新・仏像ワンダフル!

千年の時を超えて仏像との新しい出会い
いやいや街を見渡せばよく似た人がいたような・・

弥勒如来坐像・光背の飛天 興福寺北円堂  鎌倉時代

2012-07-21 23:52:22 | 旧仏像ワンダフル
飛んでいるんですよ、8体の飛天が。

いかつい運慶の弥勒菩薩を迎えに
歓喜に満ちて衣を自在になびかせて。

心なしか西洋のテイストが感じられる
オペラのひと場面のような、
ドラマチックな感じさえします。

しぐさが愛らしく
面持ちは穏やかで
思わず弥勒菩薩さんの口元も
緩んでくるようです。


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2 コメント

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おっ♪ (kyon)
2012-07-22 07:42:10
お~・・・うんうん、確かに!
西洋風・・・っていうのが分かりますね~
天使がキリストさんの周りで降臨を祝う?・・・って感じにも見えます・・・
ふ~む・・・
考えてみれば・・・仏教自体が洋ものですものね・・寧ろ、タイやカンボジアのレリーフのイメージの方が色濃い気もしますが・・・
硬い感じの如来さんを取り囲む舞い手達のコントラスト・・・静と動・・・お約束の構図なんだろうかね・・・
色んな思いを巡らす楽しみ・・・出てきますね・・(^^ゞ
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そうだ天使ですね! (仏像ワンダフル)
2012-07-24 09:57:31
凄くしっくりとイメージが重なりますね~あまり主張はしないけれど、総合力でその場の精神性を高めてくれるようです。自分の場合どうも思い入れが過ぎるようで、歓喜にあふれた感情のようなものを感じてしまうんですよね、飛天さんに(嬉)
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