Selfish System

ワーホリを終えて、日本での生活はどうなっちゃうの!? そんな誰もが不安になるアレコレを、実体験で実況中継。

中台問題。

2008-06-25 | 生活
中台問題。
むっちゃ簡単にゆうと中国と台湾の関係についての問題。
これはワタシの卒論のテーマでした。
3分の1くらい本を読んで、解説を写しただけのような、やっつけ仕事もいいとこのキューピー3分クッキング並みの卒論やってんけど、それでも何の問題もなく卒業出来たので今はその件は置いといて…。

中国と台湾を別々の国として見るか、それとも同じ一つの中国として見るかといったかなりセンシティヴな問題です。
一般的にはGDPの低い国は共産主義経済。何故なら国民の生活を守る為、国が国民を管理することにより生活を保障する必要があるからです。
一方、ある一定の数値までGDPが上がってくると、経済は資本主義へと傾いてくるわけです。最低レヴェルの生活は維持出来るようになっているので、今度は己の能力次第で生活レヴェルが左右される競争社会。
だって仕事のできる人にとっては共産主義社会ではやった分だけ損してることになるからね。共産主義経済では仕事のできる人と、仕事のできない(或いは仕事をしない)人のお給料が同じってことやで?
そこで中国と台湾のGDPを比べてみると…。
そう。
中国はご存知の通り共産主義社会、台湾はほぼ資本主義とゆってよい社会。
さてここでどんな問題が起こってくるのか?
中国は台湾を含め『一つの中国』と主張するわけです。
でも台湾は経済面から考えると、中国と一緒にはなりたくないわけです。
中国と台湾の間には、海を挟んで防衛線が張られてるんぢゃなかったけ?
台湾における『有事』って中国のことみたいなもんやし。

さて、そんな具体的にイメージ出来ない机上でのお勉強のお話を何故始めたかとゆうと、「あ、コレってリアル中台問題やん」と思うことがあったから。
シェアメイトから聞いた話。
中国人と台湾人の長い間つきあってる本当に仲の良いカップルがいたんやって。
台湾人の彼氏の方に1ヶ月のホリデイが発生したから、彼はその間台湾の実家に帰るってことになって、実際帰っていったらしい。
でもその2日後「オーストラリアには2度と戻らない。自分の荷物を送ってくれ。そしてもう自分に構ってくれるな」とゆう内容のメールが突然彼女に届いたんやって。
彼女も含め、彼の友人の誰一人として、2度と戻らないなんて話は聞いてなかったらしくて、みんな「なんでいきなしそんなことになるねん!?」と物凄くショックを受けたんだけれど、推察するに彼の家族が中国人の彼女を認めなかったのではないか、とゆう結論に至ったらしい。
彼らはオーストラリアの地で知り合って、良い信頼関係を築いていたのだろうに、と思うと凄く寂しくて悲しい出来事やなぁと感じたのでした。
人間関係におけるマイナスの要素は国籍や人種では絶対ないよね!と思います。

何気に真面目な話題でした…


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