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三杜舎小話

書家天泣のブログです。アトリエ三杜舎から、書道のあれこれ、書作、お稽古風景を綴っていきます。

一人書力対決

2011-04-28 16:14:07 | 書道

次の作品は、もうちょっとだけ進化しよう。

筆の動きがもっと変化に富むように。
頭の中ではイメージビシバシ(笑)

これから毎日書道展の鑑別結果までは、
やけに前向きなアタクシになるのであった。


発表後はへこむことになっちょる!





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多願成就

2011-04-27 15:00:00 | 書道

昨日、毎日書道展の出品作品決定ーーーっ!

ぱちぱちぱち(^人^)

でも、まだまだ修行が足りないことを痛感した昨日のお稽古。

隠れ書力対決、またも撃沈・・・


墨の色がきれいじゃなくて(汗)
筆の動きも単調で(大汗)
構成力も乏しい(滝汗)
敵わないなぁ、ぐすっ。

書きこめば身につくものなのか?

決まった割には結構へこんだのだった。

要Breakthrough 








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朧夜に・・・

2011-04-26 14:01:47 | 書道

ひいこら書いているアタクシです。
ここのところちょっといい方法を実践してます。

帰ったら、着替えてまず書く。
一息つくと、再起動に時間がかかるので
緊張感を解かないで、まず筆を持つ。

毛氈引いて、薄墨に筆をつけて馴染ませておく。
その間に紙をカットして、反古紙でストロークの稽古。
いよいよ、画仙紙に向かって、書く、書く、書く・・・

大きなサイズの作品は、乾くのに時間がかかるから、
まず書く。
乾かないうちに、修正があれば補筆をして
書いたものは消えないので、それはあきらめて(笑)

墨の色を変えて書いているので
乾かないと、重なった墨の部分や
滲みの広がりなど見えてこない。


乾かしながら、片付けたり、次の画仙紙を用意する。

墨だまりがなくなるのに、
薄墨だと30分くらい、
濃墨だと長ければ2、3時間かかるかなぁ。
墨だまりがなくなったら、毛氈の上から動かして
さらに乾かして、第2クールに入る。


そうやって、延々書いているのよ。おほほほほ・・・・

これで出品作品、今日決まるといいなぁ。
そんなわけで作品候補ががっつりと。にんまり(^~^)v

でも今日のアップはかなの半切。



おぼろ夜の空にむかへばわが心
朧に溶けて愁あらずも(空穂)


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うふふ、えへへ

2011-04-25 13:53:09 | 書道

新しいお筆を購入!



詩文を書くためのにわとりの羽でできた筆です。
最初は、油分が多くて馴染むまで時間がかかること。

孔雀筆とどちらにするか迷ったのですが
孔雀はちょっと大きめだったのでこちらに。
次に買うときはダチョウかな。

やわやわぺたぺたと不思議な感触。
くすくす笑いみたい。

で、書くとこんな線。
うふふ、えへへ。の線。







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寸松庵色紙

2011-04-22 15:11:50 | 書道

前にもアップした寸松庵。
升色紙、継色紙、と共に日本三大色紙。
他の二種が、平安朝の女手らしい優しい感じであるのに比べると
この寸松庵、たった13センチ四方そこそこの方形に
力強い線で散らしてある。
臨書がついつい大きくなってしまうのは
この力強い線のせいだ(・・・ということに・・・)


広がりのある散らし書き、
紙の大小は関係ないなぁ、と思わせる。
一枚の料紙の中に宇宙あり。

色紙の臨書、枠を真ん中にとるより
少しずらして枠の外に落款を入れたほうが納まりがいいみたい。
思い切って小さな3ミリくらいの雅印なら枠の中でもいいかな。

料紙もいつもよりいいものを。
大好きな料紙で、いつも在庫を切らさないようにしている。
墨の切れがよく、発色もきれい。

仮名料紙、華の宴
筆 鼬毛筆
墨 古梅園 蒼苔

ちょっと仮名にしては
濃い目に磨った松煙墨。
墨の潤渇を思い切って出す。







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因州和紙 

2011-04-19 14:51:09 | 書道

因州和紙の画仙紙を使ってみた。
半紙、箔合紙、雲竜や飾りの入った千代紙みたいな紙しか
知らなかったけど画仙紙もあるんだ。
中国画仙紙は、紅星牌、金星牌党に代表される
安徽省、浙江省各地で産出される稲藁が主原料の紙。
種類も多く、もっぱらこちらを使う。

今回稽古用に買った和紙も二層紙で、180×90の全紙版。
原料は三椏で、表面は繊維が細かいせいか、しなやかな手触り。
厚みも三層紙みたい。
耳があるので、1センチ大きめ。

運筆は、見かけによらず重いわ。
滲みが少なくて、陰影が出ず
濃淡をつけないと平板な感じ。
でもこの雰囲気を生かした面白さもあるかも。
ぷつんぷつんと線が切れる。

和紙 二層画仙紙 180×62
筆  白天尾筆
墨  油煙墨












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確かな線

2011-04-15 15:08:18 | 書道

筆持ってるときに
何の拍子にか、とんでもなくいい線が
出るときがある。
(いつも出ないのは、なんでぢゃ?)

