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くるみと一緒に過ごす時間

くるみと一緒にボランティア活動 ~ずっと犬を飼っていたというおじいさんとくるみ

2018年06月21日 | くるみとチコちゃんのこと
5月はお休みしていたボランティア活動ですが
6月からまた復帰しました。

6月は3回訪問活動がありましたが
1回は私が風邪気味になってしまい
お休みしたので、2回の参加でした。


6月は夏仕様で、浴衣等を持っている人は
浴衣で参加してくださいと
通知が来ていました。

くるみは持ってないので
会の浴衣を借り着しました。






器用な飼い主さんは
手ぬぐいでワンコの浴衣を作ったという方が
何人かいらっしゃいました。

パグちゃんの飼い主さんは
特に手芸がお上手で、
パグ柄の布でバッグを作ったり
今回は手ぬぐい2枚でできたよ!と。

いいな~
うちは私よりも
夫の方が針仕事うまいくらいですから…。

まぁいいんです。
得意、不得意がありますから…。
くるみは自分の浴衣か、借り着の浴衣か
きっと気にしないと思います。
たぶん。。。

普段は会のバンダナを付けて活動ですが
浴衣や甚平さんは柄がハデ?なので
みんなが着てると部屋が明るい感じになりました。

せっかく着たし、活動中に脱げちゃったり
暑くなって脱がせたりするだろうから
着てるのは初めだけだろうということで
活動前に、入所者さんの前を
1頭づつ、モデルウォークしました(笑)


そして、くるみが参加したもう一つの
施設の方でも、浴衣着用でしたが
くるみに合うサイズのがもうなかったので
普通にバンダナで活動しました。

くるみ、バンダナつけよー




ふれあい活動ですが、どんな風にするか
特に決まりはなく、その時々です。

ほとんどの施設では、名札をつけて頂いてるので
お名前を呼んで、お話しさせてもらいます。

○○さん、こんにちは
ワンちゃん近くに行って大丈夫ですか?

中には犬がコワイとか
犬じゃなくて、猫がいいなど
いろいろな方があるので確認します。

いいよ、と言われたら

くるみ、っていいます
女の子なんですよ、よろしくお願いします。

あとは
撫でてみますか?
抱っこしてみますか?

と、だいたいの方は抱っこしたいと
仰るので、ワンコの敷物を膝に敷いて
くるみを乗せてみます。

ちゃんと抱っこできる方は
そんなに多くないので
くるみを預けてしまわず
手伝いながら、抱っこしてもらいます。

それにくるみは体が長いので
入所者さんの膝には乗っかり切らず
お尻がはみ出てしまうので
はみ出したお尻を支える感じです(笑)

中腰になるので、ちょっと大変ですが
頑張ります。


昨日、行った施設は年に何回か訪問するところなので
ふれあい活動にも、わりに慣れた感じです。

昨日お会いした方で、特にくるみがなついた?方がありました。

ワンちゃん、そばに行って大丈夫ですか?と聞くと

「子供の頃から、家に犬が居たんだ、
ずっと犬を飼ってたんだ、親が犬が大好きでね
いつも家には犬がいたんだ」

「くるみっていいます、よろしくお願いします」
というと、手を伸ばしてくるので
撫でて貰って
「抱っこしてみますか?」
と聞いたら、

「おいで、おいで
うちはずっと犬を飼ってたから
親が犬が大好きで、いつも家には犬がいたんだよ
ここはいなんだけどね」と

おじいさんの膝にくるみの敷物を敷いて
くるみを抱っこしてもらいました。

おうちにいたわんちゃんは何色でした?
と聞いてみると
「こういうのもいたよ」
お隣の方の前に来ていた白柴ちゃんを見て。
「ああいう白いのもいた」

前は犬種を聞いたりしたんですが
忘れた、という方もあったり
会話が続かないことが多いので
どんなワンちゃんでした?とか、
何色?は、わりと話しが続くことが多いので
最近はそんな風に質問したりしてます。


それから、また、うちの家にはずっと犬がいた、
親が犬が大好きでね、いつも飼っていたんだ、
ということを、何度も仰って
私は、家に犬が居た思い出は、親御さんの思い出と
セットになっているんだな、と感じました。

普段、くるみは抱っこして貰っても
また次に行くとわかってるようで
ちょっとすると私の方に、行こう!みたいな
しぐさをするんですが
この方の時は、違いました。

車いすのひじ掛けに乗せているおじいさんの
腕の上に、あごを乗せて、片手をかけて
目をつぶって、リラックスしているような
しぐさをしました。

「お、眠いのか?
そーか、そーか、寝てていいぞ~」
と、くるみをさらに撫でてくれました。

目をつぶっているだけで
寝ているわけではないと思いますが
くるみはゆったりとした様子を見せて
寝ているように見えました。

おじいさんは私に寝ている?と聞くので
「普段は、お昼寝している時間ですから
抱っこして貰って、眠くなったのかもしれません」
というと
「そーか、お昼寝か、寝てていいぞ~」
ととても笑顔になって、嬉しそうでした。

他の方もお待ちなので
ここにずっといるのはな、と思いましたが
でも、くるみを動かすのもな~と。

他のスタッフの人が、そのままでいい
という感じの合図をくれたので
そのまま抱っこしてて貰いました。

おじいさんは
くるみを見て、くるみを撫でて
よしよし、寝てていいぞ~
よしよし、と
その間くるみはずっと寝ているような感じで
おじいさんに抱っこされていました。

でも、終わりの合図が聞こえたら
くるみは目を開けて、私に
行く?みたいな顔をするんです。

びっくりしました。

しかも、私がくるみを抱こうとしたら
くるみがおじいさんの胸に頭を寄せて
身体を預けるような様子をしてから
私に抱っこされました。

くるみ~~~!!

くるみのその様子やしぐさに
なんだか、とても感動しました。

くるみはおじいさんの気持ちがわかったのかしら?
と思うくらいです。

おじいさんに、またくるみと来ますね!
というと、

またおいで!またおいで!と
何度も言ってくれました。

おじいさんははじめ、
家に犬がずっといた、親が犬が大好きだった話を
何度も繰り返して言っていたんですが
くるみがあご乗せ昼寝を始めてからは
帰る時もそれは言わなくなりました。

ちょっとの間ですが、くるみと居て
さみしい、懐かしむ気持ちが少しは
癒されたのかも、と思いました。

くるみは特に考えたわけではなく
ホントに眠くなったのかもしれませんし
わかりませんが…

くるみは、ワンコは優しいな、
と、とても感じた昨日の出来事でした。


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