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しーさるの鉄日記

小田急ダイヤ改正(土休日下りロマンスカー)

小田急の2022年春改正、土休日のはこね号、スーパーはこね号については、51本から39本に減らす。さがみ号は5本から12本に、えのしま号は11本から14本に増やす。

土休日下りは、5本あった『えのしま』を、すべて『はこね』と連結する形で6本に増発する。改正前の単独運転の『えのしま』は片瀬江ノ島まで60分前後だったが、相模大野で『はこね』の後の発車となったため、70分近くかかるようになった。また、8時40分の臨時『ふじさん』を廃止する。このことで40分発は、改正前は12時台以外の7時台から22時台ほぼ終日となっていたのが、改正後は9時台、10時台、13時台以降となり、午前は毎時2本の時間帯が増える。

7時台は40分の『えのしま』が、20分の『はこね』に連結して、繰り上げる。それに伴い、20分の『はこね』は新百合ヶ丘から秦野まで町田、海老名、伊勢原と停車していたのを相模大野、本厚木停車に変更、代わりに00分の『はこね』が町田を出ると、海老名、伊勢原と停車し、本厚木は通過に変更する。8時台も20分の『はこね』に『えのしま』を新たに連結、00分、20分の『はこね』は7時台と同じように停車パターンを変更する。8時40分の臨時『ふじさん』については土日の運転も取りやめる。始発は6時40分の『ふじさん』となるが、インバウンドは高速バスを選択するのだろうか。JRの『富士回遊』は好調で増発しているというのに。

9時台は、40分の『さがみ』の『えのしま』連結をやめて、『さがみ』単独での運転とする。その代わりに、10時20分の『スーパーはこね』を『はこね』に格下げしたうえで、『えのしま』を連結する。10時20分の元『スーパーはこね』は新百合ヶ丘、相模大野、本厚木、秦野に停車するようになっただけでなく、相模大野での分割作業が発生したため、小田原への所要時間が59分だったのが74分に、箱根湯本まで73分だったのが90分かかるようになった。10時00分の『スーパーはこね』も所要時間増となり、新宿から小田原まで59分だったのが65分に、箱根湯本まで73分だったのが81分となっている。ちなみに新宿発9時00分の小田原まで59分と早い『スーパーはこね』にはEXE、新宿発10時00分の所要時間増となった『スーパーはこね』にはGSEが充当されている。

10時26分の『はこね』は新百合ヶ丘、町田、海老名、伊勢原、秦野というイレギュラーな停車駅だったが、10時20分の『スーパーはこね』が『はこね』に格下げすることで停車駅を増やしたので、それと停車駅が重複しないように新百合ヶ丘、秦野を通過、町田、海老名、伊勢原のみの停車となった。停車駅が2駅減ったが、海老名まで41分かかっていたのが47分に、小田原まで75分かかっていたのが84分に、箱根湯本まで90分かかっていたのが102分となっている。ちなみに次の11時発の『はこね』は同じ停車駅で、海老名まで38分、小田原まで69分、箱根湯本まで85分となっている。海老名まで47分というのは新宿発21分の快速急行より4分も遅い。新宿発10時25分の『はこね』は21分の快速急行を新松田でようやく追い抜くが、小田原で3分停車している間に追いつかれてしまう。複々線区間で快速急行は3駅停車するので、複線区間で続行運転するべきなのだけど、新百合ヶ丘で快速急行に追い抜かれた各駅停車を一緒に追い抜かずに、相武台前まで後追いすることになる。新宿発10時台がランダムになるのだったら、複線区間だけでも15分サイクルベースにしたほうがいいかもしれない。

