旧学生自動車評論家

引っ越しました。新しいURLはhttp://kurumahyouron.blogspot.com/です。

欲しくなっちゃった~。

2008年02月28日 | 試乗インプレッション

横浜エンジン博物館へ行ってきた訳ですが、その足としてレンタカーでマツダデミオを借りました。生まれて初めてレンタカーというものを借りて少し緊張しつつも、新型デミオに乗れる!とワクワクしながら行ってきました。
試乗車:デミオ1.3L+4AT
まず、乗り込んでみると、確かに視界は謳い文句にしているだけあって良好なのですが、傾いたAピラーが目につきます。これが高速道路を走る分には特に問題はないんですが、山坂道に行くと、これがもう邪魔で仕方が無い。ただ、フロントスクリーンは広くとられ、ベルトラインも低く設定されているので閉塞感は思いのほかありません。ところが、後席に座ると狭めの窓で膝まわりの広さ自体はそこそこあるのですが、窓は狭く頭が天井についてしまいます。また、縦方向に広くとられた窓はワイピング出来る範囲が限られ、雨天時の走行は著しく視野が狭められたような感覚に囚われそうな気がしました。ラゲッジルームは標準的な広さだが、シートはワンホールドで先代デミオのような低くフラットで使い勝手のいいラゲッジルームと比べると大したものではない。それから、ウインカーレバーに剛性が感じられない。もう少し確かな操作感がほしい。
 
インテリアは良く言えば簡素、悪く言えば殺風景。シートデザインはなかなかだが、もう少し面白味があってもよかったのでは?持ち込まれるアイテムをリサーチしてそれに応じて作り込んだという割には小物入れは大したことはありませんでした。ステアリングはクイックで電動パワステのおかげか、軽い操舵感で微小舵角にも反応を示します。高速道路では直進性が良く、運転する分にはセレナよりもよっぽど安定感があって楽に運転できます。当日は風がとても強かったのにもかかわらず、よく走ったと思います。山坂道へ行くとクイックなハンドリングで楽しく走りますし、特にクセもなく、ちょっと急ハンドルしても破断するようなことは無くさらっとカーブを曲がっていきます。
乗り味はそこそこしなやかであるものの、ロールが少ないので乗っていて不安感がありません。ハーシュネスの納まりもよく、高いボディ剛性のおかげでガサツな印象がありません。シートの座り心地とも相まって気持ちのよいものです。
エンジンやトランスミッションはギア比も含めて先代と同じものを採用。動力的には何の不満も無いのですが、総走行距離は370kmで燃費は15.8km/lでした。ラフなアクセルワークだったとはいえ、高速道路メインでミラーサイクル+CVT車はモード燃費が23km/Lなのに同じ1.3Lでもこんなに違うのか!?という感じ。ちょっと高くても断然ミラーサイクルの方がオススメです。
先代スポルトユーザーの友達に現行の走りを聞いてみると、乗り味ははるかにしなやかで200cc少ないのに動力的には遜色無いものだそうです。基本的なコンポーネンツは変わらないわけですから、どうやら軽量化が効いているようです。
全体的によく言えば簡素。省けるものは極力省いたといった感じ。ただプレーンでありながらもしっかりと芯の通ったものになっています。変に着飾るよりも素のよさが際立ったクルマといったところでしょう。ベースがいいだけにホットハッチモデルも気になる所ですが、sportはグレードの一部の域を出ていない。スイフトスポーツやマーチ12srみたいな、もっとスパイスの利いたモデルを追加してほしいです。

余談ですが、日産ノートと同じハチノスダクトが付いていま~す。この辺のデザイン結構好きです。

横浜エンジン博物館

2008年02月27日 | ドライブ
昨日、高校時代の友達と2人で横浜にある日産のエンジン博物館へ行ってきました。
横浜と言えば、日産発祥の地。そして、あぶない刑事の舞台でもあります!(あ、わかる人だけで結構です)
 
今はエンジンやサスペンションの部品を生産している工場で予約をすれば工場見学もできます。今回はその隣にあるゲストホールへ行ってきました。ゲストホールは日産自動車創業翌年に建設された本社を改装したもので建物としては古いのに中はモダンでちょっと不思議な感じです。
 
まず、ゲストホールにはいると最初に目に入るのがGT-R。ディーラーに行っても触らせてもらえないクルマなので、ここぞといわんばかりに乗り込んでしまいました。エンジン博物館というだけあってGT-Rのエンジンも展示されています。エンジン単体では意外にもコンパクトでした。
  
これは絵を描くロボット。ゴーン社長の似顔絵や初代Zなど結構なお手前でした。隣にはエクストロイドCVTを搭載したセドリックのカットモデルが展示されています。チタン製のバルブと鉄製のバルブでは重さが全然違ったり、バランサーシャフトを回してみたり、実際に触って楽しめるので面白かったです。
  
