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しーさるの鉄日記

東武2022年ダイヤ改正(平日夜間)

北千住発平日21時台以降は、急行の準急への格下げだけでなく、区間準急のほどんどを廃止する。急行は準急に格下げした場合、普通を北越谷から先で廃止にするが、準急北越谷行に変更した場合は、普通の運転区間を変更しないこともある。

まず、浅草発20時52分と、21時02分から22時22分の20分毎の区間準急5本、21時32分の区間急行館林行については、普通北千住行に短縮変更する。北千住で見ると、21時10分、20分、40分、22時00分、20分、40分の区間準急、21時50分の区間急行が廃止になったことになる。また、北千住発で21時16分、46分の急行は準急に、29分の区間急行は区間準急に格下げに、22時台は急行5本全てが準急に、29分の区間急行が区間準急に格下げとなる。急行は準急に格下げすることで、廃止になった区間準急の停車駅をフォローする形だ。
このことで、北千住発21時台は、急行5本、区間急行2本、区間準急4本、準急1本の計12本だったのが、急行と準急が3本ずつ、区間準急が2本の計8本に削減、半蔵門線からの直通と浅草発がそれぞれ10分毎に走る夕方からのダイヤは崩れ、半蔵門線の直通10分毎に区間準急が約30分毎に走るダイヤとなった。越谷から先も通過運転する列車も8本あったのが3本と半分以下に減らされる。

22時台も、急行5本、区間急行3本、準急1本、区間準急3本の計12本と夕ラッシュ並みだったのが、区間急行2本、準急6本、区間準急1本の計9本に削減、越谷から先も通過運転する列車も8本から2本と大幅に運転本数を減らすことになる。半蔵門線直通は、準急が北千住発23時まで21時56分と22時45分しかなく、それ以外は全て急行となっていたが、改正後は21時35分の急行のあとは23時35分の急行まで全て準急となっている。越谷以北で優等運転する列車が減ったためか、21時台後半以降でせんげん台で普通を追い抜くのは、21時35分の急行と22時10分の区間急行だけになっている。

23時以降は、北千住発で24分の急行と51分の急行を準急に格下げする。また、浅草発23時22分(北千住発23時43分)の区間急行南栗橋行が、普通北千住行に変更、北千住発の優等は23時35分の急行から49分の準急まで開くことになる。西新井へは43分の普通が早着する。43分の区間準急は、41分着の常磐線、千代田線からの接続が悪い分、利用されなかったのだろう。急行3本、区間急行2本、準急1本の計5本から急行1本、区間急行1本、準急3本の計5本に、越谷以北の優等は5本あったのが、19分の区間急行と35分の急行の2本だけとなった。
浅草発23時57分の区間準急北春日部行は23時50分に繰り上げ、48分の普通北千住行は廃止する。区間準急は曳舟での停車時間を5分に拡大、北千住でも4分停車するようになったので、北千住から先のスジは改正前とあまり変わらない。

日比谷線からの直通は、21時08分の北越谷行を南栗橋行に延長する。このことで北千住発21時20分の区間準急東武動物公園行が廃止になった分をフォローする。次の16分の南栗橋行の竹ノ塚行に短縮変更、代わりに19分の竹ノ塚行を北越谷行に延長変更する。実質、普通が北越谷から南栗橋間で削減されたので、北千住発29分の区間急行を区間準急に格下げすることでフォローする。39分の北春日部行も、56分の準急北越谷行が、55分の南栗橋行に延長となった影響で、北越谷行に変更する。

21時58分の東武動物公園行は竹ノ塚から先を廃止に、22時08分の北越谷行を06分の北春日部行に繰り上げるが、埼玉県内は13分以上開くことになる。このことで北千住発22時05分急行→準急の草加での接続列車がなくなる。越谷から先は準急格下げでフォローする。先述したように、次の北越谷行は北春日部行に変更、急行南栗橋行から変更となった準急北越谷行から接続させる。

22時15分の竹ノ塚行は北越谷行に延長変更となる。代わりに31分の北越谷行は竹ノ塚行に短縮変更となる。そのあとのTHライナーは廃止する。THライナーの前の急行も準急に格下げしたし、夜間時間帯の春日部方面はだいぶ不便になった感じがする。21分の北春日部行、40分の東武動物公園行、51分の北春日部行は北越谷から先を廃止にする。21分、40分は、36分、54分の急行を準急に格下げしてフォローするが、51分はそのフォローはない。北越谷から4分後に準急が続行するからだ。

