奈良時代から平安時代にかけて続いた
富士山の噴火の鎮静を祈願して建てられた
という江原浅間神社。
そのご神体の女神像で、近頃制作年代が特定され
富士山信仰の最古の木像になるようだと
昨日の読売新聞にありました。
三人の天女が中心の如来像を背に
囲むようにして一本の木から削り出しで
造られています。
馬頭観音の真柏のリアリティと
女神像の素朴なシンプルさ
江戸時代の円空仏にも似た
技巧以前のものを感じる像ですね。
富士山の噴火の鎮静を祈願して建てられた
という江原浅間神社。
そのご神体の女神像で、近頃制作年代が特定され
富士山信仰の最古の木像になるようだと
昨日の読売新聞にありました。
三人の天女が中心の如来像を背に
囲むようにして一本の木から削り出しで
造られています。
馬頭観音の真柏のリアリティと
女神像の素朴なシンプルさ
江戸時代の円空仏にも似た
技巧以前のものを感じる像ですね。
優しげなお顔です。柔らかな感じが山の怒りを鎮めてくれる・・・そんな祈りなんですかね・・・
スピードや効率と、人や自然に対する真摯な眼差し・・このバランスが難しかね~