンス漬けになるのもいいじゃない
と思う反面、現実的に簡単なことではないというのも事実。ものすごく迷いました。
2週間近く悩んでやっと決断。
本当は決断するまでの経緯もブログ記事にしたかったのですが、長くなるのでそれは次回。
でも次の更新がいつになるかわからないので、とりあえず結果だけここでご報告します。

せっかくのチャンスでしたがダンスプログラム入団は辞退しました。本当に苦渋の決断でした。
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いよいよオーディション!

2023-07-13 04:57:29 | アラカン大学生活
ダンスカンパニーのオーディションを受けるか否か散々迷ったあげく、
娘達に背中を押されて受ける決心をしたのがオーディションの3日前。
前回のブログ記事に書き忘れましたが、オンラインで申し込みを済ませた直後、
教授にメールを送り、オーディションを受ける決心をした旨を伝えました。
そしたら即、「よく決心したわね。誇りに思う。オーディション頑張って!」という内容の返事が来ました。

オーディションまでの3日間は慌ただしかったです。
数日前にファイナルプロジェクトの発表を済ませ、春学期のダンスの授業は全て終わっていました。
でも母校で教師の卵達を教える大学講師の仕事は山積み。
春学期最終週の授業や課題の採点に追われていました。
これがかえって良かったかも。忙しくしていたのでナーバスにならずにすみました。

そして迎えたオーディションの日。
キャンパスに到着して駐車場から会場であるダンススタジオに向かう途中、
かなりのダンスカンパニーの学生が誘導係をしていました。
既にこの大学の学生でダンスの授業を取っていたら、迷うことはないでしょうが、
まだキャンパスに馴染みのない、秋に入学を控えた高校生もオーディションを受けていたので。
17~18歳の高校生と一緒にオーディションを受けるなんて・・・
平均年齢をかなり上げてるよね、私。
そう言えばクラスメートのMちゃんの妹(高校生)もオーディションを受けると言ってたな。
ちなみにMちゃんも教授からオーディションを受けてみないかと声をかけられたのですが、
彼女は一般教養課程を修了、秋からは私が講師を務める大学に編入するのでパス。

スタジオに向かう途中で秋学期のクラスで一緒だったP君と再会。(彼も誘導係をしていた)
頑張ってねと声をかけられ嬉しかったです。
そしてスタジオがある建物の入り口には秋学期のクラスメートだったAちゃんが!
Aちゃん、私がズンバを教えているジムのプールでライフガードのバイトをやっているの。
年明けにカンパニーに入団したので、そのリハーサルでシフトが変わったみたいで、
ずっとご無沙汰していたのでハグをして再会を喜びました。
彼女からも応援の言葉をもらいました。
P君もAちゃんも私を仲間と思ってくれていることに感激!

建物の中に入ってまずは受付。ここでもダンスカンパニーのメンバーが全ての業務を行っていました。
私の受け付けをしてくれたカンパニーの子が私の顔を見るなり
I remember you! (あなたのこと覚えているわ!)と言いました。
私、有名人?私とカンパニーとの関わりは12月の発表会のみ。
かなりのダンサーが出演しましたが、さすがにオバサンダンサーは私だけ。
やっぱり目立っちゃったか・・・・
受け付けでゼッケン(ちなみに私のナンバーは10番でした)をもらいスタジオへ・・・
スタジオには既に教授がいてまずは挨拶。再度、私がオーディションを受ける決心をしたことを
誇りに思うと言ってくれました。
この後、続々とオーディションを受けるダンサー達がスタジオ入り。
緊張してきましたが、クラスメートのアリちゃんとディちゃんを見つけてお喋りをしてリラックス。
2時間のオーディションは2時間のダンスレッスンと思って楽しもうと思いました。

カンパニーにとって学期末最後の授業がオーディションのサポート。
卒業するメンバーもいるから、同じメンバーで何かをやると言うのはオーディションが最後。
カンパニーにとってもオーディションは思い入れのあるものなんですね。
この日、オーディションが始まる前にカンパニーがインスタに載せた学期末の記念写真です。

