鄭容順の直言!

日頃気が付いたこと徒然に。

10月6日(日)快晴、風も吹いている。

2013-10-06 11:04:54 | 直言!
秋らしい季節になってきた。

今日は大阪城公園で民団大阪本部の10月の行事、1つになろうという「ハンマダン(1つの広場)」イベントが行なわれている。毎年の行事で昨年は5月だったが今年は10月になった。韓国の歌手、K-POPや民謡歌手もたくさん参加してのイベント、最初の頃は1人で全部取材した。しかし、いずれは後輩記者に託していかないといけないてと考えて後輩記者に入ってもらって全体の取材をしてもらった。東京からも来ての取材になった。私はコメントとりをした。これでいいと思った。動き回ることが負担になってきていた。
そして今年は外気の酷暑と車の冷房との温度差で体温調節ができず膝を痛めて歩くのが困難になった。
それでも注射に通いサポートを膝にして痛い足を引き摺りながら8月の終りの大和高田市で行なわれた在日韓国人や帰化した子どもたちのサマーキヤンプの現場に入った。そして6面を担当している女性編集者からの要請が入った。京都市内の現場に入った。事前に参加者のリストが分っていればこの現場は「検討しなければならない」と編集局にいったはずの参加者の人たちだった。参加している人の名前はここに書かないが、不本意な現場だった。足を引き摺りながらの取材、動き回るのも困難だった。メールで後で問い合わせればと考えて、終ると現場をすぐ後にした。

私の直感は当たった。
問い合わせのメールに不本意な変なカン違いのメールが入ってそしてそれにこちらの言い分を伝えると、私のパソコンはウイルスに感染して作動がおかしくなった。パソコン工房から3回来て貰ってなんとか元に修復した。
事前に参加する人たちの名前が分かっていればおそらく私は行かなかっただろう。
私は民族大学を出ているそのことを鼻にかけているその人自身が好きになれなかった。一貫して高校まで日本公立学校を卒業した私に「韓国語をできないことを侮辱している態度が何度かあった。最初の1回めは個人の取材、韓国籍に切れ変えたばかりでまだ謙虚だった。しかし韓国籍に切り替えて語学を生かした仕事をしていることが鼻についのは2回目にお会いしたある現場の取材だった。
その会場は今も北朝鮮を支持する人たちが多く集り日本人はごくわずかだった。
そのとき、このかたの正体が見てとれた。
もうずっと昔のことですのですっかり忘れていた。
そして事前に私に名前をいってこなかった事情がわかった。
分かれば私は編集局にこの現場を検討したほうがいいと報告している。
案の定、北朝鮮を支持する人たちが多く集り、パネラーの一人もそうでそのパネラーの顔写真も取らないでほしい。報告も記事にしないでほしい。それなのに真ん中に座らせる。これでどうして会場の写真を撮るのか。至難の技だった。そして、自分の言い分を編集局にあることないことを嘘も盛り込んで私の悪口を散々いったらしい。そんなことはこれまでも何度かあったが昨年までは現場が好きでやる気があったので気を腐らせながらも現場に行った。
しかし、9月に入っての京都の現場を機会に。私は仕事をする気力が失せていった。もういい。とりあえず大きい会場のイベントの現場は後輩に託していこうと自分の気持ちの中で踏ん切りがついた。
京都のことがなかったら、膝が治癒すればまだ現場に行く心構えがあった。しかし足を引き摺っての現場に自分の体調を気にしているのだったら、ここでいったん、踏ん切りをつけて遊んで過ごすことにしよう決断した。
9月半ばにも大阪鶴橋の現場に入った。
ここの現場では皆さんにとても良くして頂いた。温かい気持ちにいっぱい触れた。まだ足を引き摺っていたので、しばらくは現場取材に限りがあると自分を戒めた。そんなことで今年、いっぱい、奈良市内でうろうろと遊んで、ボランテイア活動している「ジャーナリスト・ネット」の原稿のための取材をしていこうと思っている。
「月刊奈良」編集局から在日韓国人の新聞社に転職してから私を育ててくれたある編集者はこの2月に定年退職した。その後も編集委員で残って仕事しているが待遇は変わっただろう。
私を育ててくれた人にまだまだ恩返しをしないといけないと考えて、できるところまで頑張ろうと思っていた。しかし京都のある現場で私はやる気をなくした。
それでも今年の酷暑、現場取材で素晴らしい人に出会えた。
7月23日、京阪電車の出町柳駅近くの喫茶店で取材した、アーチェリーで頑張っている李愚公さん。生まれた時から障害者だった李愚公さんを母親の愛情でアーチエリー選手にまで育てた。親子の姿に涙が出るほど感動した。すばらしい子育てを見せてもらった。
そして8月7日、奈良でお会いした金高子さん、韓国外国大学で韓国語を勉強している。彼女のひたむきさと努力に感動した。素晴らしい出会いをさせてもらった。現場取材をたくさんしてきた。
1番、印象に残っているのは北朝鮮から脱北してきた在日朝鮮人やその子息にあって取材したこと。未だにこの問題が解決できない南北分断国家にどこへ憤懣をぶつければいいのか。理不尽な政略に苦しめられるのは一般庶民です。
このことも忘れることができない。

今日は快晴という青空、大阪城公園には多くの人が来ているだろう。お会いしたい人もたくさんいるが、私の現場活動にもいつかは踏ん切りをつけないといけない。踏ん切りの第1歩になった。


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