コールフロイデ 函館 (混声合唱団)

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9月16日(祝)「出逢いは必然!安澤智子様」

2024-09-16 21:37:56 | 演奏会
ソプラノNです。

14日(土)の練習に引き続き、本日も午前中練習に励みました。
11月4日の60周年記念演奏会まであとひと月半となり、練習にも熱を帯びてきました。

今日は、記念演奏会の目玉となる「朗読付の演奏」。その重要な役割を果たしてくださる安澤智子さんをご紹介したいと思います。

安澤智子さんは、フリーアナウンサーや講師をされており、朗読ボランティア団体・読み語りの会「花音」の副代表など、各方面でご活躍されています。
優しくて温かい雰囲気で、包み込むような笑顔がとっても素敵な方です。

今日、中央図書館で読み語りの会「花音」の朗読公演「二人会」が開催されていたので聴きに行ってきました。


安澤智子さん(右)と安澤さんのご子息・安澤勇杜さん(左)のパーカッションとのコラボは、息がピッタリでした。
音楽と朗読の融合ってやっぱり素晴らしいと感じました。
親子共演にも感動しました!



また、花音の代表である犬童いづみさん(左)とのデュエット朗読もあり、掛け合いが見事でした。

素晴らしい朗読の余韻に浸りながら、ふと安澤さんとの出逢いに思いを馳せていました。

安澤さんと初めて出逢ったのは、昨年11月。
北海道新聞での紹介記事でした。
「セロ弾きのゴーシュ」の朗読+チェロ演奏が3valleyで開催されると。
幹事長が「これ、面白そうだよね、60周年記念の参考にならないかな?」と新聞記事の切り抜きを持ってきたのです。それがきっかけでした。
(あー、何か面白そう、参考になるかも!)百聞は一見にしかず。そうと思ったら行動あるのみ!団員を誘って聴きに行きました。

初めて観る朗読と音楽のコラボはとても新鮮でした。何より、安澤さんの語り口が心を打ったのです。
もしかしたら、60周年記念演奏会で一緒にやれるようになったら、、、というヒラメキのような物を感じ、その場ではお声掛けだけさせていただいたのです。

それからしばらくして演奏会の打ち合わせがあり、朗読とのコラボはどうか?と提案したところ、採用されました。
安澤さんに交渉したところ、とても快くお引き受けしていただけて実現することになったのです!

それまで存じ上げなかった朗読の安澤さんとは、こうしてお知り合いになれました。
その後、何度か朗読を拝見しに行って楽しませていただいてました。

もし、新聞記事を読んでいなかったら、もし、その後、朗読劇を観に行ってなかったら、
もし、その時観ただけでご挨拶してなかったら、、、60周年でのご縁はなかったんですよね。

今回、朗読をお願いする曲の一曲は、セロ弾きのゴーシュと同じ作者・宮沢賢治の「雨ニモマケズ」です。
この曲を練習していた事もあり、ヒラメキに繋がったのかもしれません。全ては偶然ではなく必然だったように思います。
この出逢いに感謝の気持ちでいっぱいです。

本番の前に安澤さんとの合わせ練習をする予定があり、今からとっても楽しみです。

今回、朗読を聴いていて思ったのは、一音一音を大切にしていて、言葉がはっきりと伝わってくる。
気持ちがこもっていて、情景が伝わってくるのです。

これ、合唱でも同じ事が言えるように思いました。
練習していると、「何を言っているのか、それでは伝わらない。」
「ここは歌うように、ここは語るように」と先生からの指導が入ります。
ただ歌うのではなく、言葉をはっきり伝えたり、感情を込めたり、
ひとつの物語の世界をどのように伝えていったらいいのか、
改めて考えるきっかけをいただけたようにも思いました。

人に気持ちを伝えるって難しいと、最近感じる事があって。
言葉が足りなくて誤解を招いたり、そういう意味じゃないのになって悲しい気持ちになったり。
うーーん、日本語って難しいと思っていたので、今日の朗読を聴いていろんな事を考えるきっかけも出来ました。
言葉のプロが紡ぐ言葉って美しいんです。伝わるんです。
今日のひとときも嬉しい出逢いであり、勉強になりました。