前列左側がAちゃん。後列左から3番目がP君。
前列中央で足を伸ばして座っているのが私の教授で
後列右側の長髪の女性がカンパニーのディレクター。

オーディションではバレエ、モダン、ヒップホップの審査が行われました。
大好きなジャズダンスがなかったのがとても残念。
まず、一番不安だったバレエでスタート。でもこれが一番リラックスしてやることが出来ました。
バーレッスンもセンターワークも教授がリードしたのです!
秋学期に取ったクラスでバレエをやった時の感覚で踊ることが出来ました。
バレエ審査が終わり次はモダン。こちらは別の教授がリード。
これは思うように振り付けが覚えられず苦労しました。
床に寝転んだり、モダン独特の動きにあたふた。必死でした。

最後はヒップホップ。こちらはカンパニーのメンバー数人がリード。
ズンバでヒップホップの動きを取り入れることがあるので、ここでモダンの挽回が出来ると思ったのですが、
やっぱりフィットネスとパフォーミングアーツは別物。
一度やった振り付けはリピートしない。こちらも複雑な動きもあり覚えるのにひと苦労。
でも全力を尽くしました。

どのダンスもまずは教授(ヒップホップはダンスカンパニー)が振り付けを全員に教える。
その後、各自で振り付けを練習。
この時カンパニーのメンバーが振り付けを教えたり、質問に答えてくれました。
そしてダンスデパートメントの教授全員の前で4~5人ずつで踊り、審査するというフォーマット。
あっという間に2時間のオーディションが終了しました。
最後に番号順に整列。カンパニーのディレクターである教授が言いました。
Tell us about yourself in one sentence. 「一文であなたについて教えてほしい」
趣味でも好きなものでも何でもいいから教えてほしいということでした。
何を言おうか迷いました。私の番号が1番じゃなくてよかった!
皆(1~9番までの受験者)はダンス以外の趣味、家族、出身地、好きな食べ物・・・・いろんなことを話していました。
そして何を言うか決まらないまま私の番に!
そして口をついて出たのがこれ。
I started dancing for the first time in 35 years. (35年振りにダンスを再開しました。)
そしたらね、スタジオにいた全員(教授達、カンパニーメンバー、オーディション受験者)が
拍手をしてくれたのです! 涙が出るくらい嬉しかったです。

「オーディションの結果は2週間以内にメールで知らせます」とのこと。
オーディションの出来を考えたら、カンパニー入団はあり得ない。
そもそもオーディションは良い経験、勉強になると思って挑戦したから
正直、結果はどうでもいいという気持ちでした。
私なりに全力を尽くしたし、最後に皆から拍手をもらっただけで十分。清々しいものがありました。

9日後にディレクターからメールが届きました。
果たしてオーディションの結果は?
つづく・・・
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アラカンでダンスのオーディション!?

2023-07-07 07:51:01 | アラカン大学生活
前回のブログで春学期に受講したジャズダンスクラスでAを取得したとお知らせしましたが、
実は良い成績を取る以上に嬉しいことがあったのです!
それは3月上旬に教授からいただいた思いがけない言葉。
ダンスカンパニーのオーディションを受けてみない?

私の大学にはオーディションで選ばれたダンサーで結成されたダンスカンパニーがあります。
昨年の11月に参加した発表会のダンスのほとんどがカンパニーのダンサーによるものでした。

35年振りのダンスの発表会 - サンシャイン通信

アラカンで一念発起、大学でダンスを学び始めた私。先週、大学のシアターで発表会があり35年振りにステージで観客を前に踊りました。本当は11月10日に予定されていた発表会...

