アトリエ ここるぴあ

和紙作家 佐治直子のブログです。キンカチョウのことりたちと、工房『アトリエここるぴあ』での出来事を綴ります。

鯛の子3日目 霧島と仲間たち

2016年05月11日 | 宮崎・日南 和紙にのせて
5月1日のできごと。

本当は高千穂へ行く予定だったけど、遠いし、地震のこともあって、
霧島に行くことにしました。ホテルを出て、しばらくドライブ。
途中の道の駅で、自分のために、日本ミツバチから採れたはちみつを
見つけたので買ってみました。まだ開けていません。


私ははちみつが好きで、以前にもこんな記事を書きました。
日本ミツバチのはちみつ
フランス産はちみつ

そして、霧島へ。私も愛車も鹿児島県初上陸です。
もちろん霧島神宮参拝。

もっといい写真がなかったのかと言われればあったけど…。
愛ちゃんと色違いでかわいい花守というお守りを購入しました

道の駅霧島でランチのあと、かすかに見える桜島。

見える人には見えます!
この2時間後くらいに、1年に1度の規模の大噴火があったそうです。

ギャラリーに帰ると、以前ここで個展をされた地元の出身の作家さんや、
陶芸家さん、そして移住してこられた若いご夫婦などがいらっしゃって
にぎやかに過ごすことができました。ひげ率高かったです
みなさん、神社・神宮について熱く語っていました。


そこに、なんと名古屋のお友達も、ご主人の実家が宮崎県内ということで、
ご家族揃って遊びに来てくれました!こんなところで会えるなんて
※ここでうるうるしたことについて、後日愛ちゃんから「私の時はなかった」と
 言われてしまいました 難しいですなぁ

ホテルに帰る途中、スーパーに寄り、宮崎県人にはあたりまえという「マキシマム」
という調味料を買いました。愛ちゃんはお土産に3本も。私は来月開封予定。
その駐車場で、大きな虫が車に入ってきて、格闘の末、出て行ってもらいました。
はぁ

明日は朝一で新聞の取材。前日もしてもらった炭酸パックというのを、この夜も
愛ちゃんにしてもらいました。そしてちょこっと、ほろよい飲んで、就寝。


コメント (2)
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鯛の子初日と2日目 あちこちへ

2016年05月10日 | 宮崎・日南 和紙にのせて
4月29日のできごと。

宮崎市街のホテルを出て、空港へ愛ちゃんのお迎えへ。
宮崎ブーゲンビリア空港はとても綺麗な空港でした。
以前の記事、「初日を迎えました」にも写真があります。

そのまま、絶景・道の駅フェニックス経由でギャラリーへ。
12時のオープン前に、みんなでお昼をと思っていたら、11時半にはお客さんが
いらっしゃいました。オーナーの矢野さん曰く、ここの時間の約束はこんな感じ
とのこと。でも嬉しかったです。誰も来てくれなかったら…と思っていたから

その後、豊田から大きなお花も届き、感激しながら迎えた初日は、お客さんも
いらしてくださり、一安心の開催初日となりました。

と言っても、じっとしていられない私。
陽射しの残るうちに、愛ちゃんと坂元棚田に行ってみました。



鳥の声しか聞こえませんでした。

夕飯後、青島のホテルへ。近いと思っても1時間はかかる。ほとんど信号に
ひっかからない田舎の海岸線沿いは、かなりの距離になります。でも温泉!
そう温泉付きホテルなのでゆっくり体を休めることができました。

まあ、でも寝れずに何度も目が覚めて、のども痛くて、体調はずっと低め安定の
状態でした。のど痛くても歌いたくなるドライブコースなんだよね~


4月30日のできごと。

この日は朝からホテルの近くの青島神社へ。この日の写真は、以前の記事
宮崎日南生活始まりました」にもあります。が、追加で写真を。
青島神社へは鬼の洗濯板と呼ばれる波打ち際を見ながら海上の参道(橋)を歩き
たどり着きます。陽射しが強い!砂浜はほとんど貝がらのかけら。


