新・仏像ワンダフル!

千年の時を超えて仏像との新しい出会い
いやいや街を見渡せばよく似た人がいたような・・

菩薩坐像 ネパール 13世紀(初期マッラ時代)

2012-09-07 08:48:05 | 旧仏像ワンダフル
前出のほとんど丸腰に近い弥勒菩薩さんから一転、
全身に宝飾をちりばめた金箔の塗料もかなり残る
華やかな像です。

丁度ネパールがタークリー朝からマッラ朝へ交代して
イスラム教の進攻を受け、インドからの影響を受けていた
文化が中断し、独自の様式が模索された時期とされています。

身体を少しくねらせて、豪華な装飾を身に着け
やわらかい表情で迎える感じは、
とっても親しみと親近感がありますね。

ちょっと「かいーの?」なんて聞いてみたい
気もします。






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2 コメント

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Unknown (kyon )
2012-09-09 11:46:52
かぃ~の?って?(笑)

インドとかネパールとか・・・あちら系の仏像ってとても動的な姿を切り取ってて、面白いですよね・・・
優しげでほっこりしてきます。
エラそうなお姿でなくても、案外人が癒されるってぇのは・・・単純でピュアなインスピレーションからなのかしらね?ん~~・・・ちょっと発見かも・・・(自分だけですが(笑))
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やわらかさ (仏像ワンダフル)
2012-09-10 06:06:55
どうしても日本人は威厳のあるかっちりとした仏像に
慣れているので物腰のやわらかい異国の仏像を見ると
ゆるみますね~
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