アトリエ ここるぴあ

和紙作家 佐治直子のブログです。キンカチョウのことりたちと、工房『アトリエここるぴあ』での出来事を綴ります。

2度目のパリとホームステイ その3

2013年03月08日 | フランス Bordeaux~Paris
ジャックさんのお宅はパリ郊外のマンションだった。
部屋に入ると白黒の猫「ミツコ」が出迎えてくれた。みんな「ミツ」って
呼んでいたので、「ミッちゃん」と呼ぶんだよって教えてあげたら、ご夫妻も
そう呼ぶようになった。Koko-chanの「ちゃん」だよってね
 気が付くと近くにいるミッちゃん

おうちの中には招き猫などの日本のグッズがたくさん置いてあり、
パソコンの壁紙はよく見ると上野動物園のパンダだった!


夕方、ジャックさんの元同僚で友人のパリ在住の女性と電話で話をした。
あの時、ジャックさんをエスパス・ジャポンに連れてきてくれた人だ。
「ジャックさんがあなたに伝えてって。ぜひごゆっくり、自分の家のように
くつろいでねって。そのことを心配していますよ」と言われた。

ジャックさんは滞在中に何度も何度も「フェ・コム・シェ・トア」と言っていた。
合言葉のように。緊張しないでくつろいでねって。
 ノートにも書いてくれた

別に暮らしているチボーと言う息子さんと、ムリエルという娘さんがいて、
夕飯にはそれぞれ一緒に暮らしているガールフレンドとボーイフレンドと一緒に
来てくれた。ムリエルさんは以前、自分のココちゃんの本を買いたいから送って
欲しいとメールをいただいたことがある。送るのも心配なので、いつかパリに
行くことがあったら持っていくと約束していた。それで、今回ムリエルさんの
ために新しく作り、会った時にプレゼントとして渡すことができた。
とても喜んでくれた。よかった!チボーとさんとは宮崎アニメの話をした。
やっぱり日本のアニメが大好きなんだね。築地にも行ったことがあるという。
きっと私より東京のこと、詳しいと思う。

話すときはわずかなフランス語を交えた英語。食事中は時々みんながフランス語
だけで話していて、ついていけないこともあったけど、楽しそうに話している
様子を見て内容を想像しているだけで楽しく過ごすことができた。ムリエルさんや
チボーさんのガールフレンドが「今はね、こういう話をしていたの」って英語で
私に説明してくれ、気遣いに感謝した。ムリエルさんとは昔からの友人のような
気がしたくらい親しく感じられた。夕飯は家庭料理と言え、フランス料理のコース
メニュー。デザートもファビエンヌさんの手作りでとても美味しくいただきました。
 食後にみんなでパチリ

遅い時間になり、みなさんが帰っっていった。私は以前チボーさんが使っていた
お部屋を提供してもらい、楽しい余韻を引きずったままゆっくり眠ることができた。

初めてのフランスでのホームステイは心温まるステキな時間だったなあ

明日はいよいよ帰国の日だ。

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