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chuo1976

心のたねを言の葉として

迂回せぬ蟻天才と思ひけり

2025-05-31 05:47:16 | 俳句

迂回せぬ蟻天才と思ひけり
                           吉岡翠生

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夢十夜一夜は桐の花の下

2025-05-30 04:52:04 | 俳句

夢十夜一夜は桐の花の下
                           西嶋あさ子

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CⅩⅩⅩⅩⅧ「オステンデ」2011を見る聴く   『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2025/5/28

2025-05-28 16:30:34 | 映画

CⅩⅩⅩⅩⅧ「オステンデ」2011を見る聴く   『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2025/5/28

 

  懸賞に当たって、車を走らせる、主人公の娘、海辺の観光地での懸賞、夏の、彼氏との旅の最中の、懸賞、彼をおいて、独り主人公は先に車を走らせて、車の中の主人公、ラジオからの語り、目的地に、今は、時季外れで、人影の少ない海辺、一人辿り着いて、ホテルの前のカフェ、ホテルのスタッフ、何か食べないかと、誘い、飲み物も、シーズンオブ、全てに、何か、物足りない、場、間、それでも、笑みで食べる主人公、スタッフが語り掛けて、映画の脚本が有るのだと、興味が有れば、一緒に、撮らないかとばかり、まずは、聴いてくれと、語りかけるシナリオ、サスペンス仕立ての世界、知らず、巻き込まれていく、主人公、まさに、この映画そのもの、懸賞に当たり、誘われるように、車を走らせて、何か誰かの企みではないのか、何所か、怪しくないか、不安でないか、一人の若くない男が、ホテルの外を巡る、時期外れに、一人、怪しい、ホテルの食堂に、現れた娘、なにか語り掛けて、執拗に、主人公に、だが、その語る娘の、狙いは、よくわからない、何か、トラブルが有ったか、先ほどの若く無い男と語らう娘、どんな関係が、海辺で、サッカーをする、男たち、そこにも現れる先ほどの男、ボールが転がって、手にして、投げ返す男、その男の佇む場に、娘が二人、歩いてくる、擦れ違う、関係は、男と娘二人、その一人は、主人公の前に駆け込んで、詰っていた娘、主人公の部屋の窓から見える中庭を挟んでの向かいの窓、そこに、先ほどの娘が一人、だが、翌日には、彼女は主人公の隣の部屋に移っている、やはり、何か事件が、主人公の彼氏が、やってきた、これで落ち着くか、彼氏にも語り掛ける主人公、これまでの不審、不安、部屋に戻ると、隣の部屋の娘が、ドアが開かないと、彼氏は、直ぐに、ドアの前に、主人公も手伝って、ドアを持ち上げ開けて、笑みの隣の娘、先ほど話していた、男と娘二人の話、海から上がってきた独り、砂浜を歩く独り、男の脇を擦れ違い、3人の関係は、娘二人の着ているものの色の成り代わり、林の中の二人、何か、事件ではと語り掛けた主人公、だが、どうも、事件とは思えない、辻妻の合わない、世界としか聞き取れない彼氏、主人公の語らい、彼氏は微笑むばかり、晴れない気持ちの主人公、こうして、時期外れの、夜の、宴、祭り、ダンス、音楽、車の二人、帰っていく二人、何所か、曖昧で、不安気な主人公、映画のシナリオを話したスタッフが、近づいて、また今度とばかり、車を走らせる、二人は帰っていく、さて、荒れた海、浜辺、そこに男が佇み、二人の娘が、現れて、男の横を通り過ぎていく、次第に、暗くなっていく、夕闇の間近の浜辺、暫く、歩く二人の娘、男は、懐から、銃を取りだした、構えて、撃つ、撃つ、倒れこむ二人の娘、そのままに、次第に暗くなり、闇の中に消えていく、倒れた二人、そして男、暗闇の中に、消えて、果たして、死したのか、あるいは、どこまでも、芝居の世界が、作り事、闇の中に、二人は立ちあがっていないか、映画の撮影シーン、いや、これは、主人公の、これまでの、覗き見てしまった世界から、作りだされた、幻世界ではないか、彼氏と共に、帰りの車の中、これまでの凡てを検証して、作りだした世界、だが、そもそもに於いて、懸賞に当たったこと自体、主人公の夢ではないのか、私たちは、一人、孤独の中、知らず、巻き込まれた、世界、幻想の中に、国家に、世界に、家族に、社会に、学校に、巻き込まれて、確かに、蠢かされて、一人一人の、個々の、仕業で動いているのではない、経済に、政治に、社会に、巻き込まれて、その外は無いのだ、どこまでも、不安な、危うい、主人公の表情、虚ろな、何かに、捕らわれた、狙わた、全ては、主人公の意志の視線というよりも、誰かに、何ものかに、狙われた、嵌められた、世界、しかし、この巻き込まれた世界の外は無いのではないか、二人の娘は殺されて、何ゆえに、判らない、娘たちもまた、何ものかに招かれていなかったか、プールでの娘と男、海から上がって来る水着姿の娘と、擦れ違うように、海に入っていく、娘、ローブを、待っていた娘が脱いで、海に、海から上がってきた娘が、そのローブを纏い、男の横で、この色彩、水着の、ローブの色、どっちが、どっちの娘か、大体、娘は二人居たのだろうか、男もまた、居たのだろうか、判らない、主人公だって、本当に、招かれていたのだろうか、全ては、スタッフの、作り事、シナリオの世界、いや、男の、見られている、男の、幻想世界、いや、後から、現れた彼氏の、危ない、危ない、危うい、私たちの、総べてが、全ての人が、招かれて、幻の今に、そんな、幻の視線、幻の言葉、たち、どこまでも、どこまでも、幻の中に、彷徨うばかり、

 

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その後は雨となりたる桐の花

2025-05-28 05:21:11 | 俳句

その後は雨となりたる桐の花
                           土谷 倫

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郭公の声に高原らしくなる

2025-05-27 05:26:24 | 俳句

郭公の声に高原らしくなる
                           中村襄介

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口あけて顔のなくなる燕の子

2025-05-26 07:40:44 | 俳句

口あけて顔のなくなる燕の子
                           大串若竹

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ひとりには海青すぎる啄木忌

2025-05-25 09:31:03 | 俳句

ひとりには海青すぎる啄木忌

                      芳月

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小鳥来るはじめて話すことばかり

2025-05-24 05:14:04 | 俳句

小鳥来るはじめて話すことばかり
                           明隅礼子

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城址になんにもなくて風薫る

2025-05-23 05:06:45 | 俳句

城址になんにもなくて風薫る
                           江國 滋

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原節子・小津安二郎麦の秋

2025-05-22 04:51:26 | 俳句

原節子・小津安二郎麦の秋
                           吉田汀史

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札幌国際芸術祭

 札幌市では、文化芸術が市民に親しまれ、心豊かな暮らしを支えるとともに、札幌の歴史・文化、自然環境、IT、デザインなど様々な資源をフルに活かした次代の新たな産業やライフスタイルを創出し、その魅力を世界へ強く発信していくために、「創造都市さっぽろ」の象徴的な事業として、2014年7月~9月に札幌国際芸術祭を開催いたします。 http://www.sapporo-internationalartfestival.jp/about-siaf