日本じゃないような南国の植物で覆われた島に神社があるのですが、
私が気になったのはそこのカフェの前にいたハニワ。

よーく見ると、背中にQRコードがあるよと書いてあって、本当にあった!
しかもとっても読み込みにくい場所。
ハニワもこんなの背負わされる時代になったんですなぁ

橋の手前には昨年からオープンしたと、後日ニュースで知った青島ビーチパーク。

ガイドブックに載っている幸せの黄色いポストの向こうに、バーガーのお店や
休憩スペースなど、イマドキな場所になっていました。

ただ、バーガーショップで店長さんらしき男性が、お客さんの前でスタッフを
大きな声で指導しているのを目の当たりにしてしまい、そそくさと帰ってきました。
美味しそうだったけど、そういうの苦手~ 昔、王将のカウンターで
ロシア人らしき店員の男性を店長らしき人が大声で怒鳴っている現場をすぐそばで
見てしまい、ひどく嫌な気持ちになったのを思い出しました。

気を取り直して…。
近くの宮交ボタニックガーデン青島は、まるでハワイに来たみたいでした。


その後、南下して、道の駅なんごうとcafe10へ。
どちらも、ひたすら海の綺麗な素敵な場所でした。
ただ、オーナーの奥さんに「ジャカランダっていう紫の綺麗な花が咲いてるから
ぜひ見ておいで!」って言われていたので、車でぐるぐる回ったけど見つからず、
(紫のむの字も見つからず)あとで聞いたら開花は一月先でした

その後、ギャラリーに行き、楽しく過ごしていると、車で15分くらい先の城下町、
飫肥にあるコケの研究所の方がお見えになって、そのまませっかくだからと、
コケ研究所、正式には「服部植物研究所」に連れて行ってもらいました。
その前に今日を最後に閉店するという手作り雑貨などを蔵に置いている
「ル・ソレイユ」さんにも連れて行ってもらいました。
※コケの研究所は、また後日登場します。

その後、愛ちゃんと二人で飫肥城跡へ。飫肥「おび」と読みます。

6時までにギャラリーに戻らないといけなかったので、本丸までは行けず、
途中で引き返してきましたが、静かで落ち着いた場所でした。

ギャラリーに帰ると、オーナーさんのお知り合いの若い女性がいらしていて、
一緒に夕飯を食べました。ちょうど、私が始めたばかりのインスタグラムに
手こずってるんだぁと言ったら、いろいろ教えてくださり、その夜には、とても
わかりやすくこの個展について紹介してくださって、本当に嬉しかったです!
ありがとうございました!

ホテルに帰り、眠れない私は、しかも飲めないのに、愛ちゃんにつられて、
つい「ほろよい 限定マンゴー味」を飲んでしまいました。3分の1缶ぐらい
飲んで寝たけど、やっぱり何度も目が覚めちゃいました。ジュースの方がいいな。
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鯛の子 搬入と展示の準備

2016年05月09日 | 宮崎・日南 和紙にのせて
4月28日のできごと。

フェリーで眠れず、疲れを引きずったまま宮崎港からギャラリーに向かった
宮崎県上陸初日。1時間半ほどの距離の半分以上は、左を見ると常に美しい海が
目に入り、疲れた体と重い気持ちを吹っ飛ばしてくれました。
なんか、細かいこと考えていた自分がばかみたい!って思うくらい。

先日の記事に書いたとおりです。和紙にのせて 明日から!

そしてギャラリーに到着し、オーナーの矢野夫妻に笑顔で迎えていただき、
休憩後、さっそく搬入・設置の作業へ。いつもお世話になっている
ワイヤーアート作家の水谷一子さんの手を借りることができないので、
この場所での展示経験もある一子さんに事前にメールでアドバイスはいただいて
いたものの、今日中に終えられる自信はいまいちありませんでした。

しかし、やってみればなんとかなるもので、持ってきた作品が全部展示
できないくらい、十分にほど良い隙間を埋められるくらい、そして、
観やすくすっきりと展示をすることができました。

入って正面はこれ。













↑この右側の大きな白い透かし紙を外から見ると↓



一緒に来るはずだったるーちゃんもここにいます。

今までの私の作品の総結集のようなラインナップ。
もっとも私らしいものを並べてみました。
他にも小さめの写真の作品や紙がたくさん裏にあって、ご興味のある方に
観ていただきましたよ。

展示と一緒に紹介するために持ってきた楮やミツマタ、トロロアオイをのせる
竹のカゴをお借りしに、オーナーさんのご親戚のお宅へ。ギャラリーの場所も
このご親戚の方が以前お仕事をされていたとのことで、そのご先祖様の
お仏壇にもご挨拶をしました。まるで、田舎の親戚が増えたような気分でした。

