今日も忙しく過ぎて行った。

取材のアポはとっていたがまだ2・3日あると思っていた。
夕べメールで要請したが夜、関係者から電話があって今朝の10時20分の現場はきつい。地下鉄御堂筋線「なかもず」にでてタクシーに乗るとしてもきつい。
2時半の現場が1時に30分になった。
それで急いでの外出の支度。行きつけの喫茶店では30分、新聞もゆっくり読めない。11時20分に近鉄奈良駅の電車に乗って難波に出て地下鉄で「なかもず」にでた。ここからは遠いのでタクシー。JR阪和線の駅の近くだが乗換えが大変、近鉄で難波に出て難波から地下鉄で終点の「なかもず」まで行く。このほうが体力的に楽である。
現場の写真撮影を終えて喫茶店に行ってインタビュー、3時から1時間半、そして彼女の車で難波に向かった。
駐大阪韓国総領事館にパスポートを取りに行くという。
それなら一緒にのせてと言った。
少し乗ったが車酔いをしないようだったので難波まで乗せてもらった。早い。やはり車は早い。4時10分に難波に着いた。
近くで銀行の用事をすませて難波駅に行くと4時15分、特急券を買って改札に入ると4時17分、トイレに行ったりしているともう4時22分、腰掛ベンチはいっぱい。駅構内の本屋で表紙だけみていると28分になった。
ホームに降りた。
名古屋行特急がでるところである。
出ると奈良行特急が入ってきた。
今日は本を読む気がしないので夕刊紙を買った。
ちょうど西大寺駅の手前で読み終えた。
近鉄奈良駅に着くと5時10分、買物をしないといけない。皆手をかけて作らないといけない食材ばかりで時間は5時過ぎなのに日がとっぷり暮れると遅くなったような気がする。気が急く。
すぐに食べられるものを買ってバス停に行くと最終の中循環バスが2つ向こうのバス停にいた。少し待つとバスはきた。
しかし晩秋の夕方はすぐ日が落ちてしまう。
買物に行って不思議なことがあった。
レジで計算を終えて買物籠を台においてまず市内循環のバスの運賃を出してポケットに入れていた。
私の買い物籠に何か手が伸びたと思ったが財布の小銭を見ていたので買い物籠は無視していた。
さて買物したものをレジ袋に入れようと思ったら2枚の袋がない。
あれと思ったがさっき私の籠に手が伸びたのはさては私のレジ袋を取ってもっていったのだ。私のレジ袋は大きいサイズである。
買うとまとめ買いをするので大きい袋をたいてい2枚籠に入れてくれる。
どういう理由で人の籠からレジ袋を持っていったのかしらないがこれはよくない。
50代半ばの女性だった。そして私の籠にさっと手が伸びたと思ったら急いでその場から立去って行った。
レジ袋ならレジに言ってもらえばいいのに---。いろんな人がいるものだ。
仕方がない。「取られたから下さい」と言ったらちゃんとすぐ出してくれた。
どんな理由があるのかしらないがレジ袋でも人様のものに手をつけてはいけない。こうした大人がいるから若者たちのモラルもだんだん低下している。
なんか狐につつまれた一瞬だった。