アトリエ ここるぴあ

和紙作家 佐治直子のブログです。キンカチョウのことりたちと、工房『アトリエここるぴあ』での出来事を綴ります。

朗読会と仕事のパートナー

2017年02月10日 | 展覧会を観る
昨日は以前からこのブログでもご紹介していました
静楽舎での樋口一葉『十三夜』の朗読会の日でした
朝からちらちら小雪がちらつく時間もあり、大変寒い一日でしたが
会場には30名以上の方がお集まりになっていて、とても賑やか。
そんな中で、関谷さんが朗読を始められると、長い時間でしたが
みなさんじっくり聴き入っていらっしゃいました。


朗読中は、私の『満ちる少しまえ』の作品も飾っていただきました。
本を作った私のこともご紹介していただき、ありがとうございました。

これで、この本の作品に関する一連の流れがひとまず終了!
いろいろな良い経験をさせていただきました。
静楽舎の寺田さん、関谷さん、本当に感謝いたします。
いつも笑顔が素敵な寺田さん、なのに昨日はインフルエンザ…
早くお元気になってくださいね!

そして、昨日は今まで何年もだましだまし使っていたプリンターが
見たこともないメッセージとともに、とうとう息を引き取って
しまいました さんざん私にこき使われて、累計枚数も相当な
ものになっていると思われますが、それでもいつも私の要求に
応えようと、必死で印刷し続けてくれたエプソン君。

うちのアトリエで一番の働き者。仕事のパートナーでした。
この『十三夜』の本が、最後の大作になったね。
泣きそうだ…。プリンターにこんな気持ちになるなんて。
お疲れさまでした。本当にありがとう。ゆっくり休んでね。

そのため朗読会の帰りに家電屋めぐり。その間、オーダーをいただいている
何件かの作品のことでをメールでやり取りをし、慌ただしい一日でした。

そんな中、うちのことりたちは洗濯物に巣作り中。

洗濯物を畳もうと思ってさわると、紙きれがいっぱい出てくるように
なってしまいました。でも、とりあえず元気ならいっか

今日でうちで生まれたぷるがいなくなって4か月目。
明日は昨年るーちゃんが天国に飛び立って行った日。
愛する者とのお別れは思い出すだけで胸がいっぱいになる。
るーちゃんとぷるのことはまた今度。

コメント
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