旧学生自動車評論家

引っ越しました。新しいURLはhttp://kurumahyouron.blogspot.com/です。

伊豆へドライブ

2009年03月31日 | ドライブ

29、30日と静岡までドライブに行ってきました。

ルートは関越・圏央道をひた走りひとまず、山中湖へ。富士山スゴかったですよ。とにかくでかい。すんごい当たり前なことですけど、生まれて初めてこんなに大きな山を見ました。富士山は写真で見るか新幹線とかでちらっと見るくらいだったもんで。

山中湖にて。手前に湖のある富士山っていうのもまた風情のあるものでした。雲隠れしちゃったのが残念。

熱海に着いてみるとそこは南国のような雰囲気。暖かくはなかったですけどね。でも、サクラは咲いていましたよ。

翌日の早朝に太平洋に昇る朝日を見に伊豆方面へセレナを走らせてきました。海無し県の群馬では味わえない海岸を走る喜び。潮風が気持ちよかったです。

そして、早朝ということで誰もいない伊豆スカイラインにのって天城高原まで行ってきました。日産スカイラインのパンフでもおなじみ、CMでチラッと出てくるあの道です。まぁスカイラインっていっても普通の道。ただ、カーブが緩やかで伸びやかな道なので、とても気持ち良く走れます。こういう道をスポーツカーですぅーっと走ったら楽しいだろうなぁ。如何せん、セレナだったからなぁ。プレオの方がまだ楽しめたかも。カーグラフィックTVとかでも見たことのある光景だった(撮影している場所がそこなのか定かではありませんが)ので面白かったですね。今度は芦ノ湖スカイラインにいきたいなぁ~

そして、最後は小田原城へ。
前回のスキーに続き、こうナビのない旅を続けていると、カーナビも別に必要ないかな。と最近思うようになりました。地図でどの道を走り、どこへ向かうのか分かってれば後は看板通りに進めば何とかなるんで。

卑弥呼の目はミニの目

2009年03月26日 | スポーツ・スペシャリティ
光岡から発売されたオープンカー卑弥呼。ロードスターをベースにモーガン調に仕立てられた独特のフォルムはさすがは光岡!といったところ。外身を作り替えただけなのかと思いきや、なんとフロントのホイールベースは7cmも延長され、独特のクラシカルな雰囲気を演出しているんだそうです。限定35台という超希少車で言うまでもなくシリアルナンバーが刻まれます。500万でこのスタイルが安いのか高いのか何とも言いがたいところですが、まぁ値段がどうとか野暮なことを言う人が買うクルマでは無さそうですね。よく見てみるとヘッドライトがどこかで見たことあるような気がしたので、調べてみると、

先代ミニと同じヘッドライトを採用していたんですね。この様子だとウインカーとかも匂うな…

僕は面白いクルマだと思うし、職人による手作りで作られる光岡のクルマに宿る他の大手メーカーにない独特の感性や良さは数はともかく確実に魅了している客層があるんだろうなと思います。いつの間にやらヌエラはカローラベースになっていたり、ビュートは保安基準の改訂で生産終了になったりとちょっと寂しいけれど、こういう自動車メーカーも頑張って欲しいなと思います。


カッコわりぃなぁ

2009年03月25日 | SUV
レクサスRXに対する率直な感想です。発表されてから結構経ちましたけど、今日、初めて実物を間近で見かけたので話題にしてみました。どうです?これ?アンチトヨタ派であることを抜きにして、客観的に見ても、コレは無いでしょ?前の東モでのコンセプトモデルを見た時は良さげな気もしたんですけどねぇ。先代の印象を踏襲しつつ、マークX的に化粧直ししたようにしか見えません。よくムラーノと比較されたハリアーですけど、現行ではムラーノの方が圧倒的に”魅せるデザイン”だと思います。なんか今度のは妙にエラが張ってるし。グリル回りの脈略の無さは他のレクサスモデルと共通です。

