神倉神社 「お燈まつり」 のつづきです。
山に上って(のぼって)。本当は登って来たんだけれど、ここでは、上って来たというんだって。
上って来たカメラマンも、それぞれ、自分の場所に三脚を立ててカメラをセットして、
一応、ファインダーを覗いたりして、スタンバイが終わると、ただ、その時を待つだけとなる。
はやる気持ちを抑えるのか、あちこちでフラッシュが光ります。私も落ち着きません。
その時、「初心者のためのカメラ講座」で 『祭りというのは、祭りの前、祭りの後、が大事です』
と教わったのを、忘れておりました。今からでも、遅くはないと、
カメラを三脚から、外して、周囲の状況を、うかがいました。
すると、こんな、ちいさなボクちゃんまで、上ってきてました。「お燈まつり」の上り子(のぼりこ)
になるには、衣装が要るんです。白装束でわらじ履き、腰に荒縄、手には、たいまつ。
可愛い上り子も白装束で上ってきていました。君か?『ヮッちょい』 って叫んでたのは
おじいちゃんと、上って来た子も、そんな、かっこいい白装束で、腰に荒縄だ。
『君たちも、たいまつを持つのかい』と、声を掛けると『こいつらが、上るって、きかないんじゃ』って。
この地方では、「お燈まつり」には、幼い頃から、上るものと、しぜんと、なっているんやなー。
火傷は、勲章みたいなものなんやなー。ひょっとして、明日学校で友達に
『熱かぁー、なかったワイ』って、自慢するのかい。『駆け下りる時には、充々、注意するんやでー』
子供達をながめて、癒やされて、自分の場所にもどってきたら、何やら、様子がおかしい。
我がカメラアングルから、鳥居が消えている。新宮消防とネームの入った人達で人垣ができている。
『オイ、オイ』そこに立たれたら山は火の滝、下り竜が撮れないじゃないか。
また、(つづく)
いつも読んでいただいて、ありがとうございます。
ここを コチッ としていただくと、大変うれしいです。
山に上って(のぼって)。本当は登って来たんだけれど、ここでは、上って来たというんだって。
上って来たカメラマンも、それぞれ、自分の場所に三脚を立ててカメラをセットして、
一応、ファインダーを覗いたりして、スタンバイが終わると、ただ、その時を待つだけとなる。
はやる気持ちを抑えるのか、あちこちでフラッシュが光ります。私も落ち着きません。
その時、「初心者のためのカメラ講座」で 『祭りというのは、祭りの前、祭りの後、が大事です』
と教わったのを、忘れておりました。今からでも、遅くはないと、
カメラを三脚から、外して、周囲の状況を、うかがいました。
すると、こんな、ちいさなボクちゃんまで、上ってきてました。「お燈まつり」の上り子(のぼりこ)
になるには、衣装が要るんです。白装束でわらじ履き、腰に荒縄、手には、たいまつ。
可愛い上り子も白装束で上ってきていました。君か?『ヮッちょい』 って叫んでたのは
おじいちゃんと、上って来た子も、そんな、かっこいい白装束で、腰に荒縄だ。
『君たちも、たいまつを持つのかい』と、声を掛けると『こいつらが、上るって、きかないんじゃ』って。
この地方では、「お燈まつり」には、幼い頃から、上るものと、しぜんと、なっているんやなー。
火傷は、勲章みたいなものなんやなー。ひょっとして、明日学校で友達に
『熱かぁー、なかったワイ』って、自慢するのかい。『駆け下りる時には、充々、注意するんやでー』
子供達をながめて、癒やされて、自分の場所にもどってきたら、何やら、様子がおかしい。
我がカメラアングルから、鳥居が消えている。新宮消防とネームの入った人達で人垣ができている。
『オイ、オイ』そこに立たれたら山は火の滝、下り竜が撮れないじゃないか。
また、(つづく)
いつも読んでいただいて、ありがとうございます。
ここを コチッ としていただくと、大変うれしいです。