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オーディションは秋学期末と春学期末の年に2回。
教授は4月下旬に行われる春学期のオーディションを受けてみないかと打診したのです。
ウソでしょう??
こんなオバサンが!!
思わず口から出た言葉が
年齢制限はないのですか?
という質問でした。
教授は声を大にしてNOと答えました。
(だよね~。年齢制限があったら裁判沙汰になりかねない。)
ちなみに教授はオーディションの審査はしますが、最終的な合否を決めるのは
カンパニーのディレクターである別の教授。

その後も教授は授業中に私を含め何人かのクラスメート達に、何度かオーディションを勧めました。
その度に
この私がオーディション?ないない!
カンパニーのメンバーになったら、かなりの時間を
リハーサルに費やさないといけないから
スケジュール的に無理無理!

合格する気になってる?何様のつもり?)
オーディションは私とは別世界のもの。
なのでいつもクラスメート達が教授とオーディションのスケジュールや審査されるダンスのジャンル等について
話しているのを傍観していました。
でもやっぱり、教授から声をかけられるたびにとても嬉しかったのは事実。
教授はクラス全員に声をかけたわけではなく、数人のクラスメートと私だけ。
全く見込みのない学生にオーディションを打診しないよね?
こんなこと言うのはおこがましいですが、少なくともオーディションを受けるレベルにある学生に声をかけたと解釈。
これが本当に嬉しかったのです!私のダンスも少しは上達したのだと思いました。
教授から声をかけてもらっただけで私は本望。
これからもダンスの授業を取り続けることが出来たら、私はそれで幸せ。

で・す・が・・・
3月下旬にキャンパスにオーディションのポスターが貼られ始め・・・

引き続き、教授にはオーディションを勧められ・・・
その度に気持ちが揺れ動きました。
受けるだけ受けてみようか・・・
でもやっぱり若いダンサーに交じってオーディションなんて大それている・・・
両極端な気持ちの間を行ったり来たり。

そして学期末のスタジオでのファイナルプロジェクトのダンスの発表後、教授が言いました。
「秋学期の始めと比べると随分、上達したわね。指導者としてとても嬉しく、誇りに思う。
来週のオーディション、受けるべきよ。」

それまで「オーディション、受けてみない?」だったのが「受けるべき」に変わっていたのです。
これでかなり、気持ちが受ける方向に傾いたのですが、それでも迷いが消えず。(優柔不断だね。)
でもその週末、娘とS君(娘のボーイフレンド)と一緒に食事に出かけた時のことです。
一連のオーディションの話をしたら
せっかく与えられたチャンスなんだから
結果はどうあれやってみるべき!

と言われました。
それまで夫にオーディションのことを話しても「自分で思うようにしたらいいよ」と言うだけだったので、
娘とS君の言葉が身に沁みました。
そうだよね、こんな経験、もう2度と出来ないかも知れないもの、結果はどうあれ挑戦してみようと思いました。
背中を押してくれた2人に心から感謝。
オンラインで申し込みをしなければならないので、帰宅して即、手続きに取りかかりました。
今までのダンス経験(ジャンル、今まで通ったダンス教室の所在地、レッスンを受けた期間など・・・)も
記入しなければならず、35年以上も前に通ったダンススクール(日本&ニューヨーク)の情報を
今さら私のダンスの経歴として記入していいものかどうか一瞬不安になりましたが、いっきに記入。
予想以上にオンライン申し込み手続きに時間がかかってしまったので、
必要事項を送信した時はひと仕事終えたような疲労感に包まれました。
オーディションまであと3日!
(つづく・・・)
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今さらですが春学期を振り返って(アラカン大学生活編)

2023-07-01 01:10:08 | アラカン大学生活
前回は大学講師としての備忘録でしたが、今日はアラカン大学生編です。
昨年、一念発起して大学でダンスを学ぶことを決意。
春学期はジャズダンスのクラスを受講しました。

春学期も頑張って踊ってます! - サンシャイン通信

昨年9月、ダンスを学ぶためにアラカンで大学生になった私。今学期は12週間のセッションでジャズダンスの授業を受けています。教授は秋学期のクラスと同じ。教授の体に惚れ惚...