書きながら、あ、これは!と思うと
やはりすっごくいい線なの。
手の先が筆になったような不思議な感覚。


羊毛の捌き筆だったり、仮名の面相筆だったり
半切の漢字だったり、
前衛書で暴れていたり・・・
墨も濃墨だったり、松煙墨だったり

これが自分のどの状態で書くときに出た線なのか
わかったらいいなと、書き続ける。


本画仙紙二層紙 182×61
筆 天尾筆
墨 油煙墨





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階 きざはし

2011-04-13 15:26:30 | 書道
筆が重いわよ。
ともすれば逆行。
なんか力が出ぬわよ。
揺れてるし。

隠れ書力対決、あえなく惨敗。


さぶろくの紙ももうあと少し。
買いに走らねば。
書こう、何枚でも。



本画仙紙二層紙 182×61
筆 白天尾
墨 油煙墨








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元気玉

2011-04-12 14:05:02 | 乱れ箱

大きな作品を書いているときは
半紙の作品の感じが変わる。
同じ二層紙でも、にじみ方が違うのは湿度のせいか。


投げなくても一人で歩いてく元気玉




そっと見つめるはにかみ屋の元気玉



フンフン♪鼻歌元気玉




さ、みんな行っておいで。



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えにし

2011-04-08 13:49:55 | 書道
人がいろんなことで
喜んだり、感動したりするのも
「縁」だなーと思うのです。
いい「縁」を頂いています。
感謝です。


若いころには、あまり考えてなかった。
人の縁。


半紙
油煙墨
白天尾筆






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暗闇にポッ

2011-04-07 14:01:13 | 書道

社中の会報に特選(!)の写真版で掲載されたのだわ。
う、う、うれしーーーっ。
conなりの構成で、墨色も最近のconの色で。

役員の先生方も出品されているカテゴリーなので、
その中から選ばれたから、これは励みになるのだわ。
また書こうと思うのだわ。

あー、頑張って書こ!

二層画仙紙 152×73
筆 白天尾筆
墨 油煙墨




書いてるとね、なんかこうハイになってしまうのだわ。
構成とイメージで埋まっている中にポッと光ってね。

淡墨は乾かないと出来上がりが見えないし。
書いているうちに淡墨も濃墨も混ざって、
同じ様な濃さになって
ついイライラして筆をすすぐのだわ。
あ、いかぬいかぬ・・・じっくりね。


目指す線を描くための、通過地点にいて
走って、もがいて、投げ出して、また拾う。
また拾うことはわかってる。
いろんな人が背中を押してくれる。
いろんなことが励みになる。
ありがたいことです。


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異界

2011-04-05 13:56:38 | 書道
二層画仙紙 152×73
筆 白天尾
墨 油煙墨





久々の大きな作品なので筆に体がついていかない。
イメージを膨らませて、もう1回やりなおし。

乾くのを待ってる間に、聖教序を臨書。
前衛書で暴れてるから、ついつい大きくて
運筆も早くなっちゃって・・・う、いかぬ、はみでたorz

じっくり穂先をたてて、こっちも2枚目からおっけ。








早くも候補第1弾の完成。
まあもっと書くんですけどね、ええ。(--;)

いつも時間を気にしないで書いていられたらと思う。
じっくり納得いくまで、と思っちゃう。
でも、そういう縛りがなくなると
書かなくなっちゃうのかなぁ。


いよいよ春の恒例、大書作まつりに突入したよ!
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仮名の筆のこと

2011-04-04 14:54:27 | 書道

関戸本の臨書に久しぶりに
新しい仮名の筆をおろした。
これまで使っていたのは、何度かご紹介した宝研堂の「行成」。
当たりが柔らかで線も切れるので、お気に入りでこれで3本目。
だましだまし使ってきたけど、さすがに命毛がすれて
穂先がたたなくなってきたので。

新しい筆は、やはり宝研堂の関戸本臨書用の小筆。
特に関戸本の臨書用に作られたもの。
仮名の筆は、ほっそりと長めの穂先のものや
面相筆がほとんどだけど、この筆は
漢字の細字用の筆みたいにぽったりした鼬毛筆。
でも命毛もたって鋭いし、墨含みもいいわ。
渇筆の部分を書くときは、
穂先を立てると命毛一本で線が出る!!


新しい筆はやっぱり気持ちいい。
これで腕が上れば言うことなし(笑)

宝研堂の仮名の筆、今までのところはずれがない。
他にも、寸松庵用、継色紙用など
古筆の法帖に合わせていろいろあるのだす。


今日は、新しい筆でにっこりのアタクシにぽちっとしてね。
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紙もいろいろ

2011-04-01 13:43:22 | 書道

今日は渋谷のお稽古です。

ちょっと企てがあり、いつもと違う紙を
用意してみた。

雲肌麻紙とインドの手漉きの紙。

雲肌麻紙って、名の通り麻と楮の和紙。
厚みもあるけどやわらかい。
でも繊維が粗くて、にじみが強い。
日本画ではよく使われるようだけど、
書ではどうかな。
インドの紙は、なんだかいろんな植物の繊維が混じってるよう。
木の皮も混ざっていて、
まるで雲母を混ぜて漉いてあるみたい。
ずっと前にもらって、
使い道がなくてとってあったもの。

作品のマットにつかってみたら?と思って。
どうなるか、またご報告しますね。


そして、またまた今日も仮名の臨書。
手本もばっちりさ。




・・・・・と思ったら、幸子ちゃんの墨
忘れた。orz



いつもちょっと何かが足りないアタクシにぽちっとしてね。

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