新宿発11時の『スーパーはこね』は『はこね』に格下げたうえで、11時台から15時台までにおいて、00分発の停車駅を町田、本厚木だったのを町田、海老名、伊勢原に、20分発の停車駅を町田、海老名だったのを新百合ヶ丘、相模大野、本厚木、秦野に変更する。平日と比べると00分発は同じだが、20分発は町田、海老名、本厚木、秦野だから、町田、海老名通過で相模大野、本厚木停車と変わることになる。新宿発20分が町田を通過することで、停車本数が毎時1本と半減する。新百合ヶ丘、相模大野は新宿発40分が停車していたので、12時台の停車列車がなかったが、改正後は12時20分発を含め新宿発20分全てが停車する。40分発『えのしま』の時刻繰り下げによる『はこね』への連結で、11時台から13時台は毎時2本となる。

海老名停車は、20分発だったのが00分発に、本厚木停車は00分発だったのが20分発となる。伊勢原停車は新宿発10時26分までだったのが、毎時00分発が5本停車することで15時40分までに拡大、4本だった停車本数を10本に増やす。秦野停車も11時から17時まで14時40分の『ふじさん』と15時40分の『はこね』だけだったのが、毎時20分発の6本が新たに停車、特に10時台、14時台、15時台は2本も停車する。このことで16時台まで9本だった停車本数が14本に増える。平日同様、伊勢原、秦野に停車するロマンスカーは急行に接続する。

『えのしま』については、新宿発9時40分以外に、11時40分発、13時40分発だったのが、12時20分発、14時20分へと40分繰り下げ、新たに『はこね』に連結する。また、15時20分発を新設したうえで『はこね』に連結する。新宿発16時40分の『えのしま』は『さがみ』に変更して、町田と本厚木に停車させる。代わりに16時20分の『さがみ』を町田、海老名停車から、新百合ヶ丘、相模大野、本厚木、秦野停車に変更する。

15時台以降の箱根湯本行『はこね』『ホームウェイ』9本のうち5本は、小田原行『さがみ』に変更する。改正前は19時20分の最終まで16時台を除いて00分、20分ともに箱根湯本行となっていたが、改正後は15時00分、15時20分と続行した後は、17時00分、18時00分だけになる。最終が18時00分になることで、80分繰り上げで平日と同じ時刻になる。

『ホームウェイ』については、平日と同じ17時台まで拡大する。平日と違って元々20分間隔だったが、片瀬江ノ島行についてはデータイム同様、40分発から20分発に変更する。また、海老名には20分発しか停車してなかったが、改正後は全列車停車で毎時2本停車に、7本だった17時台以降の停車本数を13本に増やす。17時代は箱根湯本2本、秦野行1本だったが、『ホームウェイ』の運転時間帯拡大で、箱根湯本行1本が片瀬江ノ島行に、秦野行が小田原行に延長変更となる。18時代、19時代は先述した通り、箱根湯本行1本ずつが小田原行に短縮変更、20時台は小田原行1本が本厚木行に短縮変更となる。22時の秦野行は本厚木行に短縮変更、本厚木から先は新宿をすぐあとに出た快速急行まで5分待つことになる。

22時20分の本厚木行は22時30分に繰り下げ、接続相手は伊勢原行となる。22時40分の藤沢行は廃止に、藤沢への最終『ホームウェイ』が21時20分に繰り上がる。23時代は平日と同じく40分の本厚木行を廃止にして、00分の本厚木行を05分に繰り下げる。

『メトロはこね』は成城学園前から町田まで17分くらいだったのが20分前後かかるようになっている。91号は同区間で22分かかるようになり、小田原着4分繰り下げとなったが、箱根登山鉄道でのダイヤを見直し、1分繰り下げとなっている。93号は相模大野から小田原まで39分だったのが44分に、小田原着が7分繰り下げの12時28分に、箱根湯本着が9分繰り下げの12時45分となり、強羅行は3分接続だったのが、1本後への6分接続となっている。逆に21号は箱根湯本着を17時35分から17時28分に繰り上げるが、35分の強羅行は廃止になったので、48分まで待つことになる。『メトロホームウェイ』については、成城学園前から新百合ヶ丘まで11分かかっていたのを8分に短縮して、その先を数分繰り上げる。この影響で、北千住発19時35分の方は、急行小田原行への接続から一本前の各駅停車伊勢原行への接続となる。

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