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ワンコと暮らしはじめたら

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NHK「プロフェッショナル」訓練士の中村さんに大反響 だそうです。

2018年02月02日 | うちのくるみ達とワンコのこと
先日のプロフェッショナルの
ワンコのスペシャル放送、
訓練士の中村さんへの反響が多いそうです。

NHK「プロフェッショナル」に大反響 「戦い続ける」犬の訓練士、その真意と信念を聞いた

そうですよね。
あの放送を見たら、
ペットがいない人も、ペットがいる人は特に
胸に響くものがあるだろうと思います。

訓練士の中村さんは、
犬への体罰を否定する世論と戦っている、と
取材に答えていました。

「褒めるのも大事、叱るのも大事」

ホントにその通りと思います。

そして、
社会に適応する術を失ってしまった犬達には
時には強い態度や言葉を
使わざるを得ないこともある…
でも、それを公然とするのには
風当たりが強いだろうというのも
想像がつきます。


聞くに耐えないような過酷な
子供への虐待や
無責任極まりないような飼い主の
動物への虐待や遺棄が報道されたり
教師や周囲からの言葉や体罰などで
命を縮める選択をしてしまう人がいたり…
その一方で、
いや、そのような報道や事実があるからこそ
かもしれませんが…
叱ること、力を使っての躾に踏み込むことへの
批判が大きくなっているのが、今の時代です。

中村さんが
「世論に負けそうになる自分との戦い」
というのも、わかります。
本当に、言うは易し行うは難しを
実行されているのが中村さんですね。


ペットだけでなく、どんな場合も
叱るだけ、褒めるだけでは
いい結果を得るのは難しいと思います。

本当に、
人も動物も「叱る」ということは難しい。
褒めるよりも、ずっと難しいと思います。

体罰や行き過ぎた躾けが絶えないのは
それだけ叱る側の意識の在り方、
心の保ち方が難しい、
ということの反証だろうと思います。

その子のため、しつけだと言いながら
自分の感情任せになっていないか?
果たしてその子のためにしている行動なのか?
ただ怒りにに任せているだけではないか?

他者から見て、
それは躾ではないだろう
単なる暴力だ、
と思うような事態が起こるのは…

「叱る」側の意識が幼い故に
自分の感情に流されて
「怒って」いるだけで
ただ「腹立ち」まぎれに言葉や力を使い
怒りを吐き出してしまう。
行動に出るまでの過程で
自身の寄って立つ論理や正義について
考察も反省も十分ではなく
ただ、感情に任せて「体罰」してしまうから
ではないかと思います。

中村さんは動物相手であっても
相手の行動、自分の対応をしっかりと
意識した上で行っていて
たとえ噛まれるようなことがあっても、
感情に走らない、ブレない強さがありました。

相手を思う

ということの、
厳しさと強さ、その思いと葛藤が
伝わってきたので
心を動かされたんですよね。
ホントにすごい方だなぁ
強い人だなぁと思います。

昔から強い人にあこがれていました。
腕力とかではないですよ。
信長とか、鬼平みたいに
強い人ってあこがれるなぁと。
(鬼平…池波正太郎の
鬼平犯科帳の盗賊改めのお頭
長谷川平蔵のことです)

信長と鬼平を
ひとくくりに強い人というのは、
語弊があるかもしれませんが…。
清濁併せ吞むとでもいうか…
清濁併せ吞んで、
なお、濁らず清澄な人に
憧れるなぁと思ってきました。

いやいや、ちょっと、話がずれました。


記事に引用されてる中村さんの言葉
「犬は平等じゃない。理屈の違う子もいる。
トレーナーや獣医師、繁殖者らが本来、
手をかけてやるべきなのだが、
そうしたシステムが確立しておらず、
手遅れになってしまっている。
本当は、
私みたいな存在がいてはいけない」

今は自分のようなやり方も必要だけど
本当はそういうこともなくなるように
なって欲しいと願っている、と。

中村さんの胸中の苦しさと
苦しさに負けない、
信念の強さを感じます。


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