インテリアはiQのような統一感の無い曲線を多用することで構成されています。ダッシュボード回りの部品点数が少なく、継ぎ目を極力排そうとしていて、かつ滑らかな造形なのは質感に寄与していると思うが、機能的とは言いがたい印象を覚える。今までのレクサスは日本的なシンプルさをモチーフにした?整然とした操作系だったのになぁ。リモートタッチも正直言ってiDriveに似たりよったりな感じがしてしまいます。今までのトヨタの考えるヒューマンマシンインターフェイス(スイッチがいっぱい並ぶ)とはちょっと違いますがね。

RXもといハリアーといえば高級サルーンとRVのクロスオーバーSUVというコンセプトで、いわばこの手のクルマのパイオニア。ただし、RXからレクサスブランドで売るとなるとトヨペットで売るSUVが無くなってしまうということで、先代のハリアーも引き続き売られるんだとか。なんだか変な感じですね。
僕にはトヨタのお家芸であるハイブリッドモデルが選べる数少ないSUVであること以外に別段、コレを選ぶ、もしくは選びたくなる要素が無いんですよね。外から見てもあまり「ハイブリッドだ!」っていうのがわからないし。そういうのはかえって野暮だと思ったのかな?今回のハイブリッドはV63.5Lエンジンと組み合わせることで4.5Lエンジン並みのパワーを得たんだとか…あ~あ、それだったらエコとか言うなよな!!値段も随分お高くなりましたね。ハリアーの一番高いモデルがRXの一番安いFFモデルよりも安いんですよ。
そもそもこのクルマに何を求めるのか?ブランド性?デザイン?機能性?高級感?ぶっちゃけ、どれもイマイチなんですよね。僕自身、トヨタ的ハイブリット構想にシンパシーを感じられないからなのかもしれないけど。そういう意味ではかつてのライバルであるムラーノの方が崇高上を行くクルマだと僕は思ってしまうんですよねぇ。

マニュアルを運転したい。

2009年03月20日 | ドライブ
17日に高校時代の友達と栃木県は那須まで行ってきました。
目的は那須クラシックカー博物館。珍しく、人にクルマ出ししてもらって行ってきました。

航空機の格納庫をモチーフにした館内には主に1960年代のクルマが展示されていました。





正直なところ、クラシックカーがクラシック過ぎて自分が判るモデルがあまり無かったんですけど、クラシックカーに乗ったりできるのはなかなか面白いと思いました。
ぶっちゃけ、1000の入場料を取る割りには大したことのない博物館だったんですけど、今回のドライブが何より楽しかったのは移動車が↓コレだったこと。

トルネオユーロR・Xです。2.2LのVTECに5MT。シートはレカロでレッドゾーンは7300rpm。僕はMTにしばらく乗っていなかったこともあり、っていうかすっかり運転出来なくなっていたので終始助手席でしたが、その性能たるや実に楽しいものでした。よく吹けるエンジンでどの回転域でも加速をかけることが出来ます。固い脚とセミバケットシートのおかげで市街地はともかく山坂道はスイスイ走っていきます。隣でいとも簡単にマニュアルを操作する友達を見てるとマニュアルを使いこなせるようになりたいなぁとつくづく思いました。

MAZDA AXELA 20F

2009年03月17日 | 試乗インプレッション
ツインリンク茂木までの往復350kmはレンタカーで行ってきました。借りたのはマツダのアクセラセダン20Fという四駆モデルです。アクセラといえば、次期モデルがジュネーブショーで公開され、日本に導入されるのも時間の問題。といった所ですが、今回はあえてモデル末期のアクセラをチョイスしてみました。リリースされた’03年当時としては実質的にはファミリアの後継モデルということでショートワゴンボディの“スポーツ”とスタンダードな”セダン”の2つが用意され、その性能からヨーロッパではあまりにたくさんの注文で11ヶ月待ちになるほどだったそうです。当時高校生だった僕の目には相当走りの際立ったクルマとして写っていたんですが、果たしてその実力は…

