アトリエ ここるぴあ

和紙作家 佐治直子のブログです。キンカチョウのことりたちと、工房『アトリエここるぴあ』での出来事を綴ります。

コラム:腰痛と脚の痛みについて

2013年02月14日 | フランス Bordeaux~Paris
フランス行っている間中、ずっと腰と左足が痛かった

腰痛は何年も前から持病になっていたけれど、今回の発端は夏の紙の温度
での個展のころから。そのうち痛みが治まるだろうと思っても全然良くなら
ないから整形外科にも行ってリハビリもしたし、寒くなるころからは初めての
鍼治療にも通った。

渡仏直前には別の理由での腰痛が重なり、フランスに行くのをやめようかと
何度も思うほど辛かった。この腰痛は偶然ポリープが見つかり切除したら
痛みが治まったが、以前からの腰痛は治まらないままだった。

だから今回のフランス行きは、とにかく「無事に行って帰って来れますように」
と祈りながらの旅となった。痛いのと、痛みで思うように動くことができず
予定していた作品が思うように作れなかったのがきつかった。ココちゃんの
フランス語版は5冊は作ってもっていこうと思っていたのに、結局2冊作るのが
やっとだった。飛行機の中でも、とにかく腰が固まるのか怖かったから、隙間を
見つけてはストレッチをしていた。スーツケースを持ち上げるときなどは、
かなりの覚悟がいった。

腰は朝が一番痛い。
そして、フランスに行く前から左のお尻からふくらはぎの方にも痛みが走るので
かがんだりする姿勢が簡単にできなくなってしまった。一番しんどかったのは
向こうで合わないベッドで起き、支度をしている時に靴下が履けないことだった。

一人でベッドの上に転がって悪戦苦闘してやっと靴下を履く。痛いし情けないし
本当にいやな時間だった。朝起きた時に「ああ、今日もまた痛みをこらえて過ごす
1日が始まるのか。。。」と思うと朝から気持ちがなえる日が続いた。

日中はとにかく街を歩き回る。ホテルと教会の往復や、ランチや買い出しのため
やたらと歩いた。石畳は負担がかかるような気がしたが、よく歩いたのは
いいことだったと思う。ただし靴の紐がほどけたときは絶望的な気持ちになった。
あの姿勢もそうとう辛いのだ

日本に帰ってからもしばらく週2回、鍼灸院に通った。
そのころは腰よりも左のお尻から脚にかけての痛みがひどかった。
腰は以前ヘルニアと診断されていたが、脚は坐骨神経痛ではないかと言われた。
クリスマスのころにやっと痛みが治まり、通院も終わり新年を迎えた。

無事に行って帰ってこれて本当に良かった

今でも同じ姿勢を続けていると腰が固まって痛くなるし、ずっとパソコンに
向かっていると、さっとまっすぐに立つことができない。気をつけなければ!
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