アトリエ ここるぴあ

和紙作家 佐治直子のブログです。キンカチョウのことりたちと、工房『アトリエここるぴあ』での出来事を綴ります。

大器晩成の神様と大切な友人たち

2014年10月20日 | その他
誰でも持っているわけではないと思うけど、私にとっての大機晩成の神様は
やなせたかしさんである。そう、アンパンマンの。このブログでも何度か
書いているけれど(マニアというわけではないけど)、尊敬する大好きな
作家さんのひとりで、自称50歳を越えてから花を咲かせたという人である。

 『アンパンマンの遺書』を見つけて
やなせたかしと美濃の保木さんのこと

たくさんご苦労はされているけれど、いつも前向きで明るいところが素晴らしい。
仕事も人柄も軽く見られがちな中、ずっとがんばってこられたところに尊敬する。

ちょうど今、図書館で見つけた『人生、90歳からおもしろい!』という
やなせたかしさんの本を読んでいる。すごい! 私も「もう年かなあぁ」と、
口には出さないが思うときは多いが、これを読むと自分はまだまだ子供じゃん!
と思えてくる。がんばらんでどうする?!と。


ここ2週間ほど、仕事のことや、人との付き合い方のことや、家族のことや
将来のことでいろいろ悩むことが多かった

仕事のことは普段から四六時中だけど、立ち止まって深く考えることが重なった。
それから、まだあまり親しい距離でない人とのメールでのやり取りでの
行き違いとか、思いの伝え方とか、親しい人との言葉の選び方とか、いろいろ
考え過ぎて疲弊してしまったのだ。『疲弊』。絶望的ではないけれど。。。
でもそのせいで制作に集中できなくなってしまった。

その時、先日久しぶりに会ったばかりの和紙仲間でヨガインストラクターの
鶴田暁子さんに弱音を吐いたメールを書いた。細かいことは言わなくても、
ほとんど私の悩みを理解してくれて、忙しいのにその日のうちに返事の
メールを送ってくれた。

  とても励まされた

そういう立場が似ていて、共感してくれて、励ましてくれる、本当にありがたい
友人を持ったと、そしてそんな自分は幸せだなと思ったら、素直に元気が出た。
ついでに昨夜は考え込みそうになる前に、最近できた大きなイオンのモールを
隅から隅まで歩いたりした。(イオン、でかい!)

鶴田さん、ありがとう!他にも自分の仕事も忙しいのに話を聞いてくれた方々も
本当にありがとうございます。感謝しています。

成熟した思春期(ん?おもしろい言葉だ)として、これからもいろいろ悩むと
思うけど、やなせさんのように一生がんばっていこうと思います
コメント (2)
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