東武スカイツリーライン2022ダイヤ改正（朝ラッシュ時急行、区急後編）

７時台後半は36分の館林発区間急行、37分の南栗橋発区間急行北千住行、39分の久喜発急行と続行していたが、37分の南栗橋発区間急行北千住行を廃止にする。その代わりに32分発の東武動物公園発普通を南栗橋発20分として延長する。南栗橋発を５分繰り上げるため、新栃木方面からの接続はなくなる。北千住着8時17分がなくなったため、14区 17区止 20急 23区止だったのが、15区 19急 23区と４分間隔に拡がる。（止は北千住止まり）
41分の準急は、南栗橋発だったのを東武動物公園始発に変更、45分発に繰り下げることで、区間急行と発車順序を入れ替え、北春日部待避を取りやめる。この影響で39分の急行は久喜発だったのを南栗橋発に変更している。

49分の区間急行浅草行は廃止に、それに伴い51分発の準急を49分発の急行に格上げて、同じスジで走らせる。また、44分の区間急行北千住行を43分の浅草行に延長変更して、浅草方面をフォローする。57分の南栗橋発区間急行北千住行も廃止になる。数分前を館林発区間急行が走るので、混む以外は不便にならない北千住着8時35分の区間急行がなくなったことで、北千住着8時台後半は30準 32区 35区止 40準 43区だったのが、29急 33区 40準 43区となり、草加以南で準急の前は7分開くことになる。８時代は準急と区間急行の順序が入れ替わり、準急が北春日部待避になるくらいだ。

9時台は13分の南栗橋発急行を準急に格下げ、07分発に繰り上げる。その影響で02分の南栗橋発普通を北越谷発に短縮変更する。34分の久喜からの急行も28分の南栗橋からの準急に変更、29分の東武動物公園始発普通は北越谷発に短縮変更する。急行は久喜発だったのを南栗橋発に変更したため、久喜発29分の普通東武動物公園行を設定し、次に述べる37分の準急に接続させる。
34分の久喜発急行に接続していた36分の南栗橋発区間準急も廃止に、42分の南栗橋からの急行を東武動物公園始発の37分の準急に格下げして、ほぼ同じ時間に走らせる。北千住から浅草間は同じ時間に普通を運転する。45分の久喜からの準急、56分の南栗橋からの準急は２本とも北越谷始発に短縮変更、代わりに北越谷発だった普通を南栗橋発に延長変更、北越谷で始発の準急にすぐに接続させる。

10時03分の館林からの区間準急も久喜～北千住間で廃止に、同じ時刻に南栗橋からの準急を運転する。準急は久喜発だったのを南栗橋発に変更したため、久喜発49分の普通東武動物公園行を設定し、南栗橋からの準急に接続させる。館林から浅草方面は、区間準急は消滅、その前の普通からの乗り継ぎだと、準急への２分接続が普通への13分接続とだいぶ不便になっている。対浅草方面は課金して久喜発40分、東武動物公園発46分の『りょうもう』に乗った方がいいだろう。

10時台は急行が４本あったが、53分発を残して２本が準急に格下げ、もともと準急が直後にある13分発は廃止する。準急への格下げで、４本あった普通は北越谷以北を廃止する。このことで、東武動物公園の10時台は急行４本、普通４本、準急、区間準急１本ずつの計10本から、急行１本、準急４本、普通２本の計７本となる。列車の本数の削減が一番大きい東武動物公園発9時28分から10時33分までを見ると、改正前は急行４本、準急３本、区間準急２本、普通３本の計12本だったが、改正後は準急５本、普通１本の計６本に半減している。
区間急行は8時57分発がラスト、急行も9時台全てと10時台のほとんどがなくなったため、越谷以北で通過運転を行う無料優等は、東武動物公園発8時57分から10時53分まで２時間近く設定されてない。これは、21時52分から23時11分までない深夜時間帯を上回る。なお、次の改正では9時53分発の久喜からの急行が設定されため、タイムラグは１時間ほどになっている。それでも、2022年改正前よりは少ない。
準急についても、9時37分から10時03分まで30分近く設定されてない。この間に北越谷始発の準急を２本運転、うち１本は先述した通り9時49分発の普通が接続する。春日部でも、9時57分の普通から10時14分の準急まで17分開くようになった。ただ、08分発の野田線急行で大宮乗り換えでも、14分発の準急で北千住乗り換えでも、上野着はそんなに差はない。北千住着10時台の無料優等を見ると、改正前は急行３本、準急３本、区間準急２本の計８本あったが、改正後は準急６本だけに、急行は11時28分着までなくなる。

下りは、北千住発６時台で急行２本、区間急行６本、準急１本の計９本あったのが、急行１本、区間急行２本、準急２本の計５本だけになっている。区間急行６本のうち、１本ずつが準急、急行となったが、４本は廃止になった形だ。このことで、越谷以北の優等は８本あったのが３本へと半分以下へと、改正前は区間急行が７～13分の間隔だったのが、改正後は北千住発6時00分の急行の次は49分の急行となり、間の３本は（区間）準急になっている。それ以降は7時44分の北千住始発の区間急行館林行が廃止に、34分の区間急行南栗橋行を区間準急館林行に変更して、東武動物公園から先をフォローする。8時13分の準急久喜行、24分の準急南栗橋行は急行南栗橋行に変更、27分の急行南栗橋行は28分の準急に格下げする。
北千住発9時00分の区間準急北春日部行は廃止に、そのあとの急行３本は準急に格下げする。このことで、北千住発9時05分から46分まで越谷以北で通過運転する列車はなくなる。