オ リ メ ガ。

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ブラッドハーレーの馬車(沙村広明)

2009-11-30 | 漫画全般感想
これは某書店のレビュー数がハンパない数だったことから興味を持った作品で、ただ
買うのはちょっとアレだな(笑)、と思ってたらYahooコミックに入ってたんでそっちで購入して
先月だったか読んだものです。
レビューでたくさん書かれてたような不快感みたいなもの、もしくは衝撃みたいなものは
私にはそれほどでもなかったですね。
同人誌でもっとスゴイのを(笑)見慣れてるせいか、そのへんは大したこともなく。
まぁ確かにこういうのに免疫がない人が見たらショックかもしれないな。
こういった残酷な話って現実では結構あると思うし、戦争なんかいい例だよね。
昔観た「カジュアリティーズ」とか、映画にはよくあるような。
いずれも必ず良心を持った人が存在して、なんとか助けようとか状況を変えようとかする。
だけど現実にはいつまで経っても変わらず、この苦しみはいつまで続くんだろう、いつに
なったら変わるの(終わるの)?っていう世界は実際、色々と存在してる。
貧困や飢えにいつまでも苦しむ人達がいて、誰もそこにエンドマークを付ける事ができない。
そういう意味でいえば、この話にはちゃんと終わりがあるんでいくらかマシなんじゃないかと
思うのだ。
たとえ救われ感があまりなくとも(笑)、終わっているだけマシなんじゃね?と。
それにしても沙村さんって「無限の住人」でもわりと残酷な描写はあったからアレですけど、
こういうものを描くって一体何がそうさせたのか(笑)とか、そういう方向のが気になる。
レビュー数のスゴさと賛否両論の激しさ、いずれにしてもそれだけ注目作品だということは
違いないでしょうね。
ただ、免疫のない(笑)人は一生トラウマになってしまうかもしれない覚悟をもって読むことが
必要ですのでご注意を。


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