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一言で言うとあっという間に過ぎた春学期でありました。
楽しい時間はあっという間に過ぎると言いますが、まさにそう。
ジャズダンスは私の一番好きなジャンルなのでなおさら。
秋学期同様、Z世代の学生と楽しく学び、踊ることができて充実した春学期でした。
クラスメートに対して、感謝の気持ちしかありません。
みんな、こんなオバサンを温かく
受け入れてくれて本当にありがとう!


春学期のファイナルプロジェクトも創作ダンスのビデオ提出&スタジオでのパフォーマンス。
スタジオで教授やクラスメートの前でに披露する際、ダンスを通じてどんなメッセージを伝えたいのか、
選曲理由、振り付けの際に留意したこと等も発表しなけらばならず、
私はジャズダンスとの出会い、その頃のダンスに対する熱意をテーマにしました。
選曲にはあまり時間はかかりませんでした。使用した曲はアイリーン・キャラのFame
これはアイリーン自身も出演した映画 Fameのテーマ曲です。


私は小さい頃からバレエを習っていて、中学に入って部活や受験勉強でお休みしたのですが
高校生になってレッスンを再開しました。
ジャズダンスにも興味がありいつか挑戦してみたいと思っていたところ、タイミングよく
私が通っていたスタジオでジャスダンスのレッスンがスタート。即、レッスンを受け始めました。
これがジャズダンスとの出会いです。
そしてこの頃、見た映画が Fame
この映画の舞台はニューヨークのダンス、演劇、音楽等のプログラムがあるパフォーミングアーツの高校。
そこに通う高校生たちの入学から卒業までのストーリーを描いたものです。
この映画を見た時の衝撃と感激は40年以上経った今も鮮明に覚えています。
ストーリーはフィクションですが、実在する高校が舞台。
アメリカにはこんな高校があるんだ~と驚き、私と同年代の高校生が夢に向かって
ダンス、演劇、音楽のレッスンを受けているということに衝撃を受けました。
私はこの映画にインスパイアされて、いつかニューヨークにダンスレッスンを受けに行くと決意したのでした。
(数年後、ニューヨークでのダンス&語学留学を果たしました。)
ジャズダンスを始めた時、ニューヨーク行きを決心した時のダンスへの熱意を表現したくこの曲を選んだわけです。
そしてもう1つこの曲を選んだ理由がアイリーン・キャラの死。
彼女、昨年の11月に亡くなりました。享年63歳。このニュースを耳にした時、本当に悲しかったです。
この訃報とともに彼女が長年、フロリダに住んでいたことを知り、これにも驚きました。
なので、このファイナルプロジェクトを彼女へのトリビュートにしたかったのです。
そう言えば、フロリダで教師になるために大学に通っていた時、この映画をテーマにレポートを書いたなあ・・・

Fame(フェーム)とER緊急救命室 - サンシャイン通信

今学期、大学で受けた教育学のクラス“TeachingDiversePopulations”では文化、人種、宗教、能力、社会的階級、セクシャル・オリエンテーション(性愛志向)等、異なったバッ...

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ファイナルプロジェクトのビデオのスクショです。


ジムでズンバのクラスを教えた後のビデオ撮影。ベストコンディションではなかったですが、
ジャズダンスを始めた時、Fameを見た時、ニューヨーク留学時代を思い出しながら、
そしてアイリーンへの追悼の意を込めて踊りました。
スタジオで踊った時も同じ気持ちで踊りました。
教授やクラスメート達からのフィードバックも良かったですが、
皆、私が映画の影響を受けてニューヨークでダンスを勉強する決心して、
ろくに英語も話せないのにニューヨークに行ったという過去にビックリしてました。
オバサンにもそんな時代があったのよ~。
肝心の成績ですが、ファイナルプロジェクトもA、総合成績もAをゲットしました!
無事に大学講師&アラカン大学生生活を両立させ、春学期を終えることが出来て良かったです。

実は学期末に想像しなかった出来事があり、その結果、思いがけない貴重な体験をすることになったのですが、
詳しくは次回のブログで・・・・
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春学期も頑張って踊ってます!

