ここ数日は朝青龍か、小沢一郎か、トヨタ自動車か、ってくらいニュースの話題がこの3つですっかり持ちきりに。
もちろん、話題はトヨタ自動車なんですけどね。
今トヨタ自動車は700万台もの大量リコールやら、プリウスの苦情やらで大変そうです。色々言いたいこともたまってきたんで、テスト期間中にもかかわらず、ちょっと思いの丈を綴ろうと思います。
消費者としては(別にトヨタのクルマにお世話になってはいないんだけど)プリウスがどうしてブレーキ不調なのか?どうしてリコールになったのか?自動車アナリストとかがテレビでわかったような顔でする話を聞かされて、何がどうなっているのか?イマイチ全貌がつかめないままで苛立っておりましたが、今日、ようやく社長が公の場に顔を出して謝罪会見となったようです(まぁ出てきただけの感は否めないが)。
今頃になってようやくかよ?とも思ったんですけど、リコールごときではいちいち社長さんは会見なんぞしないのが、この業界では普通なんだとか。まぁ当然といえば当然。普通のリコールは数万、数千単位の台数でちょくちょくあることなんだから。まぁ700万台ってのはあまりにも桁違い。
ただ、アメリカでは随分叩かれてるようですね。なんかもうここぞといわんばかりに。向こうでも雇用を作ってるから思いっきり叩かれる事はないと思ってたんですけどね…公聴会やら制裁金やらえらい事になってます。
僕はリコールが出ないことに越したことはないけど、所詮は人間が作ったものなのだから、リコールが出てしまうのは仕方がない事。それよりも、不具合や修理が必要とわかっていながら何の手段も講じない事の方がはるかに罪深い事であると思っています。
でも、リコールが出るから単純に安全でないクルマとも一概に言えないんですよね。トヨタのクルマに乗ってトヨタだなぁって実感する「ちゃんとしてる感じ」があるのは確かだし。安全のための技術開発もしている。衝突試験でも優れた評価をもらっている。ペダルの話にしたってどうせトヨタは一番安い会社に注文して組み立ててるだけだろうし(もちろん、だから許される事とはいいませんよ)。それにしても、ペダルがマットに引っかかって戻らなくなるなんてそんな設計しちゃうってどうなんだ?電気系統が!とか、燃料ホースが!っていうのとは違って売りに出す前に気付きそうな気もするけど。そして、プリウスの話題でうやむやになりそう…
そもそもリコールする原因となる不具合って何をもってそうしているのでしょう?例えば、一般的なイメージ(TopGearによる影響大)での外車って故障が多い。でも、それをリコールするのか?って。ああいう故障ってリコールの原因になったりしないのだろうか?こう言ったら言い過ぎかもしれないけど、リコールという制度が日本車のような信頼性のあるクルマを前提としているから言えるんじゃないか?って気もしなくはないです。根本的に設計ミスをしているのか、経年劣化や使い手の問題なのか、線引きが難しいと思います。
プリウスに関しては…別段、リコールを隠してたわけではなさそうですが、公表していないっていうのはねぇ~。ただ、原因がABSらしいですけど、プレオは橋とかの段差でブレーキを踏めばあっさりとABSが動き出して、明らかに制動距離が長くなるっていうことはあります。でも、そういう単純なことじゃないのかな?まぁプリウスの場合はエンジンとモーターが複雑に絡み合って燃料をケチることで38km/Lという燃費を叩き出すクルマで、それを制御するコンピューターが悪いらしい。だから、ソフトを書き換えてやれば問題は解決なんだってさ。仲のいいパナソニックを見習ってリコール喚起のCMを入れるとか、もう少し対応の仕方を考えた方がいいような気もします。ホームページみても何事もなかったようにこども店長が出てくるし。っていうか、こども店長が「世間をお騒がせしました。」って出てくるCMを見てみたい。
とにかく、ペダル1つで会社が大きく傾くなんて、機械科の学生としてはちょっと他人事とは思えない話です。
