~chapter 1
~chapter 2
~chapter 3
さて、今回の『Tribute to HAGAKURE』である。
2月に第一報が入った時点ではネットにも詳細な情報は出ていなかったが、先週末、LAにいるMAR氏の友人からメールで詳しい情報が寄せられた。
アメリカ人ビルダーのCyril Huzeがブログで紹介しているというのだ。
CYRIL HUZE BLOG
http://www.cyrilhuzeblog.com/2011/05/04/fantasizing-of-becoming-bonneville-new-rollie-free/
http://www.cyrilhuzeblog.com/2011/06/01/fantasizing-of-becoming-bonneville-new-rollie-free-part-2/
また、そのメールには最高速チャレンジは今年の9月に行われるということも添えられていた。
『Tribute to HAGAKURE』製作者はZEN Motorsyclesの
Laurent Dutruel氏(以下、ローラン氏)。
そこにはまさしくHAGAKUREがいた。
『Tribute to HAGAKURE』はMAR氏の想いを裏切ってはいなかった。
大きな仕様の違いは以下の点だった。
※エンジン
『葉隠』・・・MAR氏が修業時代に師匠から譲り受けた78年の1200ccのショベルヘッド
HAGAKURE・・・ビューエルXB 9エンジンを使用。
※始動方法
『葉隠』・・・押し掛け
HAGAKURE・・・ロープスターター
※ホイール径
『葉隠』・・・前後21インチ
HAGAKURE・・・前後19インチ
※ブレーキ
『葉隠』・・・リアのみ
HAGAKURE・・・フロントのみ
当時のMAR氏は雑誌の取材において『葉隠』の出来は30点と述べている。
減点要因として、ショーに間に合わせる為に走らない状態で仕上げてしまっていたことと、部分部分に良しとしない点をあげた。
その改善を今後のライフワークとし、いつかソルトレイクで最高速にチャレンジしてみたいと願っていた。
しかし不本意にも『葉隠』を製作したのち、MAR氏はビルダーとしての生命を断つことになる。
そして現在。
ビルダーとしての原点回帰として、MAR氏はモーターサイクルの原点ともいえるスーパーカブをカスタムすることを選び、
CONE CUSTOM CYCLESで活動をしている。
CONEの代表作 UNICONEには、そんなMAR氏の『葉隠』への想いが込められている。
なお、オリジナルの『葉隠』は日本国内のどこかに現存しているようだが、
近い将来、MAR氏が以前からあたためている構想『ライフワークの一環として新たな『葉隠』を超える一台』を生み出すであろう。
今回、ローラン氏がチャレンジするのはレギュレーション1000cc未満のA‐PGクラス。
(AはArtisanal(職人による)フレーム。 PはPushrodエンジン。 Gはガソリン燃料。)
目指すのは148.397mph(238km/h)オーバー。
正直、先を越されてしまったカタチになってしまったが、MAR氏はローラン氏に複雑な想いを抱えながらもエールを送る。
本音を言えば、出来る事ならば直接ボンネビルソルトフラッツに赴きたいことであろう。
【Hagakure Tribute】※ローラン氏によるテスト走行
ローラン氏の活動には今後もこのブログでレポートを続けるが、
ここで再び 過去のMAR氏ブログの一文を転載してこの連載を一旦終了する。
海の向こうの見知らぬ友に・・・
健闘を祈る。
~fin~
~chapter 2
~chapter 3
さて、今回の『Tribute to HAGAKURE』である。
2月に第一報が入った時点ではネットにも詳細な情報は出ていなかったが、先週末、LAにいるMAR氏の友人からメールで詳しい情報が寄せられた。
アメリカ人ビルダーのCyril Huzeがブログで紹介しているというのだ。
CYRIL HUZE BLOG
http://www.cyrilhuzeblog.com/2011/05/04/fantasizing-of-becoming-bonneville-new-rollie-free/
http://www.cyrilhuzeblog.com/2011/06/01/fantasizing-of-becoming-bonneville-new-rollie-free-part-2/
また、そのメールには最高速チャレンジは今年の9月に行われるということも添えられていた。
『Tribute to HAGAKURE』製作者はZEN Motorsyclesの
Laurent Dutruel氏(以下、ローラン氏)。
そこにはまさしくHAGAKUREがいた。
『Tribute to HAGAKURE』はMAR氏の想いを裏切ってはいなかった。
大きな仕様の違いは以下の点だった。
※エンジン
『葉隠』・・・MAR氏が修業時代に師匠から譲り受けた78年の1200ccのショベルヘッド
HAGAKURE・・・ビューエルXB 9エンジンを使用。
※始動方法
『葉隠』・・・押し掛け
HAGAKURE・・・ロープスターター
※ホイール径
『葉隠』・・・前後21インチ
HAGAKURE・・・前後19インチ
※ブレーキ
『葉隠』・・・リアのみ
HAGAKURE・・・フロントのみ
当時のMAR氏は雑誌の取材において『葉隠』の出来は30点と述べている。
減点要因として、ショーに間に合わせる為に走らない状態で仕上げてしまっていたことと、部分部分に良しとしない点をあげた。
その改善を今後のライフワークとし、いつかソルトレイクで最高速にチャレンジしてみたいと願っていた。
しかし不本意にも『葉隠』を製作したのち、MAR氏はビルダーとしての生命を断つことになる。
そして現在。
ビルダーとしての原点回帰として、MAR氏はモーターサイクルの原点ともいえるスーパーカブをカスタムすることを選び、
CONE CUSTOM CYCLESで活動をしている。
CONEの代表作 UNICONEには、そんなMAR氏の『葉隠』への想いが込められている。
なお、オリジナルの『葉隠』は日本国内のどこかに現存しているようだが、
近い将来、MAR氏が以前からあたためている構想『ライフワークの一環として新たな『葉隠』を超える一台』を生み出すであろう。
今回、ローラン氏がチャレンジするのはレギュレーション1000cc未満のA‐PGクラス。
(AはArtisanal(職人による)フレーム。 PはPushrodエンジン。 Gはガソリン燃料。)
目指すのは148.397mph(238km/h)オーバー。
正直、先を越されてしまったカタチになってしまったが、MAR氏はローラン氏に複雑な想いを抱えながらもエールを送る。
本音を言えば、出来る事ならば直接ボンネビルソルトフラッツに赴きたいことであろう。
【Hagakure Tribute】※ローラン氏によるテスト走行
ローラン氏の活動には今後もこのブログでレポートを続けるが、
ここで再び 過去のMAR氏ブログの一文を転載してこの連載を一旦終了する。
海の向こうの見知らぬ友に・・・
健闘を祈る。
~fin~
でも14年前の息吹や魂が受け継がれてる事は事実です。 とても素晴らしく偉大な功績です。 まだ始まりかもしれません。 まだまだ続く事でしょうね。