こんな素敵な安澤さんに60周年演奏会のご協力をいただけるのは、非常に光栄で楽しみです。
「一粒で二度美味しいステージを作ってくださる」安澤さんの存在は、今回の演奏会にはなくてはならない貴重な方です。
安澤さんの朗読の後に歌う私達の歌の練習に、ますます励んでいきたいと思いました。

★今回の演奏会では、「雨ニモマケズ」と「To Live」の2曲、朗読とのコラボ演奏をします。
「To Live」は、谷川俊太郎作「生きる」を英語バージョンにした曲です。
コロナ禍に作られた祈りの曲です。英語で歌う前に「生きる」の詩を朗読していただきます。お楽しみに♪
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7月28日「讃美歌を歌うつどい」アレコレ

2024-07-29 23:33:17 | 演奏会
ソプラノNです。

7月27日(土)の練習は、翌日の本番に向けての最終練習をしました。
その他、組曲の中の曲も練習しました。
土曜練習になってから、翌日が本番というケースが増えたように思います。
さて、本番はどうだったでしょうか?

~~~~~~~~~~~~

7月28日に相生教会で開催された「第35回みんなで讃美歌を歌うつどい」に参加してきました。


団員の中には教会員の方や、ミッションスクールに通われていた方もいらっしゃるので、讃美歌は歌い慣れている人もいますが、讃美歌を歌う事がない団員も多く、普段とは違った経験ができる貴重な機会でした。

礼拝堂に入ると、空気がピーンと張り詰めていて厳かな気持ちになります。

(このステージで歌いました。)

曲目は3曲。
・いつかは知らねど(聖歌-623)
・むらのちいさききょうかい(聖歌-340)
・To Live(谷川俊太郎)

このコンサートは、1987年からスタートした、教会で讃美歌を歌うだけのコンサートということで、本来は讃美歌以外の合唱曲は歌えないのです。

ですが、3曲目の「To Live」は、谷川俊太郎「生きる」の詩を元に英語の歌詞に直した曲で、コロナ禍に元気を出そう、みんなでガンバロウという勇気を与える曲。祈りを表す曲調がまさしく讃美歌のようなのです。
(曲は松下耕)

教会に確認したところOKがでたので今回歌わせていただけることになりました。
こちらは60周年記念コンサートの目玉の一曲でもあり、まだまだ完成度は低かったのですが、思い切ってチャレンジすることになりました。

今回は、前日の直前練習で、3曲ともアカペラで歌うことになり、大丈夫かな?と内心ドキドキでした。

ラストの出番でしたが、何とか歌い切りました。

歌ってみて、11月本番に向けて、どこを注意していったらよいのか、それぞれ感じた点があったと思います。
個人練習、全体練習を重ねる事が如何に大事か、反省点が浮き彫りになったような気がします。

個人的には、教会の照明がボンヤリとした暗めの明るさだったため、目が非常に悪い私は楽譜が見えず、特に小さな文字の楽譜「To Live」に至っては、ほぼ見えていませんでした。暗譜もできていなかったので、あれ?と一部、間違えてしまいました。。反省~~~。
練習量が絶対量足りなかったなぁ。
11月本番までにはちゃんと暗譜して臨まなくては!と心に誓いました。

教会の礼拝堂で歌うのは響きが素晴らしく、空気感も違っていて気持ちが良かったです。
今年も声を掛けてくださった相生教会様には感謝です。
もっともっと練習を重ねて良い物を作り上げていくようにがんばっていきたいと思います。



・・・と、反省をしつつ、終了後は、有志で打ち上げに!
予約時間までにはまだ時間が早かったので、教会のオルガンを使って反省会。「To Live」のどこが上手く歌えなかったのか歌い直してみました。これもまた貴重な体験でした。H先生、ありがとうございました。

そして、日の明るいうちから五稜郭に繰り出して打ち上げ!
生ビールが美味しい季節。楽しく語らいました。
普段言えない事を言わせてもらったり、たくさん笑ってしゃべって楽しいひとときを過ごせました。一緒に歌えて話せる仲間ってホントいいな~。

さて、来週からは60周年に向かって本腰を入れてがんばっていきましょうね♪





