釈放

昨日、夕方4時ごろ、海坊主からの着信で電話が鳴った。

海：「あっちゃん、ごめんね。今、出たよ・・・これから帰るね。」

私：「怒！どんなけ心配したと思ってんのよ！」

海：「うん。ごめんなさい・・・」

おっと、いかん、いかん。これくらいにしておこうと思い。

私：「早く帰っておいで。」

交通関係の違反の手続きは早いらしい・・・警察に場合によっては10日やら20日やらかかるかもしれないと言われて、心構えしていたので、何だか、気が抜けた。

その後、すぐ海坊主帰宅。バイクで転倒したらしく、顔やら手やら傷だらけで、何度も私に謝る・・・帰ってくるまでの間、怒りがメラメラ込み上げてきてたけど、この姿を見ると何だか、可哀想になって、ヤンヤン言うのはやめた。

相当反省しているみたいだし、2日間とはいえ、留置所生活で相当疲れている様子だったしね。

留置所では、6畳の5人部屋に入ったそう。大阪出身の総刺青アニキ（窃盗、障害、暴行）、シンナーで相当イッて幻覚と話すヨガマン（急にヨガを始めるらしい・・・容疑は家庭内暴力）、妻子持ち40代営業マンの男性（飲酒運転）、水商売のアニキ（キャッチセールスで条令違反）そして海坊主の5人だったそう。いろんな人がいるもんだ・・・

それなりにコミュニティーが出来てきて、新入りには、それまで最も下っ端だった人が1日の流れや留置所でのすごし方などを教えてくれるそう。

取調べ以外は外に出ることもなく、本を読んだり、同じ部屋の人や、看守と話をして過ごすそう。とにかく、暇で暇で仕方ないんだって・・・拘束なんだから、そらそやろ・・・

事情聴取は2パターン。1つ目は生い立ちを調べるらしい。出身からいまここにいたるまでの経歴や家族構成など事細かに調べて書類を作成してく。2つ目は捕まった時の経緯、どこで、誰と、何杯ぐらい飲んでのか。その時の精神状態など、事実確認といったところだ。

この2つの取調べが終わったら、検事に会いに行く。そこで、警察が作成した書類に相違ないか本人と確認。その場でその日の釈放を言い渡されたそう。

後は、裁判所からの通知を待ち、罰則が下るのを待つ。検事曰く、おそらく、免許停止（最低1年）と罰金となるとのこと・・・

まぁ、免許取り消しも罰金も痛いケド、本人が元気で、他人も傷つけずに終わって良かった。

これに懲りて、飲んで運転することは二度とないだろう。人生の痛いお勉強をしたね。