年明け、大阪に帰省した際、実家の母親より咲希に贈られたお雛様が届いたので、早速お飾りしました!
京雛の親王飾りです。
全て天然素材を使用した手作りのお人形。
親王は西陣織をまとい、お道具は全て木製に漆塗り、絵付けも手書き。
金屏風も正絹の紬に金箔を張り詰めたもの。
本雛です。工芸品です。とにかく美しい!
私は子供の頃、母方の祖父母から7段飾りを贈られた。雛人形は大抵、母方の親から贈られるもののよう。
毎年この季節になると、母親と雛人形を出すのが楽しかったのを思い出す。華やかで綺麗でなんだかお祭り気分でウキウキしてたなぁ~
母親は今でもその7段飾りを毎年必ず出し続けている。きっと私もそうするはず。娘が家を出ても、結婚しても、孫ができても、私が生きてる限りこのお雛さんは毎年出すと思う。
雛人形はただの飾り物ではない。いずれも子供の健やかな健康と幸せを願う神聖なお人形さん。一説によると、人形に子供の厄を受けてもらっているというしね。
祭り事は家族を繁栄に導くと私は信じている。
今までも季節の行事、節目、節目の祭り事は大切にしてきたつもりだけど、娘を授かったからこそ、しっかりとやって行きたい行事が沢山ある。
娘が産まれたことで、子供の頃とは違う目線でお楽しめる桃の節句。
初節句を迎える3月3日が楽しみでなりませぬ。
そしてこの人も雛人形を見てはニコニコ、指をさしては声を出して笑い喜んでいます。
こんなに小さくても美しいもの、華やかなものを見ると楽しい気分になるんだなぁ。
私のお雛さんと分かっているようにも思えます。
お母さん、素晴らしい贈り物をありがとう。