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6月2日「春の合唱祭、終了しました!」

2024-06-03 15:22:21 | 演奏会
ソプラノNです。
6月1日が合唱祭前の最終練習日。そして2日が本番。
合唱団の練習日が土曜日になったので、練習日の翌日が演奏会という日程になることが多くなりそうです。

前日練習は、普段の練習時間を延長して3時間、みっちり練習しました。
ほんとはね、前日には最終チェックくらいで終われるのが理想なんですが、今回はコンサートが二つ近かったこともあり(というのは言い訳に過ぎません(^^;))ギリギリで仕上げる形になってしまいました。さて、本番は大丈夫?という一抹の不安を持ちつつ当日を迎えました。

本番前は、元々緊張しやすい私ですが、不安を持っている時は特に緊張します。
そんな中、私達のひとつ前の演奏は、中学生が歌う「YMCA」。
合唱祭では余りない手拍子が客席から聞こえてきました。
舞台裏で一緒に踊って緊張をほぐせました。
孫のように可愛らしい学生さん達に癒やしてもらえて感謝です。

いざ舞台へ!





何とか、ナントカ、なんとか歌いきりました。
11月4日の記念演奏会に向けての第一歩だったと思い、これから練習を重ねていって納得いく舞台が作れるよう努力していきたいです。

オワッター!!
お疲れ様でした~!

終了後は、希望者で茶話会へ。
茶話会だったんだけど、お腹空いちゃって食事した人も数人いました!
歌う前にはほとんど食べれない私なので、もちろんガッツリ食べましたヨ。



なかなか話す機会がないので、こういう会はとても貴重です。
今後の展開についても意見の交流ができました。

反省する点は反省して、また、みんなで力を合わせて次のステージに進みましょうね♪

P.S 当日、突然目眩に襲われて、それでも椅子持参でステージに立ってくださったHさん、
退院後、体調が本調子じゃないのにステージに立ってくださったMさん、Kさん。
ノドの調子が悪くて余り声が出せない。それでもステージに立ってくださったIさん。
大きな舞台は何十年振りと言いながら、堂々と歌い上げた新人Oさん。
お一人お一人の前向きな姿勢に感動!それが団の輪を作りますよネ。
これからも一緒にがんばっていきましょうね!

お疲れ様でした&ありがとうございました♪


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5月19日「四季の杜公園フォレストビューコンサート本番!」

2024-05-25 13:29:10 | 演奏会
ソプラノHです。
初夏を思わせる青天の日曜日。
四季の杜公園・丘の家展望ラウンジで新緑をバックにコンサートが開催されました。



前日(5/18)はリハーサル
当日と同じようにMCも入れ、全曲を通して練習しました。
久し振りのコンサートです。衣装、時間や現地への行き方を確認しました。
(Oさんが下見をしてきて地図を用意してくださいました。ありがとうございました!)

コンサート当日(5/19)
本番前に舞台やピアノチェック、声出し、MCマイクの調整と進むにつれ、だんだんと緊張してきました。
楽屋で着替えて準備し、いざ会場へ!
うわ、お客様がいっぱい!ますます緊張、胸はドキドキ。

いよいよ本番!
MC開始。「あれ?マイク入ってる?入ってるよね?」ヒソヒソと話していたら、入ってなかった!気づいて3曲目紹介からスイッチON!
それまで張り詰めていた会場の空気が和やかな温かさに包まれました。
MC担当Kさん、狙ってました?狙ってないとしてもスゴイ演出♪
私達の緊張もおかげさまでほぐれましたよ!



アンコールを含めて全6曲。楽しく歌い切ることが出来ました。

遠い所まで足をお運びくださったお客様、四季の杜公園のスタッフの皆様、温かい言葉と笑顔、とっても嬉しかったです。ありがとうございました。

創立60周年記念演奏会に向けての第一回目のコンサートは無事に終わりました。
が!休む間もなく6/2には春の合唱祭があります。気持ちも新たに各自練習お願いします。(練習日はあと2回!)

新人歓迎会
コンサート終了後、場所を移動し、17:00から「美々」で新人さん3名を迎えて「新人歓迎会」が行われました。16名参加。毎年、この時期に開催しています。今年も歓迎できる新人さんがいて良かった!