搬入後、毎日電話してと言う母に電話をしたら「シャンプーして欲しい」と
言われて「はあ?!」という気持ちに。昨日見送ってくれて、私が今九州にいること
分かってるはずなのに、私に今言われても… 丁寧にお断りし、姉の存在を
ご紹介しておきました。ボケてはないです。ただのわがままです。やれやれ

翌日は早朝、友人の愛ちゃんを空港に迎えに行くため、宮崎市街のホテルに。
コンビニの店の中に大きなクモが歩いていてびっくりしました。南国だなあ。
後日、このクモとは、思いもよらぬところで再会します。
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和紙にのせて 宮崎日南 終了

2016年05月06日 | 宮崎・日南 和紙にのせて
順を追っていけば、展覧会中日の出来事などをご報告する流れなのですが、
今日のところは、無事に終了できたご報告をさせてください。

昨日18:00に『和紙にのせて』が終了しました。

初めて訪れる見知らぬ土地で、観に来る人がいなかったらどうしよう?と
不安もありましたが、始まってみればお客さんがいらっしゃらない時間が
ほとんどなく、常に楽しげな会話や笑い声がギャラリーの中に響いていました。

宮崎の人がこんなに和紙に興味をもっていたなんて_と驚きでもありました。
どなたも和紙と写真のこと、全部一人で作っていることなどを、驚きながら
質問され、ご自身もやりたい!作りたい!という気持ちを高められたりして、
毎回そんなステキな笑顔で帰っていかれる姿を、お見送りさせていただきました。

いろいろ教えてくださった地元の作家さん方、採ってきた野菜でご飯を作って
くださったご近所や、ギャラリーのオーナーのご親戚の方々、言いたかったことを
全てうまくセンスよく文章にまとめてくださった宮崎日日新聞の矢野さん、
この展示のことを、宣伝してくださった方もたくさんいらっしゃいました。
日南をこれからなんとか盛り上げていきたいとお話しいただいた方々、
長野県諏訪市からわざわざお手伝いに来てくれた友人の愛ちゃん、
うちの家族が世話できないため、ことりを預かってくれた友人のけいこちゃん。
メールでエールを送って励ましてくださった私のことをよく知る方々、
そして、この貴重な機会を与えてくださった鯛の子ギャラリーのオーナー
矢野ご夫妻と、足を運んでくださった方々に心から感謝を申し上げます。

みなさん、本当にありがとうございました。
今日のフェリーで宮崎をあとにします。
みなさんの笑顔を見続けてきた私の作品と、たくさんの思い出とともに。

おまけ。
私の愛車。宮崎では他に出会うことなかった名古屋ナンバー。
こんなに遠くまで、たくさんの荷物を積んで、そして毎日いろんなところに
連れて行ってくれてありがとう。
また一緒にフェリーに乗って、無事に名古屋まで帰りましょう!
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宮崎日南生活始まりました

2016年05月04日 | 宮崎・日南 和紙にのせて
宮崎でのこと、せめて1日おきにでもご報告できればと思っていたのですが、
毎日驚くほど速く時間が過ぎて、そして、それに体力がついていかなくて、
後日まとめてご報告することにしました。ごめんなさい。
でも簡単に、ご紹介します

昨日の宮崎日日新聞に記事を載せていただきました。


そのおかげで、昨日は雨にもかかわらず、たくさんの方にお越しいただきました。
毎日ギャラリーのオーナー、矢野ご夫妻はもちろん、地元の方にもお世話になり、
まるで田舎の親戚が増えたような、そんな生活を送っています。

もちろん、会場での作品の説明などはしていますが、せっかくなので、お手伝いに
諏訪から来てくれていた愛ちゃんと二人で、ギャラリーが始まる前の朝から
お出かけしています。

とりあえず、簡単に写真だけでも。
海はどこから見ても、とにかく綺麗です。

道の駅なんごうから。

オーナーの矢野さんおすすめのcafe10から眺める海。

そして店内。


朝一で行ってみた青島神社。

こいのぼり?


この日で閉店と聞いて慌てて連れて行ってもらった飫肥のル・ソレイユさん。
この蔵の中に、手作りオルゴールなどのステキな雑貨が並んでいました。


飫肥にある苔の研究所。服部植物研究所の中。
時代を感じる、趣のある備品やインテリアに囲まれながら、
顕微鏡でコケを見たり、アートのような図鑑を見せていただきました。


とりあえず、最初の2、3日間くらいの写真です。

明日はいよいよ、個展の最終日です。
終わってしまうんだなぁ。
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