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しーさるの鉄日記

東武スカイツリーライン2022ダイヤ改正(朝ラッシュ時急行、区急前編)

東武の2022ダイヤ改正、朝時間帯の無料優等については区間急行を中心に運転本数を削減になった。改正リリースによると北千住着6時から9時までの区間急行8本を廃止に、22本あったのを14本に減らす。急行、準急を含めると、6時台着が10本から7本に、7時台着が17本から15本に、8時台着が16本が13本となり、43本から35本に削減する。
また、急行3本が準急に格下げとなる。越谷~東武動物公園間で2駅停車の急行、区間急行の合計本数で見ると、北千住6時台着が8本から4本に半減、7時台着が13本から10本に、8時台着が12本から10本に減る。ただし、せんげん台で追い抜かれない準急は3本から5本に増えて、春日部から(列車によっては東武動物公園から)有効列車となる。

南栗橋発の区間急行は7時台まで7本あったが、7時54分発を除いて廃止になる。南栗橋発7時台を見ると、区間急行4本、準急と急行2本ずつの計8本だったのが、急行4本、普通2本、区間急行1本の計7本に変わる。
一方、久喜発は、6時33分の準急、7時31分の急行が南栗橋発に変更に、6時16分の区間急行、7時43分の準急、8時03分の準急が廃止になった。6時台は16区 22区 33準 39区となっていたのが、22区 39区だけに、急ぐ場合は課金して30分の『リバティりょうもう』というダイヤになった。7時台も前半は変わらないが、後半の急行、準急がなくなって、3~7分間隔だったのが7~11分間隔に、急行2本、区間急行6本、準急1本の計9本だったのが、区間急行6本、準急1本の計7本となった。急行は6時51分発から10時53分発まで消滅、都心方面へは上野東京ラインがあるから、急行は必要ないということなのだろう。

東武動物公園場面で分析してみる。
5時台は40分の区間急行(南栗橋発28分)が廃止となる。35分に館林からの区間急行があるから早朝で支障ないということなのだろう。区間急行が廃止になるのは北千住までで、北千住から先は6時16分の普通浅草行でフォローする。37分の準急は北春日部での区間急行待避がなくなったので、北千住まで数分繰り上げる。但し、その先は先述の新設普通に詰まるだけでなく、曳舟で新たに『リバティりょうもう』から接続するために、押上着は遅くなる。5時51分の南栗橋発区間急行も、50分の急行に変更、北千住から先は6時30分の普通浅草行でフォローする。この普通浅草行は急行からタッチ差で接続しないので、牛田など急行通過駅へ行くは後続の6時04分の区間急行に乗っては同じことになる。

5時58分の南栗橋からの急行は6時00分の準急に格下げする。それに伴い、6時01分の中目黒行は東武線内での取りやめ、北千住発に変更する。6時台の北越谷では19 25始発 30 36始発だったのが、18 24準急 27始発 35始発となり、竹ノ塚以北では5~6分間だったのが8~9分開くようになる。

6時06分の南栗橋からの急行も廃止に、それに伴い09分の準急の始発駅を東武動物公園だったのを南栗橋に変更する。11分に急行があるから支障はないのだろう。
19分のTHライナーのあとは、23分の館林からの区間急行、25分の区間急行となっていたが、両方とも廃止に、代わりに北春日部発だった普通を東武動物公園発6時22分として延ばしている。区間急行2本続けての廃止で、北千住着7時前後の無料優等を見ると、44急 52急 59区 02準 05区 12準 15区だったのが、45準 51急 02準 10準 15区だけに、3分間隔の時間帯はなくなり、最大11分も開くようになっている。なお、この時間帯は北千住着7時04分の普通も廃止となっている。18分着の春日部発の『スカイツリーライナー』(改正前は新栃木発の『リバティーけごん』)のあとも、22急 25区 29区止 32準 35区 38急の6本が3分間隔で設定されていたのが、後述の区間急行北千住行がなくなることで、22準 25区 32準 34区 38急へ削減される。(止は北千住止まり)

6時38分の南栗橋からの急行は準急に格下げ、43分の準急は廃止となる。急行は準急に格下げとなってことで停車駅が増えたものの、改正前の急行が遅かったので、スジはほとんど変わらない。
49分発の南栗橋からの区間急行北千住行は、準急長津田行に変更する。改正前の区間急行は、せんげん台で43分の準急を追い抜いていたが、改正後はせんげん台まで区間急行のスジを、せんげん台からは43分の準急のスジを踏襲して、6分の時間短縮を図る。区間急行のスジは元々遅かったので、各駅に停車したところで変わらない。43分の準急はせんげん台だけでなく、北春日部でも待避を受けていたが、49分の準急はそれがなくなる。そのあとの52分の普通は北越谷発に変更、次の普通を北越谷発を北春日部発にしてフォローする。

7時01分の南栗橋からの準急は、7時07分の急行に格上げする。08分の急行は09分に繰り下げ続行することになるが、先行の急行だけ北春日部で普通を抜くので、春日部では4分開く。先行の急行は越谷で時間調整して、複々線区間は数分間隔となる。準急がなくなった代わりに、北春日部発7時14分の普通を南栗橋に延長、東武動物公園発は7時02分としている。
7時11分の始発普通は、北越谷発に短縮変更、代わりに7時18分の久喜発急行を準急に格下げた上で、東武動物公園発を7時12分に繰り上げる。(久喜発は7時10分から7時03分に繰り上げ)15分の区間急行とは順序が入れ替わるが、北春日部で追い抜かれるなどして、複々線区間のスジは急行と同じになる。7時16分の南栗橋発急行は続行運転から単独での運転となる。7時20分発の準急は南栗橋発7時08分だったのを東武動物公園発に短縮変更する。3分前に急行があるから支障はないのだろう。

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