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しーさるの鉄日記

小田急2022ダイヤ改正(平日下りのロマンスカー)

小田急の2000年春改正、平日下りのロマンスカーの改正概要は以下の通り。

●17時以降の下りロマンスカーを『ホームウェイ』に変更、『メトロホームウェイ』も1時間繰り上げる。

●22時以降の『ホームウェイ』を3本に減らす。

ロマンスカーのダイヤ改正、次に平日下りを見てみる。

まず、新宿発7時00分の『はこね』を『さがみ』に変更して、箱根湯本への乗り入れを止める。また、新宿発7時15分の『さがみ』が廃止になるため、7時00分の『さがみ』を伊勢原、秦野に停車させる。8時台は56分発の『はこね』を廃止して、11分発の『はこね』を新設する。このことで、50分前後の間隔は8時前後から9時前後へシフトする。9時40分の『えのしま』は『さがみ』に変更する。平日朝の下り『えのしま』は廃止になるが、夕ラッシュ前に新設されることになる。9時代は2本続けて秦野に停車する。

10時発、11時発の『スーパーはこね』は『はこね』に格下げ、平日の『スーパーはこね』は消滅し、土休日のみの運転となる。10時発の『はこね』は町田、海老名に停車、11時発は町田、海老名、伊勢原に停車するようになる。『スーパーはこね』は土休日は小田原まで1時間を切るものもあるが、平日は70分近くと他の『はこね』と変わらない。そのため、数駅停車したところで10時発は小田原まで1分増、11時発は3駅停車したのに所要時間増はない。
11時40分の『はこね』は廃止する。本厚木、秦野は11時20分の『はこね』を停車することでフォローするが、新百合ヶ丘、相模大野へのフォローはない。13時の『はこね』も新百合ヶ丘、相模大野に停車しなくなるので、10時40分の『ふじさん』から、14時40分の『ふじさん』まで、新百合ヶ丘、相模大野に停車するロマンスカーはなくなる。

11時00分から13時20分までは、00分発が町田、海老名、伊勢原停車、20分発が町田、海老名、本厚木、秦野停車で揃える。改正前は00分発が町田、本厚木停車、20分発が町田、海老名停車が基本だったが、00分発は11時がノンストップ、13時が新百合ヶ丘、相模大野、本厚木、秦野停車とまちまちだったので、ある程度整理されたことになる。新宿から小田原までの所要時間は00分発が3駅停車で70分、20分発が4駅停車で73分になる。伊勢原停車を00分発から20分発にして、00分発を町田、海老名のみ停車にすれば小田原までの所要時間が60分台になるけど、所要時間をなるべく平準化させたかったのだろうか。千鳥式停車で『やくも』のような感じだ。00分発は伊勢原で、20分発は秦野で急行に接続して、通過駅へも利用できるようにする。伊勢原へは新宿発7時15分、9時20分しか停車してなかったが、改正後はそれに加え11時00分発から15時00分発まで毎時00分発が新たに停車するようになる。

20分発は15時台以降は新百合ヶ丘に停車して、海老名を通過するように、15時台以降は町田も通過して、本厚木までの停車駅は新百合ヶ丘、相模大野と大きく変わる。改正前の14時台から17時台までは、00分発が町田、本厚木、20分発が町田、海老名、40分発が新百合ヶ丘、相模大野、本厚木、秦野というパターンだったのが、改正後は15時20分から17時20分まで、00分発が町田、海老名、本厚木、秦野停車、20分発が新百合ヶ丘、相模大野、本厚木、秦野停車、40分発が町田、本厚木停車となる。17時40分発の『さがみ』は新百合ヶ丘、相模大野、本厚木停車だったが、20分の『ホームウェイ』が新百合ヶ丘、相模大野停車となったため、『ホームウェイ化』で町田、海老名、本厚木、秦野停車となった。

改正前は20分発は17時台まで箱根湯本まで乗り入れていて、15時台3本、その他の時台は2本が箱根湯本行となっていた。改正後は13時台までに短縮、14時台、15時台が小田原行に、16時台、17時台が片瀬江ノ島行に変更された。片瀬江ノ島行は朝の唯一の1本が廃止となった代わりに夕方の早い時間に2本新設されたのだ。また、15時40分も箱根湯本行だったのが、町田だけ停車する本厚木行きとなり、代わりに15時20分発が新百合ヶ丘、相模大野、本厚木、秦野停車の小田原行となっている。このことで箱根湯本行が毎時2本になるのは8時台と10時台から13時台までに縮小、以降は毎時1の00分発だけが箱根湯本まで乗り入れる。箱根湯本行最終が18時なのは改正前と変わらない。

18時台から20時台までは改正前は00、15、30となっていたのが、15発の藤沢方面を20分に、30分の本厚木方面を40分発に繰り下げて、特急を他時間帯と同じ20分毎の等間隔とする。本厚木方面を10分繰り下げたため、改正前は30分の等間隔だったのが、20分、40分間隔と偏ることになる。改正前は海老名に停車していた『ホームウェイ』は新宿発18時30分、20時30分、22時40分、23時40分の4本だけだったが、改正後は17時台以降の本厚木方面13本全てが停車となった。また、19時30分と21時00分の小田原行は19時40分と21時00分の秦野行に短縮変更、代わりに21時40分の秦野行は小田原行に延長変更となっている。秦野止は秦野で急行小田原行に接続する。

江ノ島線特急『ホームウェイ』は夕方の早い時間に設定された分、新宿発22時20分、23時20分が廃止となり、最終は21時20分と2時間も繰り上げる。本厚木行も23時40分発が廃止に、23時00分発の本厚木行は23時05分発に繰り下げるが、最終『ホームウェイ』は35分の繰り上げとなる。西武の『小江戸』が西武新宿発23時54分まであることを考えると、ずいぶん早い最終だが、深夜の需要が低くなっているのだろう。

『メトロホームウェイ』は大手町発で18時30分から22時30分までの1時間毎の設定だったが。今回の改正では17時30分から21時30分までの設定とする。北千住発そのものは変わらず、18時13分(大手町発18時30分)だったのが、18時14分になるだけだ。また、大手町発18時30分、19時30分、20時30分は成城学園前を通過していたが、今回の改正では5本全てが停車すようになった。それに伴い、新百合ヶ丘から先で1~2分繰り下げる。最終となった大手町発21時30分は、海老名着を3分、本厚木着を4分繰り上げの22時35分とする。時刻を繰り上げたものの小田原行の時刻は変わらないので、接続時間が長くなるだけだ。ただし、接続相手は快速急行だったのが、本厚木始発になる。

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