あ、そうだ、セレナの2度目のリコールに行ってくるの忘れてた…
もちろん、話題はトヨタ自動車なんですけどね。
今トヨタ自動車は700万台もの大量リコールやら、プリウスの苦情やらで大変そうです。色々言いたいこともたまってきたんで、テスト期間中にもかかわらず、ちょっと思いの丈を綴ろうと思います。
消費者としては(別にトヨタのクルマにお世話になってはいないんだけど)プリウスがどうしてブレーキ不調なのか?どうしてリコールになったのか?自動車アナリストとかがテレビでわかったような顔でする話を聞かされて、何がどうなっているのか?イマイチ全貌がつかめないままで苛立っておりましたが、今日、ようやく社長が公の場に顔を出して謝罪会見となったようです(まぁ出てきただけの感は否めないが)。
今頃になってようやくかよ?とも思ったんですけど、リコールごときではいちいち社長さんは会見なんぞしないのが、この業界では普通なんだとか。まぁ当然といえば当然。普通のリコールは数万、数千単位の台数でちょくちょくあることなんだから。まぁ700万台ってのはあまりにも桁違い。
ただ、アメリカでは随分叩かれてるようですね。なんかもうここぞといわんばかりに。向こうでも雇用を作ってるから思いっきり叩かれる事はないと思ってたんですけどね…公聴会やら制裁金やらえらい事になってます。
僕はリコールが出ないことに越したことはないけど、所詮は人間が作ったものなのだから、リコールが出てしまうのは仕方がない事。それよりも、不具合や修理が必要とわかっていながら何の手段も講じない事の方がはるかに罪深い事であると思っています。
でも、リコールが出るから単純に安全でないクルマとも一概に言えないんですよね。トヨタのクルマに乗ってトヨタだなぁって実感する「ちゃんとしてる感じ」があるのは確かだし。安全のための技術開発もしている。衝突試験でも優れた評価をもらっている。ペダルの話にしたってどうせトヨタは一番安い会社に注文して組み立ててるだけだろうし(もちろん、だから許される事とはいいませんよ)。それにしても、ペダルがマットに引っかかって戻らなくなるなんてそんな設計しちゃうってどうなんだ?電気系統が!とか、燃料ホースが!っていうのとは違って売りに出す前に気付きそうな気もするけど。そして、プリウスの話題でうやむやになりそう…
そもそもリコールする原因となる不具合って何をもってそうしているのでしょう?例えば、一般的なイメージ(TopGearによる影響大)での外車って故障が多い。でも、それをリコールするのか?って。ああいう故障ってリコールの原因になったりしないのだろうか?こう言ったら言い過ぎかもしれないけど、リコールという制度が日本車のような信頼性のあるクルマを前提としているから言えるんじゃないか?って気もしなくはないです。根本的に設計ミスをしているのか、経年劣化や使い手の問題なのか、線引きが難しいと思います。
プリウスに関しては…別段、リコールを隠してたわけではなさそうですが、公表していないっていうのはねぇ~。ただ、原因がABSらしいですけど、プレオは橋とかの段差でブレーキを踏めばあっさりとABSが動き出して、明らかに制動距離が長くなるっていうことはあります。でも、そういう単純なことじゃないのかな?まぁプリウスの場合はエンジンとモーターが複雑に絡み合って燃料をケチることで38km/Lという燃費を叩き出すクルマで、それを制御するコンピューターが悪いらしい。だから、ソフトを書き換えてやれば問題は解決なんだってさ。仲のいいパナソニックを見習ってリコール喚起のCMを入れるとか、もう少し対応の仕方を考えた方がいいような気もします。ホームページみても何事もなかったようにこども店長が出てくるし。っていうか、こども店長が「世間をお騒がせしました。」って出てくるCMを見てみたい。
とにかく、ペダル1つで会社が大きく傾くなんて、機械科の学生としてはちょっと他人事とは思えない話です。
あ、そうだ、セレナの2度目のリコールに行ってくるの忘れてた…