2023-02-25 03:30:55 | アラカン大学生活
昨年9月、ダンスを学ぶためにアラカンで大学生になった私。
今学期は12週間のセッションでジャズダンスの授業を受けています。
教授は秋学期のクラスと同じ。

教授の体に惚れ惚れ&ダンサーの勲章?! - サンシャイン通信

大学生として楽しく受講しているダンスクラスですが、毎回、教授のダンサー体型に惚れ惚れしています。だってこんな素晴らしい体型なんですもの!(画像は教授のウエブサイ...

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今学期も教授の鍛えられたダンサー体型に惚れ惚れ。
時々、教授に見とれて自分のダンスがおろそかになって注意されてます。
でも、こんなに素敵なの。見とれちゃうよね。

(写真は最近、教授がSNSにアップしたものを拝借しました。)

今学期もクラスメートは20歳前後の若者ばかり。(男子学生はひとり)
でも若者と一緒に学ぶのは刺激になります。
春学期初日の授業ではまず自己紹介。ちなみにクラスメートの中で知っているのは
秋学期で一緒にクラスを受けたMちゃんだけでした。
自己紹介の時に、卒業後の進路や将来の夢について話してくれた子がたくさんいました。
皆、夢や目標に向かって頑張っているのね。
思わず 若いって素晴らしい!
みんな、夢に向かって頑張るのよ!
オバサン、応援するから!

と声を上げそうになった私。
卒業したらK-POPダンスを勉強するために韓国のダンススクールに入学志望の子もいるのです。
(以下、Kちゃんと呼びます。イニシャルはMだけど秋学期で一緒だったMちゃんと
区別するためにK-POPのKを取ってKちゃん。)
ニューヨークでダンスを勉強したいという志を抱いていた10代の頃の自分の姿と重なって
なんだかウルウルしちゃいました。
Kちゃん、韓国のダンススクールへの入学手続きは既に始めているんだけど、
両親は韓国行きを賛成していなくて、これからどうやって説得するかが問題だと話してくれました。
無事に韓国でダンスを勉強できるといいな。いざとなったら私が両親を説得するよ!(おせっかい?!)
あと教育学専攻のクラスメートも何人かいて、一般教養課程を修了したら私が講師を勤める大学に編入予定なの。
私が教える専門課程のクラスの生徒になったりしてね。

授業がが始まって1か月。頑張って踊ってますよ~!
ジャズダンスは私の一番好きなジャンルなので授業が楽しい、楽しい!
ウォームアップで体幹を鍛えるエクササイズもやるのですが、先日、プランクをやった時のこと。
教授が誰が一番長くプランクをやっていられるか競争する「プランク・チャレンジ」をやろうと提案。
で、その結果、一番長くプランクをやったのはこの私でした~!!
まだまだ若い者には負けないわよ!

先週はカンパニーの定期公演があり、見に出かけました。
秋学期で一緒にクラスを取ったAちゃん、無事カンパニーのメンバーになってステージで踊っていて
とても嬉しく思いました。
12月の発表会のダンスがオーディション代わりで、発表会の後、秋学期が終わってしまったし、
私がズンバを教えているジムのプールでライフガードのバイトをやっているのですが、
ジムでもずっと顔を合わせることがなかったので結果を知ることができず、
どうしているかなと思っていたのです。

35年振りのダンスの発表会 - サンシャイン通信

アラカンで一念発起、大学でダンスを学び始めた私。先週、大学のシアターで発表会があり35年振りにステージで観客を前に踊りました。本当は11月10日に予定されていた発表会...

