昨日から京都に来ています。京都駅に午後到着後、最終日を迎えた茶の湯展を見学しました。
かなり力の入った展示会で国宝茶室待庵の復元などを含め、国宝重文などのお宝が目白押しでした。ゆっくりと見学したこともあり、終盤は駆け足の見学となってしまいました。
興味を引く展示物も幾つもありましたが、その一つはポスターにもなった国宝の大井戸茶碗・喜左衛門があります。
国宝の茶碗は8椀しかないのですが、唯一の井戸茶碗です。井戸茶碗は朝鮮で焼かれた庶民用の陶器ですが、当時の日本の茶文化では大いに珍重されました。
喜左衛門は井戸茶碗の代表作で、謂れと言うか伝説も多いです。曰く、加藤清正はこの茶碗で毒を盛られて死んだ、そのため呪いがかかっている。曰く、喜左衛門の所有者は腫れ物にかかり弱ってしまう、など。実際に歴代の持ち主である町人・喜左衛門、松平不昧公とその息子は腫れ物にかかったとも伝えられています。
それらの伝説もあり、興味津々で実物を見ました。第一印象は大きいなあ、ゆったりとした作りだなあということ。またNETの写真で側面からの眺めは知っていたのですが、茶碗の内面は萩焼のような細かいひび割れに覆われていました。暖かな色合いもよく、目利きの不昧公が高く評価したのもむべなるかな、と感じました。
かなり力の入った展示会で国宝茶室待庵の復元などを含め、国宝重文などのお宝が目白押しでした。ゆっくりと見学したこともあり、終盤は駆け足の見学となってしまいました。
興味を引く展示物も幾つもありましたが、その一つはポスターにもなった国宝の大井戸茶碗・喜左衛門があります。
国宝の茶碗は8椀しかないのですが、唯一の井戸茶碗です。井戸茶碗は朝鮮で焼かれた庶民用の陶器ですが、当時の日本の茶文化では大いに珍重されました。
喜左衛門は井戸茶碗の代表作で、謂れと言うか伝説も多いです。曰く、加藤清正はこの茶碗で毒を盛られて死んだ、そのため呪いがかかっている。曰く、喜左衛門の所有者は腫れ物にかかり弱ってしまう、など。実際に歴代の持ち主である町人・喜左衛門、松平不昧公とその息子は腫れ物にかかったとも伝えられています。
それらの伝説もあり、興味津々で実物を見ました。第一印象は大きいなあ、ゆったりとした作りだなあということ。またNETの写真で側面からの眺めは知っていたのですが、茶碗の内面は萩焼のような細かいひび割れに覆われていました。暖かな色合いもよく、目利きの不昧公が高く評価したのもむべなるかな、と感じました。