ハンドリングはマツダ車らしく精確でシャープ。いかにもスポーティな印象です。タイヤがノーマルならなおクイックだったろうなぁ。※スキーシーズンということもあり、スタッドレスタイヤだった事を触れておきます。
電動パワステだからなのか?交差点を曲がってぬける時に実感するんですが、ステアリングの復元力があまり無いので”戻し”をしなければならないのが何とも不自然な印象を抱いてしまいます。エンジンは2.0Lということでパワー不足はほとんどありません。エンジン自体、低回転域でのトルクを重視しているためか、結構踏み込んでもスーっと吹けるということはありません。

マイチェンでFF車は5速化されたわけですが、四駆車は4速のまま。シフトレバーのゲートにあったマニュアルモードは廃止されていました。乗り味はこれまたマツダ車らしいフラットでスポーティ。決してカリカリではないけれども、固めの脚で高速道路でもふらつかせないように仕立て、路面の凹凸はボディの剛性でいなすような印象。ステアリングのクイックさと相まってよく踏ん張ってくれます。
インテリアは5年前に発表されたクルマということで相応の物。ぶっちゃけ質感が高いとは言えないものの、オーディオ操作と連動するイルミネーションや青く焚かれたメーターなど少々騒がしいくらい。僕の好みではないですね。特にメーターは文字が赤く、白地の盤面が青く照らされるので見ていて少々チカチカします。質感云々というよりは見せ方が上手くないといった感じですね。オーディオ一つ取ってもわざわざ専用デザインなんだからもっと統一感のある造形にすればいいのに。と思うんですよね。
そして、何より感心するのがシート出来の良さ。たっぷりとしていて、固さも絶妙。僕はメーカー別で言えばマツダのシートが一番いいと思います。マツダはデミオでもアテンザでもシートがちゃんとしているのが素晴らしい。

セダンとして不自然さのないエクステリアと充分な居住スペースを両立したパッケージングはなかなか上手いと思います。トランクも広いし。何よりトランクで感心したのはヒンジがグースネックではなく、4リンクヒンジにしている点。アームレストスルーが出来ないのが残念なところですね。
燃費は11.4km/L。四駆でスタッドレスで4ATにしては上々な燃費ではないでしょうか。
総評とすると、走る・曲がる・停まる・シート・乗り味等々、基本がしっかりしているだけに個性というかアクセラならではの持ち味が薄いのが残念。美味しいのはスポーツモデルでそれ以外をいかにも安っぽく見せているような気がしてなりません。もう少しその辺が何とかなればいいと思うんですけどね。

ツインリンク茂木

2009年03月16日 | ドライブ
一昨日ツインリンク茂木までツーリングがてら行ってきました。去年も行ってきたんですけどね。また行っちゃいました。
当日は雨が降っていて来場者数も少ないだろうと見込んでいたんですけど、土曜日ということもあってか意外と混んでいました。14日からコレクションホールでイベントが開催されることになっていたんですが、雨でことごとく中止に。

コレクションホール入り口には本田宗一郎氏直筆の「夢」という文字が刻まれたピストンリングを模したモニュメントが置かれています。

新型アコードとフリードが展示されていました。やはりアコードはでかい。残念ながらインサイトは無し。展示する分を回せないくらい売れてるってことなんでしょうかね。

歴代の市販車&バイク&レースカーが展示されているんですが、その中には…

F1撤退まで現役で活躍していた地球柄のF1カーも。うっすらバーコードのように見えるのは…

人の名前。アルファベッド順にずら~っと並べられています。開発に関係した人たちでしょうかね?

期間限定でたまたまやっていたのが、世界のかわいい乗り物たちというイベント。

スバル360や2CVなど、ホンダかどうかに関係なく、っていうかホンダ以外の小さいクルマやバイクばかりがありました。まぁホンダの市販車はほとんど2階で網羅されているんで展示するまでもないんですけどね。

サーキットに行ってみるとアコードの隊列がオーバルコースを走行していました。

お昼過ぎた辺りから晴れ間が出てきてくれたのでウエットではあるもののカートをする事ができました。実に楽しかったです。

絶対観に行くぞ!!