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さて現在、取り組んでいる課題がこのカンパニーの定期公演のレポート。
来週、提出しなければならないのでこの週末はレポート書きに勤しみます。
前学期同様、ファイナルプロジェクトは創作ダンスのビデオ提出&スタジオでの披露。
そろそろ本腰を入れて取りかからないと。
今学期は発表会はないけれど、学期末に何らかの形で発表の場を設けると教授が言っていて
そのためのダンスを授業と並行して練習しています。
今学期も頑張って良い成績を収めたいと思います。
というわけでアラカン大学生レポでした!
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秋学期の成績が出た!

2022-12-22 18:22:26 | アラカン大学生活
先日、秋学期の成績が出ました。
ファイナルプロジェクトも無事Aを取り、総合成績もAでした!
一番良い成績を取ることが出来た!アラカン大学生、頑張りました!
一度も授業を休まなかったし、ずっと良い成績をキープしていたので、
Aを取れるだろうと思っていたのですが、やっぱりオフィシャルな成績が出るまでちょっと心配でした。
ファイナルプロジェクトの創作ダンス、私なりにベストを尽くしたのですが、
教授の目にどう映ったのか、どう評価されるか全く予想がつかなかったので
Aを取得出来て本当に嬉しいです!
今日はこのファイナルプロジェクトについてお話させてください。
各自、授業で学んだことをもとにダンスの振り付けを考えて、ビデオを提出するという課題でした。
ダンスのジャンル、使用する曲は何でもOK。
(もちろん歌詞に汚い言葉や差別用語などオーディエンスを不快にさせる言葉があるものはダメ。)
いろいろ考えた結果、私が選んだ曲はこれ。吉田兄弟のMadrugada


この曲を選んだ理由は、まず既に知っている曲だったから。
全く知らない曲を聞いて覚える必要がないから、すぐに振り付けに入ることが出来ました。
そしてこれは思い出の曲。教師になるため大学に通っていた2008年、そして大学院生時代の2009年に
大学で行われたアジア各国の文化を紹介するイベントで、日本人留学生、日本人の教授達と
この曲に合わせて踊りを披露したのでした。
その時の記事はこちら
2008年5月17日 Asian American Celebration

2009年2月23日 Florida Association of International Educators

2009年4月15日 Asian Celebration

今回、35年振りにダンスのレッスンを再開することになって、
私の原点というかバックグランドをダンスに取り入れたいと思い、日本人の曲を選びました。
そしてこの曲のタイトルがMadrugada。ポルトガル語で夜明け、明け方という意味。
久しぶりにダンスを再開したことは私にとっての夜明け、つまり「新たな出発」という思いをこめたかったのです。
ジャンルはジャズ、モダン、コンテンポラリー、そして和風な動きも取り入れたのでエスニックの
フュージョンとなりました。わかりやすく言うとごちゃ混ぜダンス。(笑)
10月から少しずつ振り付けを考え、練習をしていて感謝祭の翌日、ズンバを教えているジムのスタジオで
ビデオ撮影をしました。
振り付けを考える度に心掛けたのが「フィットネスダンスにならないようにすること」
例えばズンバやエアロビクスでは前方に進んだら、後方(元の位置)に戻る、
右足、右腕を動かしたら必ず同じ動きを左足、左腕でもやる、
フィットネスのレベルに合わせて可動域を調整する・・・というのが鉄則。
でもこれはパフォーミングアートのダンス。
スペースをふんだんに使って踊り、自分が伝えたいメッセージを表現しなければなりません。
今までズンバインストラクターしてやって来たことを一掃しました。

大学の授業のプロジェクトビデオをここに掲載することが出来ないので、
代わりにビデオのスクショ大放出!




