毎年、お正月に
舞楽と並んで楽しみにしているのが
新春能狂言です。
ゼミのフィールドワークで
お祭りを見に行くようになってから、
歌舞伎や狂言、お能などの
古典芸能も見るようになりました。
里神楽も歌舞伎も遡れば源流は同じかもしれず
それぞれ全然異なるものと
それでも通底するものを感じて面白いなぁと
思いました。
ても最近は、能楽堂や歌舞伎座へは
ちょっと足が遠のいていますが…。
テレビで見るのは、ライブで見るのとは
また違いますが
それはそれでいいこともあります。
謡いの詞章が聞きやすかったり、
時々ある、近くの席の人いびきに
悩まされなかったり(笑)
謡いや笛鼓などの音が心地よく
お能を見て
内容ではなく音にとらわれて行くと
眠〜くなるのもわかります。
ウトウト夢うつつで
そこにいるのもとても気持ちいいんです。
テレビで見るときは
気持ちよくなって眠くなったりはしないです。
それはやっぱり、その場でないと
眠くなる効果はないようです。
新春能狂言 草紙洗
草紙洗は小野小町の登場する演目です。
お能では小町物と言われる曲が
いくつかありますが、草紙洗はその1つです。
能というと、なんだか難しいようなイメージが
あるかもしれませんが…
見てみると、そんなこともないんですよ。
この草紙洗は、特にわかりやすいストーリーです。
宮中の歌合わせで、小野小町と大伴黒主が
対戦することになったけれど
大伴黒主は小町に勝てそうにないと思い
小町の歌合わせで詠む歌を盗み聞き。
黒主は万葉集に盗み聞きした歌を書き込み
帝の臨席する歌合わせの場で
小町の歌は万葉集にある古歌だといって
証拠の万葉集を出してきて…。
小町が筆跡を見て、黒主の書き入れの見抜いて
帝に、この万葉集を洗いたい、と許しを請い
洗ってみると、証拠だとされた歌が
水に消えて、黒主の悪事が露見!
恥ずかしさのあまり、黒主が自害する!と
言ったけど、小町や帝に許されて
最後は小町が祝いの舞いを舞う
というお話です。
まぁ、こう書いてみると、ちょっと…何ソレ?!
みたいなストーリーですが(笑)
しかも、歌合わせの場に紀貫之も居て!
深淵な内容ではないですが
宮中歌合わせの華やかな舞台設定で
小町が、幽霊とか老婆という設定ではない
唯一の曲です。
小町の面も若い女性を表す小面が使われて
衣装も唐織着で豪華!
衣装も豪華で、華やかで
お能の舞いや謡いを楽しめる曲でした。
舞楽と並んで楽しみにしているのが
新春能狂言です。
ゼミのフィールドワークで
お祭りを見に行くようになってから、
歌舞伎や狂言、お能などの
古典芸能も見るようになりました。
里神楽も歌舞伎も遡れば源流は同じかもしれず
それぞれ全然異なるものと
それでも通底するものを感じて面白いなぁと
思いました。
ても最近は、能楽堂や歌舞伎座へは
ちょっと足が遠のいていますが…。
テレビで見るのは、ライブで見るのとは
また違いますが
それはそれでいいこともあります。
謡いの詞章が聞きやすかったり、
時々ある、近くの席の人いびきに
悩まされなかったり(笑)
謡いや笛鼓などの音が心地よく
お能を見て
内容ではなく音にとらわれて行くと
眠〜くなるのもわかります。
ウトウト夢うつつで
そこにいるのもとても気持ちいいんです。
テレビで見るときは
気持ちよくなって眠くなったりはしないです。
それはやっぱり、その場でないと
眠くなる効果はないようです。
新春能狂言 草紙洗
草紙洗は小野小町の登場する演目です。
お能では小町物と言われる曲が
いくつかありますが、草紙洗はその1つです。
能というと、なんだか難しいようなイメージが
あるかもしれませんが…
見てみると、そんなこともないんですよ。
この草紙洗は、特にわかりやすいストーリーです。
宮中の歌合わせで、小野小町と大伴黒主が
対戦することになったけれど
大伴黒主は小町に勝てそうにないと思い
小町の歌合わせで詠む歌を盗み聞き。
黒主は万葉集に盗み聞きした歌を書き込み
帝の臨席する歌合わせの場で
小町の歌は万葉集にある古歌だといって
証拠の万葉集を出してきて…。
小町が筆跡を見て、黒主の書き入れの見抜いて
帝に、この万葉集を洗いたい、と許しを請い
洗ってみると、証拠だとされた歌が
水に消えて、黒主の悪事が露見!
恥ずかしさのあまり、黒主が自害する!と
言ったけど、小町や帝に許されて
最後は小町が祝いの舞いを舞う
というお話です。
まぁ、こう書いてみると、ちょっと…何ソレ?!
みたいなストーリーですが(笑)
しかも、歌合わせの場に紀貫之も居て!
深淵な内容ではないですが
宮中歌合わせの華やかな舞台設定で
小町が、幽霊とか老婆という設定ではない
唯一の曲です。
小町の面も若い女性を表す小面が使われて
衣装も唐織着で豪華!
衣装も豪華で、華やかで
お能の舞いや謡いを楽しめる曲でした。