今回はソプラノが幹事。美味しいお料理やお酒をお供に、和気藹々とアッという間の2時間でした。歌った後のビールは最高ですね!幹事さん、お疲れ様でした。
外はまだ明るいし帰るわけにいきません!9名で二次会へ!
合唱談義に花が咲き、みなさん合唱が本当に好きで生き生きしていました。
ひとつひとつのコンサートを気持ちよくクリアーして11月の演奏会に向けて頑張りましょうね!


【ソプラノHの独り言】

ソプラノIさんの車で四季の杜公園へ出発。先月、下見を兼ねて「朗読会」を見に来ていたので大丈夫!とタカをくくっていました。
あれ?なかなか看板がでてきません。携帯のナビを頼りにUターン。看板を発見!あとは山を登るだけ。ホっとして車中で楽しく会話をしていると、ガタン!とすごい音。
え?先月来た時はこんな道なかったよ。心配になってまたまたナビを見ると「名前のない道」。。どうやら駐車場を越えてきちゃったようです。木々の成長が早くて、たったひと月の間にぐんぐん成長していて、目印にしていた建物が隠されてしまっていたのでした。あーあ!
それでも無事に辿りついてホっとしたと同時に本番への緊張が一気に高まりました。
本番は思いがけず声が出なかったり言葉が飛んだり、本番ってやっぱり怖いですね。

でも、演奏会の翌日、知人と会った時に「昨日は良かったよ!」と声を掛けていただき、良かったんだ!とひと安心しました。
観客の方々の感想が励みになります。ありがとうございました。

















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市民合唱祭の舞台裏

2023-10-16 14:21:34 | 演奏会

 秘密のベールに包まれたお客様には目に触れない市民合唱祭の舞台裏をご紹介しましょう。準備から本番そして後始末まで合唱連盟に加入している合唱団のみんなが協力し合って運営に当たっています。チケット・チラシの配布、プログラムの校正そして受付、進行、会場のアナウンス、舞台の平台設営・撤去など係は大忙しです。

 それでは各合唱団が舞台までたどりつく道筋をご案内しましょう。まずステージ衣装に着替えてリハーサル室で軽めの練習をします。進行係(遺愛中高)が各団体10分間隔で入替をおこないます。練習終了後階段を上がり関係者以外通行禁止のスロープを通り楽屋ロビーで待機します。前の団体が舞台へ上がったら下手袖に移動し静かに歌声を聴いて待ちます。いよいよ本番、ステージマネージャーがゴーサインを出したら扉を下手係(中部高校)がしずしずと開けて入場です。アナウンサーが団体名、曲目、指揮者、ピアニストを読み上げます。本日は「函館トロイカ合唱団」が担当です。澄んだ美声が会場に響き渡ります。落ち着いていて聞き取りやすくまるでプロみたいです。

いよいよコールフロイデの登場! 女性が平台1段目、男性が2段目です。2段目の平台が高く高所恐怖症の団員には少々足元が不安です。整列完了後に指揮者が中央に、ピアニストがスタンバイです。1曲目「道化師のソネット」指揮  H先生、アルトとテノールのハミングで始まりピアノの6連符、9連符、「わらってよ きみのーためにー」といつもより女声、男声共にのびのびと力強い声が会場いっぱいに響き練習の成果が出ている感じ。2曲目指揮 I先生に交代「Dona Nobis Pacem」ピアノ伴奏が心に染みわたります。ソプラノ・アルトの歌声の後テノール・バスが加わり美しいハーモニーです。集中して歌ったせいかあっという間に歌い終わりました。お客様の温かい拍手を浴びながら感謝して平台を下り上手係(函館トロイカ)がタイミングよく扉をあけて退出です。舞台裏を通ってお疲れ様になります。以上が演奏会の舞台裏でした。

 演奏会から一週間がたちました。ブログをスクロールすると演奏会の動画がありますのでぜひともクリックしてお聴きください。そしてあなたの感想をお待ちしております。

 演奏会終了後にお茶会と食事会があり曲の反省、高齢者団員は年金問題やかかりつけ医の話などお酒がなくとも大いに盛り上がりました。10月14日(土)は練習場の都合でお休みです。

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