よせばいいのに膝をつく振り付けを3つ取り入れて、またまた膝にあざを作ってしまった私。
でもチャレンジングな振り付けを取り入れたお陰でAを取得出来たと思っています。

それで秋学期の最終週の授業で創作ダンスの発表会がありました。
クラスメートの創作ダンスを鑑賞することが出来て、とても勉強になりました。
ちなみに発表会で一緒に踊ったクラスメート達のダンスは、ソロパートで披露したジャンルとほぼ同じだったのですが・・・
Aちゃんはリリカルに加え、チアリーディングをやっていたのでジャンプを取り入れたダイナミックなダンスを披露。
Mちゃんはタップダンスでしたが、以前ディズニーワールドでバイトをしていたことをテーマに構成、
当時、使用していたキャスト用の名札を小道具にして踊りました。
P君はモーリス・ベジャールの「ボレロ」を彼なりにアレンジしたものを披露。
バレエをやった人ならわかると思いますが、このあまりにも有名なダンス、一見単調に見えますが
ダンサーによって全く別物に見えてしまうから不思議。P君もその期待を裏切りませんでした。

C君は皆の前で踊る代わりにビデオを披露しました。
と言うのも彼はマルチメディアのクラスを履修していて、そのクラスのファイナルプロジェクト用にも
ダンスビデオを作成したのでした。
キャンパス内にあるスタジオに様々な大道具、小道具を用意してビデオ撮影。


時にソファ、地球儀、電話を使用して踊ったので皆の前で発表する代わりにビデオを見せてくれたのでした。




たくさんのカメラを駆使してのビデオ。まさにミュージックビデオ!
スマホを三脚につけて撮影した私(&他のクラスメート)のビデオとは大違い!
最後には宙に浮くエフェクトまで取り入れた!


これはマルチメディアのプロジェクトで必要だったのでしょうが、これを見た瞬間、
クラスメートほぼ全員(私も含む)が思わず How did you do that? (どうやったの?)と
声を上げてしまいました。

何はともあれ無事にAを取得、クラスメートと楽しく学んだ秋学期が充実したものになったこと、嬉しく思っています。
コメント (2)
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35年振りのダンスの発表会

2022-12-17 13:05:16 | アラカン大学生活
アラカンで一念発起、大学でダンスを学び始めた私。
先週、大学のシアターで発表会があり35年振りにステージで観客を前に踊りました。
本当は11月10日に予定されていた発表会ですが、ハリケーンで延期に。
前日、再度ドレスリハーサルがあり発表会当日は夕方5時に楽屋入り。
5時15分からステージでウォームアップがスタート。
体をほぐす程度のウォームアップかと思いきや、カンパニーのリーダー達のリードで1時間近く体を動かしました。
通常のウォームアップに加えて入念に柔軟エクササイズ、そして4~5人ずつステージの端から端まで
リーダーが指示したステップで移動。これを10往復位やって最後はリーダー達が考えた振り付けを練習、
グループ毎に踊るという普通のダンスレッスンに近いものでした。
なんだかいっぱしのダンサーになった気分。
ウォームアップが終わるとダンサー全員、ステージで輪になり気合い入れ。

ウォームアップの後、楽屋で一緒に踊る“20歳のAちゃんとMちゃん”と振り付けのおさらい、
コスチュームに着替え、メイクをして、お喋りを楽しみながら出番を待ちました。
(ちなみに私が踊る曲はAちゃん、Mちゃん以外に男子のクラスメート、C君とP君の計5人編成)
そして7時半開演。私達の出番は2部の2曲目。
第1部の後の休憩が終わったところでステージ裏に移動。
仲間と最後の振り付けのおさらい。思い切りダンスを楽しもうと声をかけあってステージの袖に移動。
緊張でドキドキでした。
Aちゃんはカンパニー入団を希望していて、カンパニーのディレクターをやっている教授から
この発表会でのダンスをオーディション代わりにすると言われていたので、メチャメチャ緊張してました。
そしていよいよ私達の出番。ステージに移動してスタンバイ。
音楽がスタートするのを待つ間、緊張で足が小刻みに震えちゃいました。
でも音楽がスタートして照明でステージが明るくなった瞬間、自然と笑顔になり体が動きました。
私達が踊った曲はこれ。最初の50秒ほどしかありませんが、曲調がお分かりいただけると思います。