市販エンジンのみならずレーシングカーのエンジンも展示されています。3番目のルマンカーのエンジンはタービンが両手を広げたように配置されています。
  
2階へ上がると、日産の足跡や技術に関する展示がされていました。
   
休憩所には雑誌の裏表紙でおなじみの広告が飾られているのですが、なんとそこには!懐かしく、思い入れのあるクルマの数々。いい時代だったよな~なんて、まだ生まれて間もないころを懐かしんでみたりして。
最後にアンケートに答えて、V36スカイラインのミニカーをいただきました。平日だったせいなのか、ほとんど人がおらず、ほとんど貸し切り状態でした。

5枚ドアのエボ。

2008年02月25日 | ハッチバック

ランサーエボリューションの5ドアハッチバックバージョンがジュネーブショーで公開されました。セダンのハッチバック化ということでチグハグなモデルになってしまうのではないか?と思ったのですが、リアウイングのお陰か、なかなか良いまとまりをしています。セダンが出たら次はワゴンだろ!と思いがちですが、やはりライバルインプレッサの動向が気になるのか、ハッチバックでガチンコ勝負してきました。WRCではセダンよりハッチバックの方が有利だと言いますが、となればエボもハッチバックでWRC出場するってことになるんでしょうか。

フェラーリジャパン設立。

2008年02月24日 | その他

フェラーリは100%出資の子会社フェラーリジャパンを設立。今年の7月からオフィシャルインポーターとしてフェラーリの輸入を開始するそうです。なので、コーンズは輸入権をフェラーリジャパンに移管することになりました。
驚いた事にフェラーリにとって日本は世界で5番目、アジアでは一番のお得意様だそうで、去年は376台のフェラーリを売り上げました。これはフェラーリの年間生産台数の6%近くにもなります。

ミニカー三昧。

2008年02月19日 | ミニカー・グッズ・本
久しぶりにミニカーの話。
 
V36スカイラインのミニカーを買ってきました。随分前に発売はされていたようですが、ようやく手に入れました。

これで2代目から現行まで全てのスカイラインを網羅できました!

レースモデルも含めればもうスカイラインばっかりですよ。
 
缶コーヒーのオマケで1年前に買ったフェラーリのミニカーをずぅーっと飾ってたら、タイヤのゴムが固化してクラックが…(涙)これ以上ぼろぼろにならないうちに写真に収めておこうと思います。

デリカD:5もなかなかいい感じ。 

シビックのタイプR。ノーマルのシビックじゃない所がいいですねぇ。最近のトミカはこういうスポーツモデルを積極的にラインナップしてるところがいいですね。
 
奮発してプリメーラも買ってみました。それもトミカリミテッド。普通のトミカの倍がするだけあって結構リアル。ベースは普通のプリメーラと同じなんですが、細かい所まで作り込まれています。プリメーラはやっぱり初代が一番いい感じだったなぁ。
  
それから本屋さんで面白いモノを見つけました。その名も日産名車コレクション。ノレブ製のダットサンフェアレディとマガジンがセットで¥690ということで思わず買ってしまいました。日産大好き人間としては定期購読しようかどうか結構迷ってます。

13番目のクラウン

2008年02月18日 | セダン

クラウンがフルモデルチェンジしました。先代の”ゼロクラウン”からコンセプト自体は大きな変更は無く、5月にハイブリッドが追加されるそうです。ハイブリッドも含めて先進装備はレクサスからのお裾分けがたくさんみられます。インテリアは正直言って前の方がセンスがあったような気がしますが、今のトヨタのデザイントレンドの流れを汲んだものになっています。レクサスとの違いを打ち出したいという目論みがあったのかも。いつの間にやらつや消しウッドは日産ではなく、トヨタが売るようになってしまいました。

ダブルスクリーン

2008年02月13日 | 日記
春休みに入って毎日が暇なのでDSを買いました。というか、DSを持っている友達に本体とマリオブラザーズとボケモンダイヤモンドをセットで売ってもらいました。
僕自身、ゲームにはそれほど興味が無い(グランツーリスモを除いて)と自己分析していたのですが、意外とゲーム好きなんだな。と再確認させられました。まさか、ポケモンにここまでハマるとは…僕は赤緑・金銀までしかやった事が無かったのですが、ポケモンも昔とくらべて随分変わったなぁと思いましたよ。
DSってすごいですね。ピクトチャットやWiFiに今更ながら驚かされております。
昨日、あまりにハマり過ぎて夜更かししてやってたら、風邪を引いてしまいました。タダでさえDSのやり過ぎで更新が滞っているというのに…おまけに風邪のせいもあってか、時々ゲームの操作音がどこからともなく聞こえるような気がしてくる時があります。これはヤバいですね。しばらくポケモン自重します。

プレミアムな軽

2008年02月12日 | 軽自動車
タント加えて今度はパレットが発表されて箱形軽自動車戦争に拍車がかかっていますが、今回はあえて全く反対の指向の軽自動車スズキのセルボを取り上げてみたいと思います。セルボのような広さは二の次の軽自動車といえば、R1、R2、ソニカなどが挙げられますが、その中でもセルボはそれがデザインの自由度に生かされている。そのため、空間の確保に専念しておらず、切れ込んだヘッドライトに伸びやかなボディラインは定められた寸法ギリギリで作ったギスギス感が少ない。サイドウインドウに統一感を出すためにダミーを使って上手に見せている所やサイドからリアにかけた処理も面白味のあるものになっている。
内装はブラックを基調に落ち着きを持たせながらも、モールとウッドのような風合いのシボが配されたインパネは変に可愛子ぶった内装とは違いクール。ここまでやったならアームレストくらい付けてくれてもいいのにと思う。さらに贅沢を言わせてもらえば、チルトに加えてテレスコもついてくれたりすると個人的にはうれしい。ステアリングはワゴンRと共通ものだけど、明らかにミスマッチ。ターボ付きだとフロントグリルに細ーい穴があいているのはいただけない。わざわざ高いターボモデルに乗るんだから、少し特別な雰囲気を持たせてもよかったのでは(エアロパーツを付けるとかそういうことではなくて)?

