ゆんたく日記

ドラマ、映画、旅行等々…自己満足で好きなこと書いていきます。

「硫黄島からの手紙」感想

2007-01-24 23:20:05 | 映画
story戦況が悪化の一途をたどる1944年6月。アメリカ留学の経験を持ち、米軍との戦いの厳しさを誰よりも覚悟していた陸軍中将・栗林(渡辺謙)が硫黄島に降り立った。着任早々、栗林は本土防衛の最期の砦である硫黄島を死守すべく、島中にトンネルを張り巡らせ、地下要塞を築き上げる。そんな栗林の登場に、硫黄島での日々に絶望していた西郷(二宮和也)ら兵士たちは希望を見出す。だが、一方で古参の将校たちの間で反発が高まり…。

「大奥」のとこに今月最後って書きましたけど見ちゃいましたってか今月もう1本見る予定です・・私ってばもっとテストに集中せい
ず~っと観たくて、お祖父ちゃんにも薦められて、しかもアカデミー賞作品賞ノミネートされたようで興味津々で観に行ったのですが、う~ん・・イマイチ とことん暗く悲惨に作られているとうか、見ていて苦しいのですよね。まぁそれはある意味この映画のメッセージがうまく伝わっているということかもしれないですけど。どこまで事実に基づいているのかは知りませんが、こんなことがかつて本当にあったなんて信じられません。とにかく人がたくさん死ぬんです。しかもすごい死に方なんです。もう人間を観ているという感覚じゃなくなるんです。人形みたいな。それが戦争なんだと思うとやっぱりとんでもない時代だったんだなぁと改めて感じます。そんなこんなであまりにも今の現実とは離れていて、想像を絶していて、逆に感情移入できませんでした。それと、ほぼ戦場での話なので、小規模というか、奥行きがないというか、もっと登場人物の背景を描いたら感動できたかもしれませんが、手紙を書いている相手(家族)の事情がわかりにくくてどうにもこうにも。。ただ仲間がどんどん死んでいくという現実は観ていてかなり辛くなります。お国のためだとは言ってもやっぱりもったいない命がたくさんでした。よくぞここまで日本の悲惨さをクリント・イーストウッド監督が表現できたなぁと思います 失礼ながらも偉いなぁと思います アメリカの人がこれを作って、見て、どう感じるんでしょうか。申し訳ないなんて思う必要ないですが、(お互い様ですからね。)ちゃんと受け止めて、これからは戦争のない平和な世界を作ることが大事だと観た人みんなが思えばいいです。
役者さんはみなさん素晴らしかったです 謙さんとにかく素敵でした 二ノは、結婚しているという設定がまだちょっと合わなかったけど(笑)相変わらず上手い 加瀬さんも出過ぎてない感じがいい 獅童くんは・・感じ悪い役がピッタリでした(笑) このメンバーで町工場物語とかやってほしい。