Aridaというタイトルですが、教授はプログラムに載せる演目のタイトルを Just Dancin' に変更。
ダンスのジャンルはモダン、コンテンポラリー、ジャズのフュージョン。
でも途中で全員のソロパートがあり、これは各々好きなように踊っていいと教授に言われたので
バラエティに富んだダンスになりました。
ソロパートではそれぞれお得意のダンスを披露。
Aちゃんはリリカル、Mちゃんはタップダンス、C 君はブレイクダンス、
カンパニーメンバーのP君はバレエ、そして私はジャズ。
無我夢中で踊り、気が付いたら最後のポーズを取っていました。
35年振りにステージで踊った感想はこれに尽きます。
とっても楽しかったです!
踊り終わってお客さんから拍手と声援をいただいた時の快感も久しぶりに味わいました。
全てのダンス発表が終わり、ダンサー全員がステージに揃ってカーテンコール。
再び拍手と声援をもらい
カ・イ・カ・ン!(←「セーラー服と機関銃」の薬師丸ひろ子風にね。昭和な表現ですみません!
ここで来学期も大学でダンスを学ぶことに決定!
先月から春学期のクラス登録が始まっていたのですが、このままアラカン大学生を続けていいものかどうか
決心がつかずにいたのです。

こちらは先月のドレスリハーサルでスタッフが撮影した写真。大学やカンパニーのSNSページから拝借しました。












残念ながら私のダンスの写真は未だ入手出来ずにいます。

こちらは私達の楽屋。


ウォームアップが終わって出番まで2時間半近く、AちゃんとMちゃんと緊張しながらも楽しく過ごした楽屋。思い出の場所となりました。

これは2階席からのメインステージ。(こちらの画像はお借りしました)


発表会の後はロビーでお客さんとダンサーの談笑タイム。
私も見に来てくれた家族を教授に紹介したり、友達とお喋り。
私のズンバクラスの常連である日本人のKさんも見に来てくれました。
忙しい中、見に来てくれたことだけで感激だったのに「とってもカッコよかったです!」と言ってくれて、
花束とプレゼントまでいただきました。

Kさんが初めて私のズンバクラスに参加した時、ステップも即、覚えるし、リズム感もあるし
フォームもきれいですごいなと思いました。
クラスの後で話を聞いて納得。小さい頃からバレエをやっていたので、音楽に合わせて体を動かすのが好きで
何年も前からズンバをやっていたそう。
お子さん達が小さかった頃は日本にいて、娘さんが通っていたダンス教室でアシスタントとして
先生をサポートしていたそう。
(余談ですが、その時の教え子数人が現在、芸能人として活躍しているんですよ。)
ダンスの経験があるKさんですから、私が大学でダンスを学ぶと話した時も
とても喜んで応援してくれました。
ダンスのバックグランドがある人からのサポートは本当に嬉しいものです。

発表会が終わって帰宅したのが11時近くだったので翌日、Kさんに発表会に来てくれたこと、
お花とプレゼントをいただいたお礼のメールを送りました。
いくつかメールを交換した後、Kさんからのメールに感激。↓


今回、久し振りに発表会に出るにあたり、私なりの目標を立てました。
それはダンスの楽しさを表現すること。ダンスを楽しんでいる気持ちを伝えること。
それは私達が踊ったダンスのテーマでもありました。
なので教授はタイトルを Just Dancin' に変えて、私達のソロパートを取り入れたわけで。
私のダンスに対する気持ちがKさんに伝わった!目標達成です!
ダンサー、パフォーマー、そして指導者であったKさんからの言葉、どんな賛辞より、
ダンスのテクニックを褒められるより嬉しかったです。

春学期も頑張って踊り続けます!
秋学期のブログネタはまだ続きます・・・
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