フロントシートに座った限りでは十分な空間が確保されているにもかかわらず、フロントスクリーンの上端に不足を感じ、そのために閉塞感を感じるのが残念なところ。軽自動車なので気にする事ではないのだが、先端は見切れない。シートはありがちなベンチタイプではないのでサイドのサポートがそこそこある。シフトがゲート式で乗用車的なものになっていて、ターボモデルには生意気にマニュアルモードも付く。ここまでやったならセルボはスズキの軽自動車の中のフラッグシップモデルとしてさらに洗練させていってほしい。多少値段が高くなっても良いから、軽自動車だから買うのではなく、セルボだから買うというクルマに仕立てていってほしいと思う。
箱みたいな軽自動車は白ナンバー車顔負けの広さがあって、こういうクルマもあっていいと思うけど、クルマらしさが薄れてしまっているような気がする。その手の軽自動車に優遇措置が無くなっても魅力的だと思えるクルマはない。「軽自動車だから」「軽自動車にしては」という前置きが無くても「すばらしいクルマ」と言える軽自動車があったらいいのになぁと思う。

たまには2輪もいいもんだ。

2008年02月08日 | 日記
今日、近くの自販機までコーラを買いにいきました。自転車で。
実に4ヶ月ぶりの自転車でした。
冬の寒空のなか、こぐ自転車は結構気持ちのいいものでした。
オープンカーに似た爽快感すらありましたよ。

たまには自転車でどこか遠くに行ってみたいですね。

お絵描き。

2008年02月08日 | 日記

パンダさんのイラストに触発され、ボクも車の絵を久々に描いてみたくなりました。描いたのはマセラティグラントゥーリスモ。バードケージ75というコンセプトカーのテイストを取り込んだグランスポーツの後継車です。
グランスポーツもカッコいいクーペでしたが、グラントゥーリスモはもっとも~っとアグレッシブ。引き締まったスタイリングは見る者を引きつけてやまない、素直にカッコいいクルマです。

結婚できない男はファミリアに乗る。

2008年02月07日 | 日記
ちょっと古いニュースなのですが、こんなものを見つけました。
年収3億円男・阿部寛の愛車は庶民派ファミリア


ファミリアのクーペバージョンアスティナです。阿部寛さんがどんなファミリアに乗っているのかは定かではないですけど、14年乗り続けるとすれば、この頃の年代のファミリアでしょう。
芸能界に入っていなかったらマツダに入社していたというほどのマツダ好きなんだそうです。
阿部寛といえば、トヨタのナディアのCM、トヨタがメインスポンサーをする”結婚できない男”、ブルーバードのCMにも出演されたそうです。この事が大っぴらになれば、マツダからもCMのお声がかかるかも…

特別なキューブ

2008年02月07日 | ハッチバック
終わった!や~っと終わった。
とうとう期末テストが終わりました。今日から4月まで春休み!
これからしばらくブログをじっくり綴っていく事ができそうです。

日産キューブに新たな特別仕様車15M Art roomが登場しました。

久々の特別仕様車です。コンランパートナーズの茶色のボディカラー+赤の革シートもよかったですけど、今回の白を基調をして、春夏秋冬をモチーフにしたインテリアもなかなか良いですね。あのホイールカバーが何気に復刻されてます。

四季によってそれぞれ違う模様の内張りがあるのですが、それなら、1007みたいに張り替えられるとなお良いと思うんですけどね。ベース車比でおよそ21万円アップ。これは安いか高いのか…

日産で一番売れたクルマ。

2008年02月01日 | ハッチバック
日産ティーダとラティオがマイナーチェンジしました。

CMによると、何でも去年日産で一番売れたクルマだったんだとか。去年だけで世界販売21万台以上だったそうです。

ティーダはハッチバック大好き人間としては”良いクルマ”なんだけど、”欲しいクルマ”ではないのが正直なところでした。というのも、この手のクルマの常識からすればいろんな面で実に質感の高いクルマなんだけど、デザインがしっくりこない(特に顔)。マイナーチェンジで化粧直しされて少し雰囲気が変わりましたが、やっぱりこの顔つきは何となく釈然としないものがあります。

しかーし!1.8Lモデルにはなんと!6速マニュアルを搭載!スポーティなティーダもラインナップされました。グローバルカーとしてマニュアル車の存在は不可欠でしょうから、無い事は無いんでしょうけど、明らかに需要の無い日本の市場にも用意してくれるところはいいですね。