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イギリスで、子犬・子猫の販売禁止! & 生類憐みの令

2018年08月31日 | うちのくるみ達とワンコのこと
イギリスで、子犬、子猫の販の販売が
禁止になったそうです。

英、子犬・子猫の販売禁止へ=生後6カ月未満―悪質業者を排除

イギリスでも、悪質なブリーダーや
劣悪な環境で子犬などを繁殖させる
バピーファームなどが問題になっていて
それを禁止する法案ができたそうです。

イギリスはペット先進国だと思っていたので
店頭などでの生体販売は禁止されているのかと
思っていましたが、これからだったのですね。

でも、生体販売禁止の法案が作られて
通りそうなら、素晴らしいと思います。


それにしても、国を問わず
悪質な業者はいるのだなぁと思いました。

動物を販売する商売があるところには
そういう業者が必ずいるのですね。

日本はまだまだその段階にはありませんが
日本もイギリスに続いて
そのような法案ができるように、と思います。


今の日本の現状を思うと…
五代将軍徳川綱吉さんが行った
人も動物達も、慈しむという理念のもと
野犬を保護施設に収容する、
動物の飼い主を登録するなどは
とても先進的だったな、と改めて思います。

もともと、生類憐みの令というのは
犬に対してだけでなく
第一は捨て子を保護せよ、というものでした。
捨て子があれば、きちんと周囲で養育しなさいと
いうものです。

命を大切にする、弱者を労わり慈しむ
という考えが、綱吉さんの法令の
根本にあったようです。

17世紀に、今の社会福祉に近い思想を
持って、政治に当たっていたようなのが
すごいなぁと思います。

それが人だけでなく
犬、猫、牛、馬、鳥などの動物の命や存在を
生き物として人と同様に尊重する政策を
取っていたことがすごいなぁと思います。

綱吉さんだったら、劣悪な環境で
繁殖させて、動物を苦しめる悪質業者は
きっと許さないよ、と思ったり。

今だって、日本で動物福祉の思想や
意識が行き渡っているとは言い難いのに
その当時は、民衆や為政者の側でも
綱吉の考えを理解したり、共感できる人は
ほぼいなかったんじゃないかなぁと思います。

だから、犬公方とか、生類憐みの令が
天下の悪法みたいに言われてきちゃったり
したんだろうなぁと。

綱吉さんは、孤独感があったかな?


とても興味が湧く
綱吉さんと生類憐みの令なのでした。


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