マイスペース

半径1m以内の出来事を独りごちております。

役に立たない話

2011年05月24日 | 家族の話
土曜日、夫と出かけた散歩から戻り
昼食の用意をしようと台所に立った途端に胃痛に見舞われました。


手近にあった胃痙攣止めを一粒飲んで横になっておりましたが
薬の効き目がないのか、次第に猛烈な痛みに変わっていきました。

ジェネリック薬品だったためなのか(私の勝手な体験談です。)
はたまた、薬が効かないタイプの痛みなのか
判断がつきかねますが、とにかく
ホンマ物の痙攣止めを飲まねばと思い
隣の部屋でテレビを見ているであろう夫に
薬を持ってきてくれるよう電話をかけたのでございます。

このような場合、長男だったらすぐに私のもとへ駆けつけてくれるのですが
夫は、電話のまま話しを続けようとします。


きっとオンデマンドで購入した映画を見ている最中だったのでしょうが
・・・おまえは、一時停止というものを知らんのか。


痙攣止めは、家のいろいろなところに置いてあるのですが
どこの部屋のどの引き出しなどと悠長なことを言っている暇はありません。
もっとも早く持ってきてもらう方法として
私の部屋に置いてある赤いバッグを持ってきてくれるように頼みました。
夫は、すぐに階段を上がって行ったのですが
なかなか下に降りてくる気配がしません。

その間、私は痛みから軽い過呼吸を起こしてしまい
紙袋を抱え込んでもんどり打っておりました。

バッグの在りかがわからなかったようで
場所を聞く電話があったのもかなり経ってからのことでした。

入口すぐのところにあるのに
何故わからないのかが不思議でしたが

赤いバッグなんてないぞとまた電話で言ってきました。

何かい!?
この緊急時にボルドーだの赤ワイン色だのって
正式なカラーを言わなきゃ通じないんかい!
赤系統のバッグが他にあるんかい!!
(ココロの中で怒り心頭です。)

結局、夫は部屋にあったボルドーとゴールドのバッグをふたつ提げて
枕元に持ってきました。

が、あるはずの薬がどこにも入っていません。
別のバッグを使ったときに薬の袋を移動したことを思い出しました。
そのバッグの在りかを
夫に説明するより自力で取りに行った方が早かろうと思い
死ぬ気で階段を這いずり上った次第にございます。

ホンマ物の痙攣止めを飲んだら間もなく激痛から解放されたのですが
夫は、その後もノウノウと映画の続きを見ていやがりまして

あいつめ~!いつか捨ててやる~!
と固くココロに誓った次第にございまする。



が、胃痛の時は、ほっこりパンしか食べられない私のために
米粉パンを買いにいってくれていたので
この度の役に立たないにも程があるぞの一件は不問に付してつかわす







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