23時台は、まず04分の北春日部行が北越谷行に短縮変更となる。北千住発24分の急行を準急にすることで、北越谷から先をフォローする。09分、39分の竹ノ塚行は東武線乗り入れを止めて、北千住止に変更する。24時台でも20分の北春日部行を、北千住止に変更する。このことで、23時台以降に5分前後の間隔がなくなり、10分前後の間隔となる。24時20分の北春日部行の最終が廃止になることで、北越谷以北への最終は24時14分と6分繰り上げに、13分の区間準急と変わらなくなる。つい最近まで39分の区間準急が最終だったが、25分も繰り上がった。終電繰り上げで、北越谷以北へは、北千住着14分の千代田線からだと行くことができなくなる。
浅草発23時57分の区間準急北春日部行は23時50分に繰り上げ、48分の普通北千住行は廃止する。区間準急は曳舟での停車時間を5分に拡大、北千住でも4分停車するようになったので、北千住から先のスジは改正前とあまり変わらない。
24時34分の北越谷行については、竹ノ塚行に変更して、谷塚以北への乗り入れを取りやめる。このことで、谷塚以北への最終は26分となり、23分の準急北越谷行と変わらなくなる。北千住着29分の千代田線からだと、谷塚以北へ行くことができなくなる。

日比谷線では北千住着23時56分の列車が廃止となる。その前の北春日部行は2分繰り下げ、その後の北越谷行は2分繰り上げることで、5分間隔だったのを6分間隔になるように調整する。北越谷行は2分の繰り上げで、北千住着23時59分に、24時03分の最終の急行南栗橋行への接続時間が2分だったのが4分と余裕が出てくる。

上りについても、急行から準急への格下げや運転区間の見直しを行う。
久喜発20時26分の急行については、南栗橋20時24分の急行に変更、代わりに南栗橋発20時31分の急行を久喜発20時22分の準急に変更する。南栗橋発20時21分の普通は北越谷発21時04分に、南栗橋発21時15分の普通も北越谷発21時59分に短縮変更して、南栗橋~北越谷間の普通を2本削減する。久喜発20時36分の区間準急は20時52分発に繰り下げとなる。
久喜発21時24分の急行中央林間行は北越谷発21時48分の準急に変更、21時43分の北越谷始発の区間準急は北千住始発22時04分の普通浅草行として、北千住以北を廃止する。南栗橋発21時15分の普通も区間短縮で、北越谷発21時49分に変わったため、この北越谷始発の準急に接続するせんげん台方面からの普通は設定されていない。その次の準急はせんげん台で10分も停車するため、大袋では23分開くようになる。久喜発21時24分の急行がなくなった代わりに、東武動物公園発21時35分の区間準急を館林始発に変更し、久喜発21時23分とする。この区間準急をせんげん台で追い抜く南栗橋発急行は改正前と変わらない。

東武動物公園発21時46分の普通は、大幅に部分廃止して竹ノ塚発22時36分、代わりに北千住発22時44分の普通浅草行を東武動物公園発21時45分の区間準急として延ばす。このことで、北越谷~竹ノ塚間は1本減る。そのあとの21時56分、22時05分、28分の普通3本も北越谷始発22時22分、37分、55分に短縮変更、その分を準急への格下げでフォローする。

南栗橋発21時52分の急行は21時48分の準急に変更、久喜発22時04分の急行も22時01分の準急に変更する。このことで最終の急行は久喜発21時44分となる。
館林発21時44分(久喜発22時15分)の区間急行浅草行は、通過運転を行う東武動物公園~北千住間を部分廃止して、館林発21時44分の普通東武動物公園行と北千住発22時56分の普通浅草行に変更する。せんげん台で区間急行に抜かれていた南栗橋発22時05分の準急は22時11分に繰り上げ、普通東武動物公園行からすぐに接続させ、曳舟で先述の浅草行から接続させる。つまり、区間急行の代わりということになる。
北越谷発22時45分の中目黒行は東武線内で廃止となり北千住始発に変更、このことで普通のみの停車駅が20分近く開くことになる。そのせいか、複々線区間で普通を追い抜かない準急が出てきている。

館林発22時10分(久喜発22時40分)の区間急行北千住行は、22時39分の区間準急浅草行に格下げする。それに伴い、東武動物公園発22時44分の準急は北越谷発23時02分発に変更し、北千住まで5分ほど繰り上げる。この区間準急が北千住発23時29分として浅草まで運転されるようになったため、34分の北千住始発の普通は廃止に、区間急行に接続していた23分の普通は間隔調整で19分発に繰り上げとなる。北千住発34分の普通が29分に繰り上がったので、牛田で37分の京成津田沼行に接続するようにになった。

南栗橋発22時48分の準急鷺沼行も区間廃止して、北越谷発23時16分に変更、南栗橋発22時45分の普通北千住行を接続させて、フォローする。改正前の東武動物公園発22時台は急行2本、区間急行2本、準急3本、始発普通2本の計9本だったのが、準急4本、普通1本の計5本に、(区間)急行4本が純減となったので、その通過駅は5本停車を維持する。

南栗橋からの最終は、23時22分の普通南千住行だったが、それを北越谷始発23時57分に短縮して、南栗橋発23時18分の区間準急北千住行を新設する。なお、この区間準急は、北千住で常磐線の上野行に4分で接続する。東武動物公園発23時22分の南千住行も北越谷始発23時43分の北千住行に短縮、西新井で区間準急と接続させる。区間準急1本増えるのに対し、普通は2本減るので、プラマイで1本減ることになる。

北千住発23時57分の普通浅草行は廃止に、24時07分の浅草行最終は24時03分に繰り上げる。このことで北千住着24時03分の常磐線上野行から接続しなくなった。

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