落合恵子さんの土曜日の連載

私は落合恵子さんと同学年、半年私がお姉さんになるが感性は段違い。
落合恵子さんのエッセイに魅せられてフアンになった。30代からずっとフアン、今も書かれるエッセイに共鳴をしている。
さて先週の土曜日は「怒髪」のことを書いておられた。
これはドハツと読むのだろうか。

この髪の姿になって１度奈良でお会いしたことがあった。
私の知人が秘書をしていて一緒に講演会場にこられていた。
私は知人に「もう今日帰られるのですか」と聞くと知人は「すぐに東京に帰ります。お母さんの介護で大変です」と話してくれたことがあった。
こんなことを聞いていてもあの髪の理由がわからなかった。
落合恵子さんにしては珍しいと思っていた。
若い頃からおしゃれで髪もロングにしてパーマをあてているそのおしゃれに若い女性は真似をした。感性豊かなおしゃれだった。

それが40代半ばからこの彼女のいう「怒髪」になっていた。
どうしてかなと思っていた。
私の女友達も彼女がテレビにでると見ているが私に会うと「あの髪が気に入らんわ」とよく言っていた。落合恵子さんにしては似つかわしくないと思っていた。私は白髪が増えてそうしているのかと思っていたが実はそうではなかった。
一生懸命に母親の介護をされていた。
美容院に行く時間も惜しんで介護されたのがよく分かった。

さてこれからは自分の時間もできたので少しイメージを変えてもらいたい。
どんな髪型にすればいいのか専門的なことは分からない。

私も白髪がいっぱい。２ヶ月に１度カラーリングをしている。
１度今度は染めてみてはいかがだろうか。けれど落合恵子さんの声が聞こえる。
「当分の間これでいくかもね。そのうち変えてみたくなったらかえるから」と。
友人の中には美容師もいると思うので１度検討してまた落合恵子さんの変身を見たいフアンの１人です。