アニメで知った戦国BASARAですが、そもそもなんで伊達政宗、真田幸村なのかなと思って色々
調べてたら・・・へぇ~そうだったんだ!ってな事実を知って驚き。
片倉小十郎景綱の息子、重綱(のちに重長)は父同様に政宗に仕えた家臣ですが、この重綱の
妻が幸村の娘だったんです。
幸村の死後、その息子(次男)と娘を引き取り、保護した重綱。のちに成人した娘を自分の側室に
迎え、(正室の死後は彼女が正室になりました)成長した次男は片倉姓を名乗りますが、二代目
からは真田姓を名乗り、現代まで続く仙台真田家の祖となったそうです。
なるほど!って妙に納得しちゃいました(笑)。この三人(伊達・片倉・真田)はそういう縁で
結ばれていたのかぁ。
※おそらく、幸村の子孫を保護することは伊達政宗の指示だと思います。家臣である片倉家が
主君の許しなくそんなことを出来るとは思えないし、伊達家の意向があったことは間違いない
気がします。本当なら伊達家に引き取りたかったのだろうけど、敵武将の子孫を堂々と引き取る
ことは、徳川への謀反ととられかねない。ので、それを言い逃れることができるよう家臣の家に
引き取らせた、と。同じ戦国に生きた同い年の武将として、政宗に思うところがあったのかも。
他にも無駄に知識(笑)が増えることが。
この前もチラッと書きましたが、この重綱は政宗と衆道関係にあったんですが、(かなりの美男
だったと記録があるとか。男色家に言い寄られて大変だったそうですよ)
年齢差は18歳で通称は父と同じ小十郎だったそうです。代々、片倉家は通称の小十郎も引き継ぐの
だとか。
父に代わって政宗に付き従い戦場に出た二代目・小十郎。父と同じく優れた武人で、鬼の小十郎と
呼ばれたらしいです。
・・・でも同じ名前を呼ぶ政宗の気持ちはどうだったんでしょうね。とか、ちょっと腐が入りつつ(笑)
妄想しちゃいそうになりますけど自重します。
で、この重綱が誕生する前、父である小十郎は主君である政宗にまだ嫡男が生まれていないのに
自分が先に息子を持つわけにはいかない、男が生まれたらただちに殺すと言ったのを政宗が止めたの
だとか。「・・・ちょ待て待て待て小十郎っ、バカなこと言ってんじゃねーぞ!」・・・とか言ったわけじゃ
ないだろうけど(笑)とにかくそんなことしたらおまえを恨むぞ、と言って止めたそうです。
まったく困った忠臣ですね。忠義を尽くすにも程があります(笑)。でもそんなお堅い融通のきかない
小十郎だからこそ、あの秀吉や家康からのスカウトに目もくれず、生涯伊達家に尽くしたのでしょう
けど。
あくまでモデルであって、実在の彼らとは分けて考えていても、やはりこういう逸話を知ると少し
重ねてみたくなりますね。あのエピソード使わないかな、とか(笑)。

・・・↑三本刀、こんな使い方してたら面白いかな、と思って。ってか便利。