2009年03月13日 | テレビ

届きました~!相棒DS&鑑識・米沢守の事件簿オフィシャルガイドブック!
相棒DS面白いですね~!ただ、ゲームをしているというよりは相棒の世界を堪能する手段の1つと言った方がいいかも。テレビがあって映画があって小説があってゲームもあるんだっていう感じです。いつもの音楽がDSから流れてくるのはちょっと不思議。

そして、オフィシャルガイドブック。映画への期待が嫌が応にも膨らみます。

三本さんの本

2009年03月12日 | ミニカー・グッズ・本

久々に三本さんの本が出ました。その名も「三本和彦、ニッポンの自動車を叱る」です。
前の「良い車の条件(NHK出版)」とは違って辛口なコメントの数々。読んでいるとしみじみと新車情報を見ていた頃を思い出しますなぁ~。所々にある4コママンガがいい息抜きに。三本さんの今の自動車業界に対する提言を読んであーそうだなぁと感心したり、そーなの!?と改めて知ったりなかなか読み応えがあります。

パフォーマンスアートなんて言ってたっけなぁ。

2009年03月06日 | スポーツ・スペシャリティ
パフォーマンスアート。日産が一時、インフィニティクラスのセダンのコピーで使っていた言葉。このコンセプトカーを見て、なんとなく、その言葉を思い出した。

インフィニティエッセンス。名前から察するにこれを売ろうというつもりはそもそも無くて、レクサスにはLフィネスがあるようにインフィニティにはインフィニティとしてのデザインフィロソフィーみたいなものがあって、それを具現化したかった。ってことなんだろう。
僕はエクステリアに関して言えば、素直にカッコいいし、美しいと思う。流れを意識した曲線と柔らかみのあるラインはインフィニティらしい特徴で踏襲してはいるものの、インフィニティは将来的にはこうなっていくんだよ!っていうアピールがもっとあっても良かったのではないだろうか?どことなくフーガやスカイラインの造形が取り込まれ、妙に新鮮味が感じられなかったのはそのせいだと思う。

日産としてはGT-Rというフラッグシップがある。インフィニティとしてもそれが欲しかったってところなのかな。(シーマは開発凍結したらしいし。)まぁGT-Rはプレミアムメーカーとして売るにはガキっぽすぎる。だから、GT−Rのガワだけコレにしてインフィニティブランドで売るっていうのも僕はアリだとは思う。
僕が気に入らないのはルイヴィトンとコラボしている点。インフィニティの個性を具現化したのにもかかわらず、なんでよその会社に首突っ込ませるようなことしてしまったのだろうか。ルイヴィトンっていうブランドに乗っかったんじゃ、せっかくの”エッセンス”なのに台無しでしょ。それを然も売り文句のように堂々と言っちゃ恥ずかしくない?日本のブランドならまだしもね。
恐らく、メカとしてはハリボテなんだろうけど、一応ハイブリッド。3Dモーターやリチウムイオンバッテリーなど日産が独自に持っている技術を盛り込んでいる。ゆくゆくは登場するであろうスカイライン級のハイブリッドモデルへのプロローグという意味合いもあるのだろう。

ハゲタカ

2009年03月05日 | 日記
なんと!ハゲタカが映画化されます。
ドラマは2年前に放送されたものなのですが、今回の映画はその続編です。
ぶっちゃけ、視聴率の良いドラマではなかったんらしいんですけど、国内外で数々の賞を受賞。高い評価とファンからの熱い希望に応えての映画化という運びになったようです。

今、世の中の風潮が金融・経済に注目が集まる中での公開ということで、大変リアリティのある映画になるんでしょうが、僕はドラマがとても楽しめたので嫌が応にも期待が膨らんでいます。