chuo1976

心のたねを言の葉として

朝がほは朝露負ひて咲くといへど、ゆふ陰にこそ咲きまさりけれ

2023-06-16 04:16:24 | 文学

いま一つ『万葉集』巻十にアサガオの歌がある。すなわちそれは「朝がほは朝露負ひて咲くといへど、ゆふ陰にこそ咲きまさりけれ」である。この歌もまた桔梗として敢えて不都合はないと信ずるから、それと定めても別に言い分はない。

牧野富太郎『植物一日一題』

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