画廊のウィンドウにジャコメッティがちょこんと乗っかっていた。
ホントにちょこなんと・・・掌に乗っかる大きさの塑像。
がちがちのあの表情がとても好きなジャコめし。
あー好きだなぁ、と、のどから手が出かかったその時、
読めないほど小さなプライスタグについた値段は、ウン百万円・・・・
おー、たっけー!!
でも「歩く男」なんて何十億だからな。
ジャコメッティ・スタイルの造形のあの細さは
モチーフのいらんところを削いでいったんじゃなく
周りの背景が膨らんでというか、大きくなって、
あんな風になっていったのぢゃと。
認知されるものと、表現されたものの乖離というのが
彼の追っかけておったものだそうぢゃ。
ふんふん・・・哲学があるのぉ。
判るような、判らんような・・・(汗)。
半紙本画仙紙二層紙
油煙墨
白天尾筆
ま、あたしはジャコめしならぬカブトムシだす。
高尚なことはわからぬが、ただただ書くばかり。
ごそごそっと、ニッチなところで生息するわさ。
一家に一台のノリで、「お、家に飾りたい!」ぢゃだめなんかなぁ。で、ぽちっとしとけ?
にほんブログ村